先日の事、いつも使っているテレビのリモコンを手に取り、テレビの電源を入れようとしたら入りません。「あれ?」と思い、BDレコーダーのリモコンでテレビの電源を入れてみると、こちらはちゃんと入ります。「あぁ、電池切れだな」と判断して、新しい単四電池と入れ替えてみますが、それでもテレビのリモコンに反応しません。電源ボタンだけで無く、それ以外のチャンネル切替とかボリュームのボタンにも反応しないので、完全に死んでいる様子。今の液晶テレビを購入して、もう10年以上過ぎているから、寿命といえば寿命だけれど、それにしても一寸解せません。いずれにしても、電池を入れ替えても駄目なら本体の物理的故障という事なので、Amazonでリモコンを探してみようかと思いつつ、入れ替えたシンビンの乾電池を取りだしているときに気が付きました。
リモコンなどのバッテリーを入れる所には、乾電池の凸側(+側)は平たい電極ですが、乾電池のお尻側(-側)は乾電池本体を押さえつける目的もあって、バネが利用されています。そのバネの先頭部分に白い膜みたいな物がついています。「あっ!」と閃いたのは、乾電池の内蔵液が漏れ出て固まり接触不良を起こしたんじゃ無いかという事。小さなドライバーで、その膜状の物をこそげ落として、元々の電極部分が綺麗に見えるようにしてから、乾電池を戻してボタン操作をしてみると... ちゃんとテレビの電源ON/OFFも出来るし、チャンネル切替やボリューム操作も問題無し。結局、端子が腐食して断線状態になっていたことが原因でした。慌てて、Amazonでリモコン発注しなくて良かった(笑)。
ただ、元々入っていた乾電池を見ても、液漏れしている様子はありません。もしかしたら、以前使用した乾電池が液漏れしていたのかなぁ... まぁ、いずれにしても不要な出費をする事無く良かったんですが、何か問題があったときには、先ずは一番基本的な事を確認するべしと言う事を再確認しました。急いては事をし損じる、ですね。パソコンが起動しないとあれこれ調べて、結局ACアダプターがコンセントに繋がっていなかったとか、ACタップに接続されていたけれど、そのACタップが電源に接続していなかったとか、この手のトラブルは今でもあるけれど、それだけ当たり前のことは忘れがちになるという事なんだなと再認識。段々ボケも始まり、感じな事を忘れがちになる年齢ですから、ますますそう言うことに注意しないといけませんね。
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