2018年3月14日
成田空港補完計画
成田空港の運用拡張と施設拡張で四者協議会(国交省、千葉県、周辺市町村、成田空港)で最終合意し、いよいよ成田空港が更に拡張されることに。一番大きいのは、新C滑走路の建設と既存のB滑走路の延伸でしょうね。さらに、これまで飛行可能時間として設定されていた、06:00から23:00を、05:00から23:00と06:30から00:30の2パターンを併用して負担軽減しながら発着回数を現在の30万回から1.7倍の50万回まで引き上げるというもの。新滑走路に、既存滑走路の延長、さらには運用可能時間帯の拡張と良いことばかりだけれど、B滑走路とA滑走路の間の誘導路地帯に点在する、空港反対派の拠点もちゃんと整理しないと、B滑走路の運用は面倒なまま残りそうだけれど。羽田の拡張が進む中、成田もどんどん新たな手を打たないと、陳腐化していきますからね。特に、空港の地の利では羽田には勝てないわけで、それを補うメリットをちゃんと出さないと、今後はじり貧になる事も確か。とは言っても深夜早朝の時間帯を廃止して24時間運用するには近隣の住宅街などもあるし、利用者としても余り遅い時間帯に利用出来ても空港までの足が問題になります。そういう意味では、滑走路を増設して運用を効率化して、一番利用者が多いだろう昼間の離発着数を増加させることが一番重要だと思うんだけれど。いずれにしても、新C滑走路が開港するのは10年後らしい。それまで、FFPとして空港を利用しているのだろうか。そっちが心配かも(笑)。
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