2018年3月24日

肩乗せスマートスピーカー

これまで、各社から出てきているスマートスピーカーには、どうも今ひとつ違和感というか実用性を感じていなかったんですが、このBOSEデザインの「肩乗せスマートスピーカー」は良いなと感じました。これまで感じていた違和感は、
  1. 離れたところに置いてあるスマートスピーカーに、大きな声で話しかけないといけない
  2. 離れたところに置いてあるスマートスピーカーからの音を聞かないといけない
というのが問題だと思っていました。これが、一人住まいならいいけれど、家族みんなが共有して居る場所でプライベートな事とか、そんなことを大声で話し出来ないし、例えば音楽再生だって全員が同じ物を聞きたいわけでは無い。

このデザインなら、発声する時は小さな声でも近くのマイクが拾ってくれるだろうし、スピーカーにしても、小音量で良いことは勿論、上手く指向性を調整すればよほど近づかない限り本人以外には聞こえない設定だって可能だろうし。さらに言えば、バイブレーションで利用者にサインを送ることが出来るから、それを利用すれば音で無くてもかなりの情報が伝えられます。さらにさらに言えば、逆にこの装置がバイタルデータをモニターしてもいいし、それこそパーソナルアシスタントとして利用価値は高そう。

勿論、装着感がどうなのかというのは大きな問題。あと、デザイン的にどうなのかということも。ただ将来的には、もっと小型の物が可能だろうし、そうなれば例えばイヤリング型とか、メガネのフレーム内蔵ということも可能じゃ無いだろうか。この製品が成功するかどうかは未知数だけれど、今のスマートスピーカーに対して一石を投じる製品になる事は間違いないと思う。で、個人的にはこの方向性を応援したい。BOSE製品なので、ANAの機内販売に登場したら買ってしまうかも(笑)。

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