2011年11月23日

ターゲティングメディシン

地元の浜松医科大学の成果、がん細胞を狙い撃ちする抗がん剤開発の記事。ガンが生成する血管に現れる特徴に対応したペプチドと治療薬を組み合わせることで、他へゲットになる部位に集中的に治療薬を投与することが出来るので、治療薬の分量を削減してかつ効果倍増になるから副作用も無くなるという話。

浜松医科大学の杉原准教授、「分子標的治療薬」なんていう分野があるんですね。分子レベルで目標の部位や患部を特定して、そこを集中的に狙う今回のような技術を考える分野なんだろうけど、やっぱり科学の進歩は凄いですよね。

将来的には、今回の技術で治療薬ではなくターゲットの部位に反応するようなマーカーのようなものを結合させて、患部の早期発見になるような技術にも繋がるんだろうか。例えば、毎年の健康診断の一週間くらい前にいろいろな種類のターゲットセンサーとマーカーを組み合わせた薬を飲んでおいて、健康診断の当日にレントゲンを撮ったり何かのスキャンをすると、全身の発症具合がわかるとか。地元の医科大学と言うこともあるけれど、こういう技術をますます開発して欲しいですよね。

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