2018年3月24日

伝聞の伝聞は嘘

まぁ正直な所、野党議員のパフォーマンスであることは、火を見るより明らかなんだけれど、それが一旦新聞記事やメディアで放送されると、なんとなく「本当らしく見える・聞こえる」から恐い。実際メディアがリアルタイムに撮影していて、その場で「言いました」と言うのであればまだ信用度は少し上がるけれど、それだって「詐欺」の疑いで収監されている人の言葉をどれだけ信じて良いのか。しかも、その「言っていた」という内容は、以前証人喚問されたときの発言と異なる内容になるんだけれど、それで籠池氏はいいのか?

既に先の国会での質疑でも、ちゃんと文章で「こうこう」書いてあるのに、「いゃこうだろう」と自分勝手な解釈で都合の良いことしか言わない人達が、相手の発言が外部に漏れないことを良いことに、都合良く解釈していないとは絶対に言えない。しかも「言っていた」と言うけれど、質問する側の聞き方次第で「こうこうですよね」「そですねぇ~」と言ったから「言っていた」と言う事だって、この人達のことなら有るだろうし。

籠池氏にしても、中にいるからどの程度最近の事情を理解しているのか分からないけれど、当時のやり取りがどんどん発掘されて、状況が分かっているわけで、それとの整合性も疑問。仮に異なる発言をしたとなると、自分で自分の首を絞めることになるんだけれど、そこまで理解しているのか。

本来なら、野党側が当時の契約の内容詳細について確認するなら、当時籠池氏側で交渉を担当していた弁護士に聞けばいい話。何故それをしないのだろうか。籠池氏がどんな話をしようとも、最終的な書類なり覚え書きを確認した一人なんだから、しかも「弁護士」というそれなりに責任のある職業なんだから。「あの人がこう言っていたと聞いた」と伝聞を恰も正しい物、正義のような物として振り回されても、その確固たる証拠が無い以上は、「あなたはそう思うんでしょうね」で終わりなわけで、例えばそこに録音した音声データがあるのであれば、それは信用する似たる話なわけだけれど。これまで散々いい加減なことを言ってきた人が、「と聞いた」と言っても、「あぁ、またか」と狼少年を見る目になるだけですよね。

昨日の日経平均は、トランプ大統領の発言で一気に1000円近くも株価を下げて、来週以降どうなるのか不安なわけで、そんな時にこそちゃんと国民の不安を払拭する活動するのが議員だと思うのだけれど。いつも感じるのは、野党の特に今騒いでいる人達というのは、「国民」よりも「市民」という言い方をよく使うわけで、それってつまりは... おゃ、誰か来たようだ...

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