2018年3月17日

静岡空港拡張

静岡空港の国内線用ターミナル拡張工事が完成し、4月10日から供用開始となると言うニュース。増設部分が国内線専用ターミナルとなり、新設した4番目のボーディングブリッジ一つでやり繰りするらしいんだけど、それで何合うのか静岡空港の国内線は。まぁ、今のところANAの沖縄、新千歳で、それぞれ到着便が次の出発便になるから、ブリッジを利用するのは2回だけ。後はFDAの国内線だから、何とかなると言えば何とかなるのか。代わりに、これまでのゲート三つが国際線専用になるわけで、これは便数よりも時間帯が集中するから分散させるためなんでしょうね。以前、大韓航空とアシアナが就航していたとき、どちらも同じような時間帯でスケジュールしたいけれど、ボーディングブリッジが足りなくて、無理矢理1時間ずらしたことがありましたからねえ。

この後の拡張工事も確か考えて居るみたいだけれど、国際線中心に今後は考えていくのだろうか。今は中韓からの観光客が中心だけれど、東南アジアからの取り込みが出来ないと、なかなか年間利用者が当初の目標の70万人を超えて、さらに80万人、100万人と伸びるのは難しいでしょうね。一寸ビックリしたのは、岡山空港が年間利用者数140万人くらいいて、国際線はそんなに静岡と変わらないのだけれど、国内線利用が多いのがその差らしい。地理的に、新幹線とぎりぎり競争できる距離ですから、そういう地の利が静岡には無い分、やはり不利かなぁ...

でも、将来的にはやはり航空機の路線はますます重要になると思うし、特に静岡の場合は「富士山」とか色々観光資源も多いわけで、それをもっと行かすことを考えないと駄目でしょうね。今度島田にアウトレットモールが出来るらしいけれど、やはりあの空港周辺の殺風景な場所に、アウトレットもそうだし、いろいろ楽しめる施設が欲しいですよね。海外からの観光客だけで無く、地元の人間も通えるようなイベントが無いと、なかなか空港の活性化には繋がらないと思う。まぁ、その辺りは全国津々浦々に開港している空港、どこも考えていて、生き残りに必死なわけですからね。地元の空港だけに頑張って欲しいけれど、さてどうだろうか。最も、自分自身、未だに利用したことが無いくらいだから、使い勝手の点で問題があるとも言えるのだけれど...

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