2011年11月10日

NECレノボのシェア

MM創建から発表された、2011年上半期の国内PC出荷台数。トップが「NECレノボ」と書かれていて一瞬「えっ?」と思ったけれど、考えてみたらNECとレノボ合併後初の市場調査何ですよね、これ。これまで、NECと富士通が拮抗していたのが、レノボが入った分その差が今回はぐっと大きくなったけれど、過去の例を見ていると、だいたいNECと富士通は同じくらいなんですよね。仮にNEC部分だけのシェアを富士通の17.7%に対して18%とすると、レノボ部分のシェアは8.6%。昨年下期のデータを見ると、レノボは6.1%でしたから、この伸びは結構凄いかも。と言うか、これまで富士通とNECは殆ど差が無く、伸び率で言えば今回は富士通が逆転するかと言うくらいの勢いがありましたから、もしかするとレノボ部分だけでSONYは勿論、DELLを超えているくらいの伸びがあってこの数字に貢献しているのかも。

今回のシェアを見ていて思ったのは、東芝の頑張り。他者が、デスクトップも含めての数字なのに対して東芝はDynabookのモバイルだけですからね。ノートブックPCだけのシェアだと、ダントツのトップなんでしょうね。ただ、毎週金曜日に新幹線通勤をしていて、車内でモバイルパソコンを使っている人を見ても、昔ほどDynabookユーザーには遭遇しないんですよね。やっぱり多いのは、Let'snote。そして、ThinkPadにDELLかな。VAIOも昔ほどは見かけなくなった感じ。Appleは結構多いですよね。でも、MacBook/Airが登場して一時ブームになった頃に比べると減ったかなという印象。日本の場合、社内で使うデスクトップPCの置き換えで「省スペースデスクトップとしての固定式ノートブック」みたいな使い方が結構多いので、14インチ、15インチモデルが主流なんだろうか。

内容的には多少の数値の増減はあるだろうけど、それ程変化のない国内PCシェアだけど、トップの「NECレノボ」というタイトルが何か新鮮というか、ちょっとした驚きの印象を感じます。時代なのかなぁ...

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