2018年12月13日

今年の漢字「災」

これも毎年年末恒例の、「今年の漢字」が発表されて、今年は「災」というなんとも困るような感じが選ばれました。ただ、先日の「ユーキャン新語・流行語大賞」とは事なり、こちらは財団法人の日本漢字能力検定協会がやっているだけあって、良くも悪くも投票結果により一位となった感じが選択されていて、実際今年は193,214票のうち、20,858票と1割以上を集めて、二位の「平」の16,117票を4,000票以上引き離しての結果だから、これは仕方ない。

過去の「今年の漢字」一覧を見てみると、今回の「災」は2004年に続いて二回目なんですね。知らなかった(笑)。で、過去一覧を見ていると、ポジティブな漢字よりも、「震」「倒」「毒」「末」「火」「偽」等、結構否定的なネガティブな印象を与える漢字も多いんですよねぇ。方や、オリンピックが開催された年は、3回目「金」が選ばれているの分かりやすい。個人的には、今年は「暑」かなと思っていましたが、これも2010年に選ばれている。2010年の暑さがどれくらいかと余り記憶に無いけれど、でも今年の方が暑かったよなぁ...しかも、先日も12月とは思えない気候だったけれど、10月、11月になっても「夏日」になる事も有ったし。

印象の強さというのは、ポジティブな事よりもネガティブなことの方が記憶に残りやすいと言う話を聞いたことがありますが、そう言う意味では、確かに今年は色々な自然災害が多く発生して、その記憶で一年が埋められた感じ。ただ、色々なことがあり過ぎて、なかなか一つの言葉、一つの漢字出表すのも難しい一年だったことも事実。逆に一つの漢字に収斂させてしまうことで、その一年の色々なことが矮小化されてしまうような気もするし。

ここ最近の状況だと、中国の「中」という字が一番大きく世の中を騒がせていた気がする。狙ったわけじゃ無いだろうけど、靖国神社で放火騒ぎを起こした迷惑な人間もいたし。この放火騒動を自撮りしていてテレビなどでもその映像が使われていたけれど、そこにクレジットで「保釣行動委員会」で入っていて「えっ?」と思ったら案の定。尖閣諸島に関わる団体が南京事件に対して抗議すると言うのも変な感じなんだけれど、まぁ売名行為みたいなもんなんでしょうね。どう言う関係・資格で日本に居るのか分からないけれど、ここは厳しく国外退去なりの処分をしないと、また味を占めてやりそうだなぁ。入国管理法が改正されたから、今後はもっと厳しい処置が執られる、過去に問題有りの人間の入国が制限されるようになるはずだけれど、言いたいことがあるなら「抗」の字でも書いて抗議すればいいのに(マテ)。最も、同じ漢字を使う国同士ではあるけれど、向こうは簡略体だし、漢字の意味も違う場合も有るしなぁ。

来年は「平」「和」とか、「安」「心」とか、「健」「康」とか、「成」「長」とか、ポジティブな言葉が多く選ばれると良いなぁ。

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