2018年12月18日

また、完敗

シーズン締めくくりの大一番の試合。一年間、この日のために準備してきた、日本中の社会人フットボーラーの頂点を勝ち取る試合何だけれど、今年も消化不良のまま終了。相手チームが100%のパフォーマンスを発揮したとしたら、こちらはある時は100%近いけれど、50%位の時も多くて、平均70%位に終始したという感じ。勿論、選手、コーチ、スタッフ、みんな勝つために一生懸命なのは当然ですが、なんでいつもうちのチームはここ一番の勝負になると悪い方に傾くのだろうか。

必要な時に必要な力を必要以上に発揮できるのが「強いチーム」の証しだろうし、それは組織やチームビルディングでも同じ。その構成要素によって、何を補強するか、逆に何を犠牲にするかも異なるだろうけど、結果的には「完遂する」という強い気持ちだろうか。

一番手っ取り早いのは、「優秀な人材を集める」事なんだろうけど、それだって限界があるし、良くある話で、一人一人は良くてもその集合体がその総和になるとは限らない。一種のジグソーパズルみたいなもので、綺麗なピースだけ集めても駄目で、ちゃんと互いに凸凹が補えるような形のピース=人材を集めないと、全体としてまとまらない。来年はどう言うチーム作りをするのか分からないけれど、毎回前年の反省から足りない部分を補強する形で新人をリクルートして新しいチーム作りをするわけですが、個人的には馴染みの選手も多いので今のチームから余り変わって欲しくない半面、それなりに新しい血を入れないとなかなか新陳代謝も進まない。ジレンマを感じるところですね。

それでも、頂点を決めるこの場所まで何とか勝ち上がってきたチームメンバーは、誇りを持って良いと思うし、この悔しさは来シーズンに向けての糧にして欲しいですよね。来年から新しいトーナメント形式が始まるわけで、試合の厳しさは今年以上。今はゆっくり今年の疲れを落として、また新しいシーズンに臨んで欲しいですよね。ファンも、それを願っているはずだし。

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