2011年11月14日

エネルギー移動

最近、色々なタイプのものをよく見るようになったなと感じる外部電源。これは、乾電池を利用してスマートフォンに充電するもので、バッテリー駆動時間に対して不満がまだ残るスマートフォンス用に一台あると便利そう。以前US旅行中に向こうのApple Storeに入り、ぶらぶら陳列されている製品とか見ていたら、iPhone/iPodのカバーケースみたいな外付けバッテリーパックを見つけました。もしかしたら、既に日本にもあるようなオプションなのかもしれないけれど、個人的には見たこと無かったので思わず買ってしまいそうに。少し厚みのあるカバーケースみたいな形状で、iPhone/iPodがすっぽり収まりますが、厚みと横幅と縦方向にも少し大きくなります。結局、居間でも使っているネックストラップのケースに入らなくなるので購入は諦めたんですが、駆動時間が倍増するというのはちょっと魅力的でしたね。

パソコンなどの場合、外付けバッテリータイプの場合は内部セルの数を増やした、バッテリーパックなどをオプションにしている場合が多くあるし、場合によってはセカンドバッテリーを付けることも出来るタイプも。また、DCコネクターに直結できるような汎用外部バッテリーパックなんてのもありますね。バッテリーパックではないけれど、EV/HV車を万が一の場合に自宅の非常電源に利用出来る仕組みなんて言うのも震災以降急激に増えています。暫く前だと、エネルギーではあるけれど、「燃料エネルギー」を備蓄していたわけですよね。灯油とか石油等を、万が一の場合に発電機に流用したり、あるいは直接火を付けて暖を取ったりと。それが今では「電気エネルギー」を直接融通するような仕組みが出来つつあるわけで、こんなところにちょっとした時代の流れを感じます。

燃料エネルギーに比べて電気エネルギーは「貯める事」が出来ないのが難点。リチウムバッテリーとか性能が高くなったものもあるけれど、コストも高いしまだまだ十分に蓄電出来るまでには至っていないし。いつかは科学技術が解決するのだろうと思うけれど、何か画期的なテクノロジーが登場して来ないと、電気エネルギーの問題は解決できないのが悩ましいですね。

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