2018年12月11日

羽田空港、一億人時代

羽田空港の2018年上半期の利用者数が、約4,400万人余だったという記事。下半期も同じくらいとすると、通期では9,000万人を超えるかもしれないわけで、となると東京2020位には通期で一億人突破するんじゃないだろうか。成田空港の年間利用者数がやっと4,000万人を超えたところですから、羽田空港は成田の倍以上なのか... まあ、滑走路も成田は2本だけれど、羽田は4本有るし(マテ)。

国内線の、しかも日本のハブ空港で基本的に地方からの路線が殆ど全て羽田に集まってきていることが最大の理由何だろうけど、そんなに利用者数が多いとは思いませんでした。まぁ、年間で6,000万人とか7,000万人くらいかなぁと。既に羽田空港は飽和状態に近いので、そう簡単には1億人の大台には乗らないかもしれないけれど、東京2020に向けて離発着数が増えていくし、後は機材の大型化ですか。

都心に年間で一億人が出入りする場所があるという事は、そこから一番近いターミナル駅である品川駅の重要性は益々増しそうですね。JR東海がリニア新幹線の起点を品川駅にしたのは、東京駅がもう過密状態で増設出来ないという理由もあったんでしょうけど、やはり空港との接続性とか、そう言う考えもあったんだろうなぁ。それはそれで先見の明はあったと思う。後は、成田との接続性をどう実現していくかでしょう。個人的には、幻となった「成田リニア線」をいつか実現して欲しいけれど、その頃には成田空港自体が廃校になっているかもしれない。

で、羽田空港に年間一億人の人が往来しても、日本の総人口はどんどん減っていって、一億人を切るのもそう遠くない未来のことと言われている。その時には、一気に羽田空港も縮小していくのだろうか。逆に、往来の人数が増えていけば、人口の減少にも良い影響を与えることが出来るようになるんだろうか。個人的には、寂れていくよりは賑わいが戻る方が良いわけで、そう言う方向に行くのであれば、羽田にしても成田にしても、スピードをあげて拡張して欲しいところですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿