2018年3月26日

縦読み横読み

いつも鋭い話題と調査結果を公開している、以下略ちゃんの記事から、昨日行われた北見市市議選挙について。投票日当日にはいかなる選挙行為も禁止されているのに、あたかも投票に行くことを呼びかけるようにして、実は縦読みに候補者の名前を忍ばせて複数回ツイートやリツイートをして拡散していたというもの。

最後にも書かれているけれど、これが問題なしとなれば、次の選挙から乱用されることは確実でしょうね。特に、文字数が、平仮名で5文字とか6文字とか位の少ない人に取っては、一画面の中に自分の名前を偲ばせることは案外たやすいだろうし、そうで無くても名字だけで判別可能な候補者なんかでも良いだろうし。確か投票日当日の、まだ投票時間中のニュース等でも、「今日は○○の投票日です」とか「何時までの投票率はxx%です」くらいは言うし、「立候補者xx人の動静が分かるのは、開票後深夜に予想です」くらいまでじゃ無いだろうか。少なくとも、「立候補者何人」までは言うけれど、その内訳が「○○党、××党、無所属」など所属政党すらも言わない買ったように記憶しています。つまり、婉曲な表現であっても、候補者が特定されるような情報は当日には出すべきでは無いわけで、となるとこの「縦読み」にしても十分怪しい気がする。「いゃ、気が付かないだろう」という人も居るかもしれないけれど、多分そこに気が付く・気が付かないの問題では無く、そこに隠された文字列を無意識に刷り込まれることが問題なんじゃ無いかと。一種の誘導行為になるわけですから。

これ、既に選挙違反行為として通報されているようだけれど、最終的にどうなるんだろうか。まぁ、ある意味時代の流れの中で売れてきたアイデアではあるけれど、結構深刻な問題だと思う。

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