2018年12月21日

Windows Sandbox

次期Windows10のInsider Previewの「Build 18305(19H1)」で、新しい機能の「Windows Sandbox」が提供されているという記事。本来なら同等環境の「テストマシン」を準備して、そこで挙動・動作確認等をするんですが、手間とコストを考えると、1つのシステム上で操作出来るのが便利。そう言う意味で、仮想マシンを起動して利用するのが、これまでの方法だったわけですが、例えば一寸したプログラムの確認をするために、わざわざ仮想マシンを仕立てるのも面倒。その点、このSandbox(砂場=隔離された環境)であれば、元々のシステムのリソースを利用しつつ、そのプログラムが暴走しても本体のシステムは安全であるから、効率的にもコスト的にも有利。

不明なのが、このSnadboxで動作するプログラムは、Windows10用のものだけなのか、32bitアプリも含めて、Windows7/XP等、過去のOS用ソフトも機能するかの、それによって利便性と有用性が大きく変わってきそう。私自身も、最近Windows7を捨てて(笑)Windows10に自宅環境を更新しましたが、実は昔のPCで使っていたソフトで、すでにWindows7とかでも上手く動かなくなったソフトって幾つかあるんですよね。そう言うものをうまく活用したいのだけれど。

あくまで個人的願望だけれど、Windows10の仮想マシンやSandboxをサポートするときに、その中で過去の既にサポートが終了したOSを使う場合には、パブリックライセンスで使えるようにしてくれないだろうか。Microsoftのライセンスには「Downgrade Rights」があって、例えばWindows10のライセンスがあれば、其れ以前のOS(今のところ制限はあり)にダウングレードして利用出来るんですが、それと同様の事を認めて欲しい。とは言っても、仮想マシンやSandboxだと、それを動かす親OSが動いているわけで、その上で親OSのライセンスを使うのは二重利用になりますが、開くまで親OS上で利用出来るだけで、その仮想マシンが他のマシンに移動するわけじゃ無いから、そこは「1台のPCにインストールされたOS」の拡張と言うような判断をして欲しいなぁ。現在も販売中、利用可能なOSだと問題があるだろうから、素で手にサポートも終わったようなWindows95/98/XPあたりで。まぁ、Microsoftとしても、旧世代のOSユーザーをいかに最新OSに持ち上げるか、色々苦労しているんだとは思うけれど、そこは大企業なんだから少しは譲歩してほしい(笑)。

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