2013年8月21日

Vanilla Air

AirAsiaと提携解消したAirAsia Japanの新社名決定。「Vanilla Air (バニラエア)」だそうですけど、うーん... 社長曰く、

「『バニラ』は身近にありながら、常に高い品質が保たれている。それは作り手が手間を惜しまずに丁寧に栽培しているから。また、世界中の人から愛されている。例えば『アイスクリーム』といえばバニラを想像するくらい、多くの人に親しまれている」

とのことだけど、まぁ確かにアイスクリームの代名詞的名称では有るけれど、英語の"Vanilla"って、「つまらないもの」「面白みの無いもの」「初期のもの」「開発途上のもの」みたいな意味もあるんですよね。「バニラアイス」と聞けば、そりゃぁ白いバニラ風味のアイスを思い浮かべるけれど、例えば「バニラOS」と言えば、まだ開発段階のOSで、テスト版みたいな意味になりますし。また、バニラ味は確かに多くの人が好きな風味何だろうけど、だから故に「それだけのもの」みたいな意味で使われる事も。「バニラエア」と聞いて、日本人の多くは「慣れ親しんだバニラ味のLCC」と思ってくれるだろうけれど、欧米の人は「何だ、危ないLCCか」なんて思うんじゃ無いだろうか。

で、気になる路線開拓は、成田を基点に国内外のリゾートを結ぶとのことで、そうすると北海道と沖縄かな、国内は。海外だと、韓国、グアム、台湾くらいだろうか。ただ、国内路線しても海外路線にしても、片道2時間位かかるから、最初は機体のやり繰りが大変そう。いずれにしても、LCCの台頭で国内の航空路線が活発になれば、それに対して既存の大手航空会社もサービス向上で差別化をするでしょう。そっちの方を、個人的には期待したいところです。

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