2011年11月23日

カジノの魅力

カジノで100億円以上ものお金をすってしまった大王製紙元会長。自分の持ち金からする分には、まあ問題無いんだろうけど、会社に出させていたのはねぇ。よく同族会社とか同族経営の問題が出てくるけれど、ここまで酷い話はあまり聞いた記憶がありません。で、この事件に関連して「カジノとはなんぞや」みたいなラスベガスやマカオのカジノ紹介みたいな記事も見られるけれど、一方で「日本にもカジノ合法化を」という少し前まで聞こえていた話が影を潜めてしまったのは、やはりこの大王製紙事件が響いているのか。

カジノ、あるいはギャンブルという一攫千金のチャンスのある事業は、観光資源として魅力的だとは思うけれど、日本ではどうなんだろうか。例えばラスベガスなんかは、確かにカジノの街ではあるけれど、一方でコンベンションとかショーとか、集客力を利用したイベント誘致開催も結構多く行われていて、以前聞いた話では、ラスベガスの収入のうちカジノ収入よりは、そういうコンベンション開催の収入の方が多いらしい。だから、例えば横浜のパシフィコの近くにカジノ区画を作れば、羽田から直接水上バスで乗り付けて、カジノやコンベンション、さらにはみなとみらいでの買い物に食事とかなり魅力的な地域になるかも。丁度、シンガポールのマリーナベイサンズみたいな地域になるかも。

昔は、某国会議員もラスベガスですって問題になったけれど、カジノの魅力に浸っているうちは良いけれど、カジノの魔力に嵌らないようにしないとね。

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