昨晩は予想はしていたけれど、JAXAのサイトはもう機能停止状態でアクセス出来ませんでした。でも、一般紙にも回収カプセル分離成功の記事が夜の8時頃には掲載されていたので、取りあえず最終ミッションである「帰還成功」は出来たかなと思いつつ就寝しました。で、朝起きて早速色々ニュースを漁ってみると、パラシュートも展開したし回収用の信号も発信されたし、さらには回収班のヘリコプターでカプセルを視認確認したなんていう記事もあって、最後はもう100%パーフェクトな結末ですよね。これで、カプセルに砂粒の一つでも入っていれば大成功なんですが、その結果が出るにはまだ半年くらい必要と言うことで、ちょっと待ちきれない気分。
考えてみれば、7年前に打ち上げた人工衛星だから使われている技術は10年以上前のもの。本当に気の長い話だと思うけれど、それが宇宙探査のタイムラインなんですよね。どうもスタートレックとか見過ぎていると、パッとワープしてあっという間に何処にでも到着している気分になってしまうけれど、現実はやはり光速の壁突破は不可能なんだろうか。「はやぶさ2」の計画はあるものの、例の仕分けの影響で今年度の予算は3,000万円(?)位とか。元々の予算は17億円だったそうですけど、何とか復帰して貰えないだろうか。子供達に夢を与えるという意味で、子ども手当から少し回して貰うとか。でも、それをやると最近よく見る「子ども手当便乗ビジネス」みたいで顰蹙ものか...
しかし、はやぶさが最後に撮影した地球の写真、軌道の関係で全データ転送出来なかったのが残念ですけど、何かはやぶさの最後を想像させるような悲しみとも、最後に中を見ることが出来た喜びとも、いろいろな感情が湧いてきます。縦に走る白線のノイズすら、何かはやぶさの泪のようにも見えて、この写真一枚だけ見ても泣けてくる...
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