2018年3月9日

摩擦発電

関西大学が開発した、従来の素子よりも100倍もの発電量を達成した摩擦発電。将来的には0.1W位の発電量を目指すとのことで、そうなるとかなりのサイズのデバイス駆動も可能になるだろうし、充電にも使えそう。

ふと思ったんですが、靴底だけで無く、例えばベルトの周りにお守りとこの素子を組み合わせた物を付けて、歩くときの上下動でお守りがかかとの役割をするような物って作れないだろうか。あるいは、カバンの底に同様の装置を入れていて、歩いている間に発電充電するとか、色々応用が出来そうな気がします。勿論靴底に入れることで、位置情報の発信とか、歩いた履歴を記録して、万歩計代わりとか地図アプリと組み合わせて経路情報なんかにも利用出来そう。でも、都会だと電車などで歩くことが減るし、田舎に行けば車移動が殆どだから、一寸これからの世の中では逆に応用範囲が狭まるのかもしれない。

靴では無く、以前東京駅で実験したように、床材を全部これに置き換えたら、毎日何万人という人が歩いて発電する電力量はどれくらいになるんだろうか。コストとの兼ね合いもあるけれど、結構な電力になりそうな気がするけれど、発電量が読めないから余り基盤電力としての目的には沿わないし、やはり個人的に発電して何か応用を考えた方が良いんでしょうね。例えば、山などで遭難したときには30分位ぐるぐる狭い場所で歩き回って充電すると、一回分の非常電話の電力が充電できるとか。わざわざ発電機を持参しなくても、万が一の時に自力で何とかなる方法があるのって、かなり違うと思う。しかし、100倍もの効率化って凄いなぁ...

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