昨日のスポーツ界は、甲子園での前橋育英の初優勝もそうでしたけど、やっぱりイチローの日米4,000本安打が最大のニュースでは無かったかと。何が凄いかって、日本でだって2,000本安打出来るのは限られているのに、USのMLBでそれ以上の安打を打って、しかも倍近い4,000本まで両者で記録することですよね。日本のオリックス時代に9年間で1,278安打ですから、MLBでは13年目で2,722安打を今日打ったことになります。日本時代よりもMLBでの安打が多いことも凄いし、シーズン平均でも200安打を超えているのは凄いとしか言いようが無いですね。
日米での合算のため、USでは批判もあるとのことですけど、それは仕方ないかなとも思います。同じ野球ではあるけれど、試合数も条件も違いますしね。MLBだけで3,000安打越は多分可能だと思うけれど、流石に4,000安打は無理だろうなぁ... 多分、イチローが引退した時には、仮にピートローズの通算4,256安打を超えていたとしても「参考記録」になるんじゃないだろうか。ただし、その合算記録も含めて、例えば10年連続200安打以上とか、年間最多安打とか、間違いなくMLBの中で達成した新記録も沢山有るから、直ぐに殿堂入りは決まりそうな気がします。
イチローが凄いのは、今年40歳になるというのに、以前と変わらない体力と技術を持っていることですよね。しかも、記憶する限りでは故障や怪我で長期離脱する事も無かったし。どんなスポーツの選手でも、必ず怪我をするし、トッププレーヤーと言う人達は限界ぎりぎりで勝負するから、どうしても怪我のリスクが高くなりますが、それが無いというのが凄い。同じメジャープレーヤーの松井秀喜氏も才能ではイチロー選手と遜色なかったと思うけれど、怪我で離脱してから調子を落としていったわけだし。良く試合前から時間を掛けて入念に準備するイチロー選手の様子が記事とかテレビでも取り上げられるけれど、そのこと自体並大抵の努力じゃ出来ないと思いますしね。
なんだかんだ言っても、イチロー選手が凄いのはMLBという過酷な環境の中で13年間(多分来年も)レギュラークラスとして活躍している「継続性」なんだと思います。過去にも色々な選手がMLBに挑戦して、活躍した選手も多いけれど、10年以上それが続いた選手って、多分イチロー選手だけですよね。某予備校の昔のスローガンじゃ無いけれど「継続は力」だなぁ(笑)。今シーズンの残り試合でも活躍を続けてくれると思いますが、まずは来シーズンも是非レギュラーで活躍して欲しいですよね。来年こそは、ピンストライプのイチローの試合を見に行きたいな...
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