2018年3月11日

財務相書き換え認める

昨晩急転直下した、森友学園関連文書の書き換え問題。以前、財務相も明確に書き換えの無い事を言わないことに多少の不信感があった物の、やはり何か心当たりがあったのかもしれない。一方で、最初に報道した朝日新聞も、その後の具体的な追及は無かったわけで、そういう意味では何か掴んで吐いたけれど確信は無くて駄目元で公表したのか、革新家が会って日宇表したのか不明。仮に後者であったとすれば、ここまで引き延ばしたのはある意味ビジネス的目的にも取られるわけで、そうなると彼らがいつも言うところの「社会的責任」という事にも少し疑問符がつく気がしますね。

月曜日に財務相が発表する見たいですが、添付された文書の内容を修正したと言う事らしく、偽造ではなく書き換えという言い方をして居るようで、このあたり実際に発表が有るまで誰がどの様な行動からこうなったのかよく分からない。財務相として、ここ数日かなり徹底的に調べて分かった話だろうから、それだけ問題として認識されていないくらいの事だったかもしれないし、それでも世論に配慮してあえて非を認めると言う話なのかもしれないし。

まぁ、これで野党側は勢いづくのだろうけど、それでますます国会が空転しなければいいんですけどね。確かに問題ではあるけれど、今の野党が与党だった民主党時代にも、多分規模や悪質度では今回以上の書き換え問題が出ているわけで、あの時と比べて、仮に今回麻生大臣が辞任するとかましてや首相の責任云々と言う話にまで広げるのは、過剰すぎると思う。不正行為や悪いことは正さないといけないけれど、その度に政権が変わったり選挙が始まったりするのは堪らない。野党が変に今回の事を成功体験にして、これからも好き放題されたら、それこそ日本の悲劇になりますしね。

で、まさかとは思うけれど、今回は近畿理財局の失敗なわけで、財務相も責任はあるんだろうけど直接の責任があるとまでは言えない。ただ、監督官庁として何らかの対応は必要なわけで、例えば組織改革とか言う話になると、歳入庁創設と言う話も出てくるかもしれない。さらには来年に予定されている、消費税のアップもまた保留されるかもしれない。そうなると、結果的には国民にとっては良い方向に進みそうな気もするけれど。いずれにしても、12日に発表が有るまでは憶測でしか無いわけで、今日3月11日は東北のことを思う方が重要だろうなぁ。

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