2018年12月11日

プチトラブル

時々あるんですが、今朝も母親から自分のスマホが動かなくなった、何とかしろと朝からの命令。少し前に「らくらくスマホ」に更新して、孫夫婦のところに生まれたひ孫の様子をLINEで見るのが楽しみの一つなんですが、そのスマホが動かないと。で、様子を見ると、「電気が入らない(注:原文のまま-笑)」との事。どうも、ローバッテリー状態で放電しているみたい。「充電しなきゃ」と言うと「ちゃんと、そのスタンドに置いている」と、充電器を兼ねたスマホスタンドに置いていると言います。でも、そのスタンドの向きが変。ACアダプターから出ているコードが、手前に見えている。これ、前後がぎゃくじゃないのかと思い、180度反転させてスマホを挿入すると、充電開始のLEDがスマホ画面の左上に表示されます。理由は不明だけれど、いつの間にかスマホの充電スタンドの向きが180度変わっていて、本人は充電しているつもりで毎日スマホを置いていたけれど、実際は充電されずに放電してしまった様子。

本人は「だってちゃんと入るじゃ無い」とブツブツ文句を言っていて、確かに違和感はあるけれど、それなりの形でスマホは反対向きのスタンドにも挿入状態になり、でも知っていれば画面左上の充電中アイコンが点灯しないことを不思議に思うかも。でも、殆どのユーザー、特に母親のように80歳を過ぎてデジタルデバイスに慣れていないようなユーザーには分からないだろうなぁ。充電スタンドにも「らくらく充電スタンド」みたいなバージョンを付くって、スマホがちゃんと挿入されて充電可能になったら、スタンドに大きく表示するようなLEDなりを付けて欲しいですよね。本当ならば、メモリーカード等の様に、向きが反対だと挿入出来ないような仕様になって欲しいけれど、それはスマホのようなデバイスだとデザインは難しいだろうなぁ。

物理的な接続では無く、Qi方式のような場合なら今回の様なトラブルは避けられるだろうか。実際iPhone8でQi充電器を使っているけれど、これはこれで位置決めとか向きとか一寸慣れないと大変なんですよね。確か小さめのトレーくらいの上に、任意の位置に置けば充電してくれるようなものもあったと思うけれど、結構位置決めをするというのは、ユーザーにとっては難しい作業なのかもしれない。ガイド等が有って、しっかり位置決めできないと、制作者の意図した方法とは違う使用方法で使われる事はかなり高い確率で発生しそう。まぁ、高齢者だけで無く、子供も意外を超えた使い方をするし、標準的なユーザーと思われる層だって「えっ?!」という事は、何かトラブルが発生してから分かることもしばしば。まぁ、結局は常識にはとらわれず、何があっても困らない使い方が出来るようにしないといけないのですが、それが一番難しい。

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