前川氏の授業について文科省が問合せしたところ、教育への介入だとその筋の方が批判を強めているけれど、凄く疑問なのは、その前川氏自身が少し前までその文科省の実質的トップ出会った人物なんだけど、その人を呼んでいることは問題無くて、その人が所属していた組織が問合せをすることが駄目というのは矛盾しているような。
多分、これまでの事例であれば、文科省でも他の省庁でも事務次官なりそれなりの地位に就いた人は、大学とか一般企業とかシンクタンクに「天下り」して、で、そこの客員教授とか研究員という立場で、こう言う講演会とかするから見えなかったんじゃ無いかと。所が、自らその天下り問題で辞職して、そういうある意味隠れ蓑を掴めなかったのだけれど、先般の加計学園問題で「不良官僚」から一躍「正義の味方」に返信してしまったから、逆に「元文科相事務次官」という肩書きの方が箔がつくようになってしまったのかも。いずれにしても、自らの主張と元の組織である文科省の主張が相反するのであれば、じゃぁこの人は現役の時にはどう言う仕事をして居たのか、と言う疑問が。
その回答の一つが、この人が座右の銘であるとまで言い切っていた「面従腹背」という事。うわべは従っているけれど、心の中では違うよと言う事を、現役の頃もやっていたとしたら、それが事実だとすれば文科省という組織自体がそう言うことを見抜けない、許してしまう甘い組織だという証明になるし、逆にそういう人物が外に出堂々とそう言うことを言い出してしまうと言うことは、今でもそう言うことをやっている可能性も高いのでは。で、これから色々学ぶべき生徒に対して、思っていることとやることは違ってもいいんだよと、裏切り行為信頼感を壊すようなことを言うのだろうか。
この人の講演会に出席した高校生が、その内容をtwitterに公開して、半分以上が安倍政権批判で内容的に意味が無いと暴露しているけれど、そう言うことはレガシーメディアは殆ど取り上げない。まぁ、読んでいる方もその講演内容では無く、この人というシンボルを見せることが重要だから、逆にそうやって名前が売れてくれる方が、今後も使いやすいくらいのことを思っているんでしょうね。何か、全国行脚して居るみたいだけれど、押しつけられる学生や生徒に保護者はいい迷惑だろうなぁ。過去に某かの間違いとか犯罪を犯した人でも、それをちゃんと償って逆にその経験を良い方向に行かして貰いたいという趣旨で話をするならまだ分かるけれど、そんなことも無いんでしょうね。「何故私は天下りを優先したか」とか言うテーマで話しをするなら、一寸は見直すけれど。あるいは「貧困調査の調査結果発表」とか。まぁ、一番悪いのは言いように利用されているこの人では無く、目的のためには手段を選ばないその背景の人達ではあるんだろうけど。
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