2018年3月22日

エクスプレスとスマートの違い

新幹線の予約システムが暫く前に変わり、これまでのEX-ICとPlus-EXが「エクスプレス予約(EX予約)」に統合され、新しく既存の交通系ICカードを使う「スマートEX」の二種類が出来ました。前者は、特定のカードを利用し、かつ年会費が必要。さらに、旧EX-IC系ではポイントを貯めてグリーン車利用が可能だけれど、旧Plus-EX系はそれが無い等、どうも違いが分かりませんでした。それがたまたま見つけた、この比較リストで氷塊。やっと全体を理解しました。

一番の違いは、EX予約は有料会員制度だけれど、年間通して料金が一律なのに対して、スマートEXは無料会員制度なので、季節等で料金が変動することがあるということ。ですから、年会費を払っても、年間多頻度で利用する場合には、コスト的にはEX予約の方が有利と言う事になりますね。EX予約では、紐付けするクレジットカードが限定されていて、「JR東海エクスプレスカード」で利用する場合に、旧EX-ICと同じ扱いでポイントもつくけれど、それ以外の対象カードではそれは無い。つまり、旧EX-ICと旧Plus-EXの違いは、クレジットカードで判断しているんですね。また、EX予約は専用のICカードが提供されるけれど、スマートEXは既存の交通系カードに紐付けするので、それが利用出来る。やっと両者の違いと、旧EX-ICと旧Plus-EXの違いも理解したと思います。

実は、スマートEXに切り替えようかと思っていましたが(既存のモバイルSuicaも含めて対応可能なので)、料金に変動があるというのが一寸困るので、移行は止めることに。で、問題なのは、スマートEXに移行することで、既存の二つのICカードを止めようと思っていましたが、それが出来なくなります。今並行して利用している旧EX-ICと旧Plus-EXのどちらを残すかという、新しい問題が。旧EX-ICは、グリーン車に使えるポイントが貯まるのがメリットですが、以前ほどポイントが高くなく、また3日前までに予約すれば、こだま号のグリーン車利用も出来るサービスが出来たので、余りポイントを貯めるメリットを感じなくなってきています。ひかり号とかのぞみ号でもポイントは使えるので便利なんですが、そんなに機会があるわけでもないし。一方旧Plus-EXは自分のクレジットカードに紐付けできるので、それだけ年間の利用履歴の助けになるのが最大のメリット。しかも、以前は旧Plus-EX系の方が料金が一寸高かったんですよね。それもあって、仕事利用で精算できるときには旧Plus-EX、個人利用の時には旧EX-ICという使い分けをこれまでやってきましたが、現在はどちらも料金は一緒(同じEX予約だから)。

旧EX-ICでもう一つ不満なのは、専用のクレジットカードを使用しないといけないので、その分管理するカードが増えるのが嫌。そうなると、旧Plus-EX系に統一するのが一番良いような気がします。今では料金も一緒ですしね。老後のことを考えると、カードもそろそろ整理していきたいし。旧EX-IC系カードでポイントを出来るだけ消費してから、Disconと言う事に使用と決めました。そうすれば、今はスマホのモバイルSuicaを旧EX-ICに紐付けしてますが、これを旧Plus-EXに変更して、乗換時もダイレクトに行き来できるようになりますからね。利用機会は、仕事での利用が多いので、旧Plus-EXにするのが一番いいきがする。

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