羽田国際線ターミナル南側の駐機場に沖止めされている今回の機材B787ですが、定刻から5分位過ぎてからプッシュパックが始まり、反時計回りに90度ほど向きを変えてA滑走路側を向くと、暫く出力調整をしてから移動開始。最初は右折してA滑走路に沿って南に移動すると、途中で左折してA滑走路を横切り、そのままC滑走路手前まで来ると今度は右折してD滑走路に向かいます。
午前中の西・南方面はこのRW05から出発するので、前にも4機ほど待機しており、個々でまた暫く待たされます。C滑走路のRW34Rの進入路がD滑走路上空を横切るので、搭乗機が滑走路に入ってからも、2機ほど着陸機をやり過ごしてから、やっと離陸開始です。タクシングや離陸待ちに結構時間が掛かったので、離陸したのは日本時間で12:00一寸前位。シンガポールの時差は-1時間で、フライト時間は6時間少々なので、定刻よりは少し早めの現地時刻17:00頃には到着出来そうです。
水平飛行に入り、暫くして食事の配布。ラウンジでは、午前中でもあったので、軽くワインを2敗ほど飲んだだけでしたが、食事も洋食の魚をリクエストしたので、機内でも白ワインを続けることに。アミューズでいつも添えられているチーズスティックが相も変わらずぼそぼそした食感で美味しくなく、ハーブオイルが辛かったりとどうも相性が悪い。ここにチキンのパテが有って、それはそこそこ美味しかったんですが、洋食のアペタイザーにもポークパテが結構な量添えられていて、被るのはどうかなぁ...
メインは「銀鱈と海老のスチーム、ココナッツカレーソース」でしたが、ココナッツカレーが駄目で、カレーソースが掛かっていない部分塩胡椒で頂くだけにしました。その後デザートは食べないのでお断りして、最近のフライトでは珍しくジャックダニエルのロックを頼んで飲んだから、これがかなり効いて、結構酔っ払い状態で後は寝て過ごして到着を待ちます。
シンガポールのチャンギ国際空港には、17:00前位には近づいたんですが、多分順番待ちなんでしょう、暫くマレーシア方面に向かってからまた戻る感じで、RW20Rに着陸したのは17:00少し過ぎてから。T3側の誘導路を北向きに戻り、T1の裏側を通ってT2側に移動。ここからさらに進んでE20にゲートインしたのは17:15頃。こちらがらにRW20Cがあり、その先では滑走路の増設工事をしていますが、ますますチャンギは発展しそう。それに引き換え... (自粛)
機体を降りて入国審査場に向かいましたが、夕方の到着なので結構長い待ち行列が。私が並んで列は「All Passengers」のレーンですが、隣には「ASEAN Nations」とうレーンがありました。"ASEAN"だからあの「東南アジア諸国連合」だろうから、日本は例外かなと思ったんですが、その後同じ飛行機から降りてきた乗客が日本人も含めてわらわらと並びだして、結局そのまま入国審査も問題無く通してくれたので、列も短かったそちらに並べば良かったと後から後悔しました。
私の並んだレーンは女性の係員だったんですが、これが丁寧なのか何なのか凄く時間が掛かる。結局待ち行列に並んだときには前に15人位いて、自分の番が来て通過するまで20分以上掛かりました。ここからタクシーで宿泊先のConradまで移動することに。夕方だから混雑するかと思ったんですが、市街地では無く海側からアクセスすればそんなでは無いだろうと予想して乗車したら、その通りで、スイスイと進み、空港から15分も掛からずに到着。料金も、SD$25位でした。で、タクシーの窓にクレジットカードOKのシールが添付されていて、その中にMasterCardとAmexのContactlessのマークもあったので、下車するときにiPhone8を取りだして、Apple PayのMasterCardで払ってみました。
運転手の横によく宅配業者さんが持っているようなハンディーターミナル見たいものがあり、そこで料金を精算すると、支払方法(カードとかQRコードとか)の選択画面が出ます。ドライバーが「これか?」とAlipayを指すので「No!」と言いながらマスターカードのアイコンをタップすると、MasterCardの画面になり、ここにiPhone8をApple Payモードにして選択をタッチすると、少しのタイムラグの後"Approved"の表示が出て支払完了。Apple Payは、USでも利用したけれど、やはりいちいち現金のやり取りが無い分楽ですし便利です。これでApple Payが使えることは分かったので、翌日市内を回るときには、今度はAmexのContactlessを試してみようと思いました。(続く...)
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