2018年3月27日

ひねくれた批判者

相も変わらず無意味な時間の浪費が続く国会での森友学園問題の審議。野党の目的はこの問題の解決では無く、兎に角「与党を責めているんだ、追い詰めているんだ」という姿をテレビで流して欲しいだけなので、彼ら自身にこの議論を終わらせようという意図が無い以上、仮に誰が国会に登場してどう言う回答をしようと「納得出来ない」「××を呼べ」で振り出しに戻るだけ。ヨーロッパではロシアとの関係が微妙になり、アメリカとは貿易問題で頑張らないといけず、さらには今朝のニュースでは北朝鮮の金主席らしき人物がお召し列車で中国に入ったというような報道もあり、世界はどんどんより厳しい状況に進みつつあるのに、何故か日本は平和ぼけした追求ばかり。国会答弁で、太田理財局長がカなりオブラート(いゃ、生春巻き位厚いか?)に包んだ言い方をして居たけれど、まさに野党やマスコミが、針小棒大、好きなように切り貼りして真意をねじ曲げて自分達の好きなように解釈・報道するから、そういう恐れがある部分を削除したと言っていたわけで、本来批判されるべきはそういう不誠実な報道解釈をする人達のはずなんだけれど。

今回のそもそもの発端は、安倍昭恵夫人のある意味奔放な活動にも原因があると言われていて、それはそれで一理あると思う半面、首相夫人というそれなりに知名度と影響力もありそうな人が、それこそ反対派のキャンプにも行くし、呼ばれれば講演会もして意見も聞くし、ある意味安倍政権に賛成だろうが反対だろうか、自分達の声を届けるオールマイティーのカードみたいな存在。悪い意図で利用すれば、今回の様な事も起こりうるけれど、逆に上手く話を進めれば、自分達のアイデアとか要望を実現出来る可能性も広がるはず。そういう前向きな関係を作れば良いのに、何故かそんなことを考えずに、単に相手の弱点として攻撃するだけでは、まぁ世間の同意も集まらないだろうなぁ。

所謂「ファーストレディー」としてこれだけ注目を集めた人って殆ど記憶に無いのですが、唯一昭恵夫人に対抗できるのは、鳩山元総理の幸夫人位じゃ無いだろうか。あの頃は、やたら派手な行動が毎日のようにメディアで取り上げられていたけれど、今仮に昭恵夫人がああいうことをやったら猛烈な批判にさらされるでしょうね。贅沢だとか庶民の苦しみを理解していないとか。あの時と比べると、少なくとも誰彼区別無くその中に入っていこうとする昭恵夫人の行動は認められるべきだと思うんですけどね。まぁ、その相手とか対応はもう少し慎重になるべきだと思うけれど。

今日予定されている佐川善理財局長の発言対応で、また嵐が来るのかどうなるのか分からないけれど、仮に彼が「官邸は関係無い、私の一存で進めた」とか証言したとしても、結局野党は明日には「謎は深まった、昭恵夫人の喚問が必要」という言うだけというのは目に見えている。もう一年以上も国会の時間を浪費している野党には、その間の経費を請求したいくらい。どれだけの国益が浪費されたのか。ただ、闇雲に自分達が正しいから相手が間違っている、と言う論拠だけでは、質疑どころかどんな会話も議論も進まない。それなのに一年以上も同じ話題を繰り返していることは、それだけ自分達の追求能力が無いことの表れだと、もう認めて欲しいですよね。

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