2018年3月27日

ぶっちゃけ議員

いゃぁ、ここまで迂闊というかぶっちゃける議員って初めてかも。ネットテレビ(AbemaTV)の番組ではあるけれど、民進党の小西議員が、

  • 民主主義に対案は無い
  • 民主主義の敵である安倍政権を少しでも早く倒すのが目標
  • 政権を取ろうと考えている野党議員はそんなにいない
等の暴言を並べるという体たらく。
  • 民主主義に対案は無い
    これは、野党が与党を批判するといつも「批判では無く対案を出せ」と反撃されるから、それに対しての意見だろうか。でも、これを言ったら、反論や提案をするなと言うことになってしまう。民主主義だからこそ、色々な意見を出して話し合いをして妥協点を見つけることが出来るのでは。これが許されるのであれば、その民主主義の現在の代表である与党に対して、野党は一切反対するなと言う事を自ら認めたことになるような。
  • 民主主義の敵である安倍政権を少しでも早く倒すのが目標
    つまり、あれだけ散々言っている疑惑とかの解明では無く、単に安倍政権を倒したいだけと言う事は、政治活動では無く反社会的な活動をして居る、と言う事にも取られかねない。大体、何故選挙で選択された安倍内閣が民主主義の敵なのか。となれば、同じシステムで選択された野党議員も「敵」という事になるのだけれど。この人の発言って、何か薬でも飲んでいるかのように終始支離滅裂なことが多いけれど、これもその理由だろうか。いずれにしても、野党の今の活動が「倒閣運動」で有り、国民のための議員活動では無い事を白状したような物。それって、さらに過激になれば、クーデターと言われる行為では。
  • 政権を取ろうと考えている野党議員はそんなにいない
    まぁ、これが本音でしょうね。あるいは、一度政権与党に所属して、実はその仕事の大変さから、野党にいて好き勝って言っている方が楽だという事を実感しているのかも。だから、与党を批判して野党らしい振る舞いをして、それをいかにメディアに載せるかで、次の選挙でも勝ち残ることが最大かつ唯一のテーマなのかも。この人、2016年の参議院選挙に当選しているから、まだ4年も任期が残っているけど、こう言ういい加減なことをまだ四年も続けられるのかと思うと、頭が痛い。
「まぁ、民進党だから」と言ってしまえばお終いだけれど、もう一寸議員としての矜持というか使命感というか、嘘でもそういうものを見せるくらいの考えというのは無いのだろうか。参議院議員だから、当選すれば6年間の議員生活は保障されるわけで、その間は好き勝ってで着るという考えなんでしょうね。と言うか、日本の議員でありながら、自分の好まないことが起これば「亡命する」と言ってしまうメンタリティの無責任さが、この人の全てを表していると思う。

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