2018年12月16日

政権の前に反省と謝罪

今問題になっている沖縄の辺野古基地拡張問題もそうだけれど、結構この人達が残した負の遺産が今も尚問題を残し続けているわけで、先ずはその反省と謝罪だろうと、小一時間。「最低でも県外」発言が、今の基地移転問題ねじれの最大原因だし、未だ続く福島の風評被害もそうだし、さらには消費税増税もそう。大体、「政権を取る」と言いながらも、国会では提案能力は無いし、相手の邪魔をすることだけで、嘘でも良いから旧民主党の時みたく「ガソリン税撤廃」とか「消えた年金問題解決」とか、出来もしないことやりもしないことを言って見ないだけでもまだましという意見もあるけれど、それすら出来ないという見方もあるしなぁ...

大体、旧民主党が政権をとった時だって、それなりに議員数で拮抗できるくらいの所まで議席を占めていたわけだし、だからこそ選挙でひっくり返すことも出来たのに、今のように支持率一桁と言うような状態では、議席を増やすことは出来てもひっくり返すこと何て無理。先ずは、前回の政権与党時代の事を、何が良くて何が悪かったのかちゃんと説明して謝罪することからするべきなのに、もう7年とか過ぎても何も無く、逆に「政党名も変わり、自分達はあの頃の自分達では無い」という。そのくせ、首相とか麻生大臣に関しては、その祖父がどうとか昔のことを言って攻撃しているわけですが。

安倍政権にだって、色々な問題はある。失敗もしている。約束したことでやっていないこと、出来ない事も多々ある。のに、そこを責めるのでは無く、未だに「モリカケ」とか、挙げ句の果てには「放棄する」と早くも休暇宣言している。本当に「役立たず」という印象しか受けない。そのくせ自分達は、仕事しているぜ、正義のために戦っているぜ、見たいな「無能な働き者」を自ら誇示しているので救いが無いような。

よく言われていることだけれど、問題も多々ある与党が安泰なのは、やはりそれを脅かす存在が無いからで、そう言う緊張感の無さが日本を不幸にしていると言って良いのでは。何でもかんでも反対しか言わないのは、凄く簡単ではあるんですよね。でも、反対なら反対の、部分反対・賛成なら、その論点をちゃんと示せば、少なくとも国民は馬鹿じゃ無いからその能力を理解するし、その中出納得出来るものがあれば支持も増えるはず。僅か3年一寸で今の与党が政権を取り戻せたのも、旧民主党が余りに酷かったこともあるけれど、自民党は自民党で、野党時代でもちゃんとそれなりに政策に関して提言していたし、余りに稚拙な当時の民主党と比較して、やはり経験値の差は違うと認識させたから、あれだけの大差で政権交代となったことを、もっと真摯に受け止めて反省しないと。まあ、変な人が出てこないように今の状態が続く方が、日本にとっては「否定的肯定」みたいな感じで一番良いのかもしれない。

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