2026年7月31日

南鳥島レアアース

佐々木俊尚氏の引用から、先日試掘に成功した南鳥島近海での海底レアアース採取結果に関して。6000m近い深海からのレアアース泥採取という課題はあるけれど、採取されたレアアース泥は非常に豊かなレアアース資源を含んでおり、内容・埋蔵量ともに中国産レアアースに引けを取らないという嬉しい内容。深海からの採取関しても、既存技術を活用する事で決して無理な話では無いらしく、この辺り「海洋国家」である日本として海に強い技術を確立して欲しいですよね。骨太の方針にも含まれている項目でもあり、来年の試掘にも注目したいところ。

深海という条件とともにもう一つ課題となるのが「場所」。南鳥島は日本本土から2,000kmも離れた場所で、小笠原諸島の父島からも1,200km離れているらしい。確かに、自衛隊とか極々限られた人だけが生活しているのは、そう言う自然条件の厳しさが理由だろうけど、そこにレアアース泥採取と凝縮の設備を作るとなると、色々大変そう。最大の課題は、やはり必要な機器を動かす電力かな。多分火力発電の増設が必要なんだろうけど、そうなると燃料の輸送も大変そう。南の島だから、太陽光発電なども有望そうだけれど、それだけで全て賄えるとも思えないし。それこそ将来的には、SMR(小型モジュール炉/Small Modular Reactors)を持ち込んで、太陽光発電などとも合わせて十分なエネルギー供給を目指すんだろうなあ。レアアースも、SMRも骨太の方針の範囲に含まれるから、結構一石二鳥、三鳥の話になれば良いと思いますね。

気になるのは、日本の動きを見て中国側も近海での海中探索やレアアース泥の採取などを行っていること。以前も書いたんですが、防衛的な目的も含めてこの海底レアアース泥採取事業をアメリカや欧州と共同作業をすることで、彼らの権益にもなるし必要ならば日本との共同防衛措置も可能になる(だろう?)。中国としても、回りでうろちょろしても、ちょっかいを出してくるのは中々大変な状況にしたことは、隠れた成果だと思います。特にアメリカ等は、グアムと日本の米海軍基地との往来の時に、ちょっと(?)横道に逸れて南鳥島近海を通過するだけでも、無言の圧力になりそう。

賛否や批判なども有るけれど、私は高市総理の「責任有る積極財政」による「経済の活性化」は重要な政策だと思うし、これが上手く行かないと日本はもう二度と立ち直れないくらいの覚悟も必要だと思っています。その中でも、現在世界的に好況なAI/半導体が注目されがちだけれど、このレアアース関連事業や技術確立は日本固有のものとも言って良くて、成功すれば日本の独壇場になり得る「隠れたキープレーヤー」だと勝手に応援しているもの。来年に予定されている量産に向けての試掘作業も、是非成功して欲しいと思います。

食品消費税1%

昨日高市総理が会見して、来年4月を目処に食品消費税を現在の8%から1%へ減税するために、秋の臨時国会に関連法案を提出する方針を発表。また、これは本命である「 給付付き税額控除」までの繋ぎ支援策という事で、2年勘の限定措置であり、2年後には必ず元の8%に戻すことも確約。個人的には、一度1%迄下げたら、食品関連だけでも3%とか5%とかその後も優遇措置を講じたら助かる人も多い気がするんだけれど、何でまた8%なんていう中途半端な税率に戻すんだろうか。

これと関係してなのか不明ですが、昨晩にはどうも為替介入があったようで、163円前後だった円ドル為替レートは、一時は157円台まで円高に変わりましたが、今朝の時点では159~160円の協会辺りまで戻している様子。ふと思ったんですが、この5円近くの介入で多分数兆円規模の為替益が生まれたと思うんですよね。そうすると、2年間の食品消費税減税に必要な原資のかなりの部分これで賄えるんじゃないだろうか。更に、法人税などの税収上振れ分も、ここ最近では数兆円から10兆円規模まで上振れているとのことなので、この辺りを原資にすればそんなに問題無さそうな気がします。

食品消費税減税に反対する野党は、それよりも原資が必要な「消費税恒久廃止」とか言うのだけれど、彼らは原資をどうのように捻出する積もりなんだろうか。自分達よりも少ない予算が想定される「食品消費税1%」に対して批判するならば、それよりも大きな予算が想定される自分達の提案で原資となる部分をどうするのか、そこをちゃんと説明しないから説得力が無い。私の理解では、消費税導入の理由は幾つかあるけれど、増大していく社会補償費用を安定的に確保するために、定額で全体に掛かるような税金を設計したはず。これを、昔の様な収入や物品毎に税金を分散したら、その時の社会状況で歳入も大きく変化する可能性があるわけで、それって安定的な社会保障提供にも影響すると思うのだけれど。

「一律給付」にしても、これまで何度か実行して結局は貯蓄に回り余り経済刺激には効果が無いというのが「評価」だと思うんですよね。これも、その場一度限りだと貯蓄に回りそうだけれど、これから何年間も毎年提供されるとなれば考え方も変わるかもしれない。そう言う意味では、低額から中間所得層くらいまでを対象にした、給付と怒濤の税額控除の組合せというのは現状では一番公平で効果的なような気がします。ただ、その為には所得把握が必要でその仕組みの実層までに時間が掛かるのが最大の問題点。それに対して国民民主党は、精度は劣るけれど同等に所得把握可能な社会保険料などを利用する案を出していて、これはこれで対案として成り立つ話だと思っています。でも、話の持っていき方が拙いのか、それだけ国民民主党と自民党の関係が悪いのか、どうも話が通じていない。野党は与党の強権を批判するのだけれど、野党の提案力というか訴求力も足りてないような気がするんですよね。それって議員数の多少で決まるものでは無く、やはり議員の心意気というか気持ちの問題が大きいんじゃないだろうか。それがある意味、チームみらいの存在感にも繋がるような気がする。

2026年7月30日

業務分担

未だ緊迫した状況が続く、令和八年熊本地震。生存可能生の分岐点と言われる「72時間」が刻々と迫る中、一日も早い発見救出と、その後の治癒を願いたいところ。ただ、現地では未だに多くの地域で、電気・水道・ガス・ガソリンなどの社会インフラが不十分で、こちらの復旧もまだまだ時間が掛かりそう。先ずは命の水である給水車の派遣や、ガソリンを現地へと輸送する動きも進んで居るみたいだし、昨日は自衛隊がスポットクーラー300台を空輸する様子等が報道されていました。それらと並行して、NHKや民放各局では、様々現地取材の様子や、地震や災害の専門家等をスタジオに招いて、今回の震災の原因や今後の状況予測など放送しています。

今回の地震に限らず、これまでの震災や大きな自然災害後の放送の様子を見ると、被災者のためにと言うよりは、現地の様子をそれ以外の全国の視聴者に届けることを前提にしているように自分には映るんですよね。倒壊した家屋や隆起した高速道路の様子等は衝撃的で、そういう映像の厳しさが視聴者に対して何らかの動機付けになる事は否定しない。また、地元に家族や知り合い等がいる場合には、そういう情報から安否確認や状況把握ができるメリットもあるかもしれない。ただ、そういう報道って一番情報が必要と思われる現地の人達に取っては、殆ど役立たないもののような気がするんですよね。

今必要な情報は、例えばどこに一時避難所が開設されていて、でもどう言う状況なのかとか、水や軽食などの非常用備品が何処かで購入・入手可能なのかとか、ガソリン供給できるスタンドがどこなら可能なのか、とか、そういう地元で必要な情報を、それこそ24時間リアルタイムに更新しつつ提供する事が、少なくとも地元メディアの一番必要な仕事じゃないだろうか。極端な話、地元の情報提供は全国網のあるNHKがまとめて被害状況等を定期的に放送し、民放ローカル局は、それこそ民放同士で地域分担とか種別分担をして、A局はこの地区の様子をとかB局はインフラ関係の現状を15分ごとに更新するとか、そういう地元の情報インフラとして協業するべきなのでは。勿論そこには、ネットとの協業も必要だろうし、逆に全国から地元へのフィードバックみたいな部分も何処かが専門に担当することで、相互の情報交換が迅速円滑に進むかもしれない。

それでもちょっと希望を感じるのが、今回の震災対応の様子を見ていると、過去の経験や反省が活用されて利用されているところ。ネットで指摘されていたのは、高速道路の橋桁が外れていたけれど落下していないのは、東日本大震災で橋脚が倒壊したり橋桁が落下してその後の対応が大変だったことからの改善らしい。また、爆発したイオンモール熊本内の様子が、例えば自衛隊がドローンを飛ばして探索していたりするけれど、この辺りも以前は無かった技術で、ただドローンに関してはウクライナ戦争の影響もあるのかもしれないけれど。気になるのは、熊本県は国内外の半導体関連企業が進出している地域でも有り、台湾のTSMCは新しい工場だけ合って耐震設備が功を奏して今日から稼働再開するらしいけれど、それ以外の国内メーカーはまだ影響が大きく再開は未定らしい。先ずは人命最優先ではあるけれど、それとともに社会インフラ復興も進めないと、熊本県自体が10年前の復興完了していないのに、ますます疲弊してしまう状況に。骨太の方針の半導体関連項目の中に、こういう状況に対しての対策費用とか、何とか盛り込んで一日でも早い復興に繋げて欲しい。 

消費税減税

今や全国的コンテンツに成長した(?)、静岡朝日テレビ夕方のニュース番組「とびっきり!しずおか」。昨日のコメンテーターは、レギュラーコメンテーターの山本期日前氏と相方兼準レギュラーの今野忍氏。そしてゲストは神谷宗幣参政党代表という豪華な組合せ。最初に、熊本地震の報道が入ったので、多分神谷さんの出演時間が圧縮されて、それでちょっと駆け足気味の内容になりましたが、終始和やかな感じで番組は進み、参政党が国政だけで無く地方でも地道に力を蓄えてきている理由が、再認識出来たような気がします。

メインの話題であった「消費税減税」に関しては、今日高市総理が国民会議の結果を受けて、「来年4月から食料品に限り2年間は1%に減税」ということを発表するのでしょう。番組の中でも比較表を提示していたけれど、チームみらい以外は「消費税減税」という共通項があるのに、その中で日本保守党以外とは妥協点を見いだせなかった事は、野党の頑迷さもあると思うけれど、あの「国民会議」という場の設置や運用が適切だったか、与党側の責任というか説明も聞きたいところ。与党側は、連立合意事項でもあるし、選挙での公約の1つでもあったわけで、元々の「2年間食品消費税0%」をシステム改修期間などの理由から「2年間食品消費税1%」へと変更するの許容範囲だと思うんですよね。また、それが最終的な着地点では無く、その後に予定している「給付付き税額控除」という本丸に関して、もっと連携というか全体の流れを説明するべきだと思う。今は単純に消費税の減額廃止議論だけになっているから、話が纏まらない気もします。

参政党や中道改革連合などは「消費税廃止」を訴えているけれど、その為の代替税金というか補填をどうするかという部分が、現時点でははっきりしない。番組の中で神谷代表は、消費税スタート前の税金体型に戻すみたいな説明をしていたけれど、消費税は元々は「福祉税」とも言っていて、将来も安定的に社会保障費を得るために今の形にしたものという理解。景気に左右されにくいという特徴から、そういう設計をしたわけで、元に戻した場合インフレで税収が上がるときには良いけれど、景気後退となると社会保障費も減らすくらいのことを考えないといけなくなると思います。2年後には参議院選挙もあるので、単純に元の8%に戻した場合政権としても厳しい結果が予想されるけれど、ここで「基本10%、食料品や一部姓活用品は5%(とか3%とか)の軽減税率適用」という合わせ技で、生活支援をしつつ支持率提起を防衛するんじゃないだろうか。自分が総理ならそうするけれど(笑)。その分の原資は、その2年間での成長による増収で、その為にも先ずは経済成長を最優先にすることで、それは一般的な生活感の向上にも繋がると思うけどなぁ。

コーナー最後では、静岡県内での参政党候補者の擁立や先の選挙での地域別支持率の話等で盛り上がりましたが、湖西市や浜松市など県西部での支持が高いのは、外国人居住者が多いため保守的な考えをする人が多いという期日前氏の説明にはちょっと考えてしまいます。私も地区の自治会の仕事をちょっとしているので、どうしても海外から日本に来ている人達との関係構築には、色々エネルギーが必要になったり、それでも協力が得られないことも多々あるのも事実。そうなると反発も増えてくるわけで、そうすると多少極端な政策や主義主張でも、それを良しとする人達も増えるのは仕方ないのかなと言う気もします。民主主義の世界だから、新規の人や少数の人の意見も聞くべきではあるけれど、既にその場所で生活している人達の権利やルールだったり、多数の人が共有する意識や習慣も尊重されるべき。その部分が、何か有耶無耶というか都合よく利用されているように感じるから、全体の意識として保守的な方向に傾くんじゃ無いだろうか。最後は、そんな印象が残った昨日の番組でした。 

2026年7月29日

変革の時

佐々木俊尚氏の引用から、Forbes Japanに掲載された、高市政権が推進する大規模な経済対策に対しての「期待感」に関してのコラム。

デフレ脱却が見えてきた今の日本が、これまでの遅れを取り戻すためには大多淫な経済政策が必要で、それに合わせて高市政権では成長分野の取捨選択と、これまでに無い十分な資金投入を「骨太の方針」で決めて、秋の国会では具体的な予算が初めて決まります。世界的にAI/半島大競争が過熱しているけれど、アメリカのイランの戦争でエネルギー問題もこれまで以上に重要になっており、それに付随して例えば石油タンカーも含めた造船業だと、中国が戦略部津市として世界的にコントロールしようとしているレアアースとか、日本だけで無く世界の同志国同盟国を巻き込んでの政策は、「経済安保」の名前も納得な内容。

財政の大きな支出は予算の不均衡を招き財政規律を破綻させるという反対意見も根強いけれど、少なくとも税収に関してはデフレからインフレに切り替わりつつあり最近は増加傾向。また、30年間やってきたことと同じ事をやっても通用しないことは、その30年間が証明しているわけだから、それとは異なる方策を考えないといけない。そう言う意味では、重点分野を絞り込んでそこにそれなりの期間集中的に資本を投入して、基盤を構築する今回のアイデアは、これまでも無かったことは無いけれど実際に適用するのは今回が初めてなのかな。批判する側はどうしても失敗したときの話を重視するけれど、そんなことを言っていたら結局何も出来ないわけで、リスクは熱意と努力でカバーするしか無いんじゃ無いの(スポーツ脳-笑)。

米国、ロシア、中国という世界の三大大国が迷走している中、それを正すにも甚大なエネルギーが必要なわけで、となると残る国々は共同で相手に当たらないと、相手に対しての圧力にもならない。幸いにも近年日本に対しての印象や期待感は少なくとも西側諸国ではそれ何確立してきたように感じられ、実際高市内閣に対しての期待感も大きい気がします。課題は、国内での支持を維持して継続するために、先ずは国内経済国内状況を改善して国民の満足度を上げることで、それと並行して対外交問題も処理しないといけない。そう言う意味では、今の高市内閣の陣容は、ほぼ100%に近い人材がそれぞれ得意の所で実力を発揮しているように感じます。「チームワークが苦手」と言われる高市総理にしては、チームビルディングの中の人材発掘に関しては万点に近いのでは。課題は、その中出自分に対してどれだけの負荷を許すのかなのかな。自身のポリシーとして、他人よりも仕事をしないといけないという、ローンスター的な意識があるように感じるけれど、「内閣総理大臣」は大統領では無く、「内閣のトップ」なんだから、そこは自分の好き嫌い関係無く「チーム/組織としての最適解」を目指すべき。その中でも、牽引役としてこの経済対策は成功して欲しいですよね。先ずは次の参議院選挙で勝つためにも、この2年間でそれなりの実績・結果を出す事が、多分短期目標としては一番重要な気がします。

令和八年熊本地震

 昨日夕方4時半頃に熊本で発生した「令和八年熊本地震」。最大震度7(マグニチュード7.1)は、10年前に発生した「平成二十八年熊本地震」と、地震の数値的には同程度(最大震度7、マグニチュード7.3)で、被害規模もそうなると同じ位なのだろうか。今回は、イオンモール熊本で爆発事故が発生していて、20~30人規模の人が閉じ込められていると報道されていますが、何とか無事に救出されることを祈るばかり。ただ空撮された映像を見ると、2階建てのモール正面と思われる部分で、完全に鉄骨のフレームが露出していて、爆発の規模の大きさが想像されます。

熊本の地震とは全く関係ないけれど、浜松も昨日は夕方から天候が急変して、丁度地震発生のテロップがテレビで流れる頃から、雷鳴が響くようになりました。夕方5時頃位には近くに何度も落雷が発生して、念のためパソコンやテレビ等電源を落とせる家電製品や電気機器を全て落として、暫く様子を見ていました。雷鳴や落雷の音が近づき、やがて段々と遠くなっていき、夕方6時過ぎになるとまだ雨は残っているもののかなり静かになって、やっと一安心できました。

実はこの日はAmazonの配送予定があったんですが、配送時刻が不明なのでずっと自宅待機状態。配送状況を見ると、午後になってやっと「配達」にステータスが変わって受取を待っているところでした。「置配」に設定していたけれど、荷物のサイズが大きくて入りきらないことが分かっていたので、「対面受取」に変更していたんですが、外は雷鳴轟く状態で多分配達の人も天候が落ち着くのを待っているだろうし、配達時刻が何時になるか不明なので「駐車場」に置いて貰うことに変更しておきました。外が静かになり小雨くらいになった夜の7時頃に車の音がして、外に出てみたらこのAmazonの配送担当者の方が来たところで、そのまま無事に荷物を受け取ることが出来ました。

その後熊本の状況がニュースでも更新されていきますが、今回は震源地の違いだからなのか、前回の地震では損傷の無かった歴史的建造物が倒壊していたり、イオンモール熊本以外でも日本製紙の工場で煙突が倒壊してこちらも何名かの方が閉じ込められていたりと被害がどんどん大きくなります。また、高速道路の隆起陥没や、橋桁の崩落など、これから必要となるであろう交通インフラにも大きな影響が。特に前回の地震で崩落した、地元のシンボルである熊本城の石垣が、今回の地震で再び崩落していて、これは修復している人達に取っても大きな衝撃でしょうね。今日から、また厳しい暑さが暫く予想されるのに、電気・ガス・水道と言った社会インフラは停止したまま。色々な組織が救援のために地元に入っていると思いますが、先ずは救出救助、そして一日も早く復旧することを祈るばかりです。そして「次は地元」という気持ちを忘れないようにしないと。

RACCO in Japan

中国BYDが、鳴り物入りで日本市場へ投入した、日本独自の軽自動車規格のBEV「RACCO」が、28日から販売開始に。最廉価モデルの価格は214万5000円で、国の補助金を適用すると199万5000円と200万円を切る価格に。BYDは、安全支援装置など多くの機能が標準装備されているとは言え、やはり200万円近い価格は高いなと感じます。家にも3年前に購入した軽自動車があるんですが、これもETC以外オプション類フル装備で前車の下取り含めて200万円をギリギリ切るくらいの価格でしたから、そう言う意味では多少はお得感があるのかも。

自分は自動車に詳しいわけではないし興味も有るのでは無いけれど、「新規ビジネスモデル」としてどの様に展開すれば成功or失敗するのか、頭の体操をするのは悪くないので、ちょっと勝手に想像してみました。先ず一番の購入層はどこだろうかと考えると、都市部ですでにBEVやPHV車を利用していて、自宅に充電設備があり、セカンドカーとして小型車の購入を考えている家族が一番の狙い目何じゃ無いかと。自宅の給電設備を共有出来るし、セカンドカーという位置付けからそんなに遠出することもないだろうから、給電ステーションがあちこちにあることよりも、自宅に泊めている間に満充電出来れば必要十分でしょうし。また、すでにBEVを使用しているので有れば、BEVの運転仕草や扱いにも慣れているだろうし、わざわざガソリン車を個購入するよりは、価格も機能もそんなに違わないのならば選択肢に入りそうな気がします。

逆に一番敬遠されそうなのは、自宅周辺のような地方の市場かなぁ。地方の場合、中高齢者が経費の安さに乗用車から軽自動車に乗り換えることが多いと思うのですが、その場合やはり価格が一番気になるところでは無いかと思うんですよね。また、安全運転支援装置も、最近は取り付ける人も多いだろうけど、色々記事などを観ているとRACCOの場合はちょっとリッチすぎて、特に高齢者からは敬遠されそうな気もします。また、都市部には充実しつつある充電ステーションも、浜松の場合でもトヨタや日産などのディラー店舗と、イオンモールとか結構限定されていて、少なくなってきたとはいえ気軽に直ぐに入れるガソリンスタンドの方が利便性は高いし。また、年間のランニングコストを考えると、ガソリン車よりもRACCOの方が倍近く有利(約100万円vs50万円)という試算も目にしましたが、やはり一番は購入時の実質価格なわけで、国産ディーラーとしても下取り査定を上げたり、定期点検のオプションサービスを付けたりと、顧客確保を優先するんじゃないだろうか。

なんと言っても、全国のディラー網がまだ薄いから、BYDとしては売りたいことは売りたいけれど、余り売れすぎても困るみたいな状況じゃないかな。あくまで個人の勝手な肌感覚ですが、浜松市内でTesla車を見かける確率を100とすると、BYDはまだ1とか2位の印象。輸入車ディーラーのYANASEが販売支援するというニュースもあったけれど、輸入外車よりも利幅が少ないだろうRACCOに、そんなにリソースも割けないだろうし。それに浜松にはヤナセは無いしなぁ(メルセデス・ベンツのディーラーはあるけれど)。大都市圏では、そこそこの需要もサービスも可能だろうけど、全国展開するのは中々厳しい気がしますね。BYDとしては、この製品での成功と言うよりは、日本市場のベンチマークと将来への布石という意味合いが強いという批評も目にします。とは言っても、どれくらいの所に損益分岐点を設定しているんだろうか。もしBYDが日本メーカーのBEVも含めて優位性を確保しようと思ったら、日本のCHAdeMOと、彼らの高速充電I/F併用した充電ステーションを、どんどん全国に設置していき、それが有る程度網羅できたところで、自社I/Fの高速充電可能なBEVを日本投入したら、インフラとエンドユーザー両方押さえられると思うけど、どうだろうか。その場合、国産メーカーは許認可とかで国に色々言うかもしれないしなぁ。

2026年7月28日

特別支援チーム

先週の話題ですが、高市総理の投稿が物議を醸すことに。連休最終日の比較的遅い時間帯に、結構個人的な事柄も含めて投稿をしていて、その内容やこの時点で終盤国会の山場を迎えるときにそんな余裕があるのかみたいな批判も。 

先週末に配信された「選挙ドットコムちゃんねる」での、産経新聞・水内茂幸氏との対談回で今野氏がしめしていた「まとめ」の右側が、まさに高市総理の今回の投稿に対しての問題点だと私も感じます。一番目の「情報発信」に関しては、幾ら総理の個人アカウントとはいえ、立場上公的な意味合いを持つことも事実。そんな中でプライベートな話題を投稿することの是非はあると思うけれど、結局は「程度問題」だと思います。その「程度」に関して、今回は「睡眠時間が0~3時間」と具体的に書いているけれど、こういう所は「就任以来中々睡眠時間確保もままならないが、昨日は5時間睡眠できた」くらいの表現で十分だと思うし、それ位の考慮(※手の内は見せない、弱音を見せない)は必要だと思う。

「3つの論点」で一番重要かつ問題なのが二番目の「健康管理="危機管理"」の部分で、それは三番目の「抱え込み気質」にも関係するのだけれど、やはり総理として「権限委譲」を考えるべきだと思う。別の言い方をするならば、自分で全てのレクチャーに目を通して理解して自分の意見をまとめることを最優先するのであれば、それ以外の政治的な部分やプライベートな部分は、権限委譲して信頼出来る部下に任せるなり、プライベートな部分に関しては外部作業委託みたいなものを検討するべきだと思う。確かにプライベートな部分に関して、自分から言い出すのは色々批判も生まれだろうから難しい所だけれど、これは「総理支援チーム」みたいなものを、誰か総理の身近な人が提案しないと駄目だと思う。これまでは総理の奥様や家族が居たから、そこで無理をして何とかなっただけで、本来はホワイトハウス程とは言わないけれど、支援システムがあるべきだと思う。だからこその「総理公邸」じゃ無いだろうか。せめて平日だけでも「総理官邸」で提供されるサービスを「総理公邸」も含めて提供出来るように出来ないだろうか。そうすれば、週末の食事の作り置きだって可能になるだろうし。総理やそのご家族のQOLだって重要だと思うけどなぁ。

例えば政府専用機はANAの支援の元、航空自衛隊の特別輸送部隊があって、自衛官がパイロットやCAの仕事を担当しています。同様に、例えば内閣府とかに総理家族の支援チームみたいなものが出来ないだろうか。総理の替わりに消耗品の買い出しだとか食材の確保や調理支援等という、総理公邸内の維持管理等を担当支援するチーム。「総理の健康勤務管理」という意味では、厚労省にそんな支援チームがあっても良いかもしれない。その担当省内で完結しなくても、例えば政府専用機でのCA経験者の女性自衛官が出向して、その支援チームに入るとかでも良いと思う。不思議なのは、高市総理が外遊している時に、ご主人のお世話とかはどうしているんだろうか。現在ではかなりご自分でも色々作業出来る状態とは聞くけれど、例えば一人で生活していて万一という場合も有るだろうし、そこは「家政婦さん」的な支援が今でも必要だと思うけどなぁ。「総理公邸」という箱物だけ準備するのでは無く、「総理公邸」に居れば必要な事が全て完結出来るような、「総理公邸エコシステム」を日本のためにも完結して欲しい。

風化させない

選挙ドットコムちゃんねるから、MC今野忍氏と国民民主党・伊藤孝恵参議院議員(※同期で「伊藤孝江」と一文字違いの公明党議員さんも居るらしい!)との対談の会。以前ReHacQで拝見して、辺野古沖転覆事故でかなり詳しく原因追及されていたのが印象的な議員さんでした。この時が初見でしたが、国民民主党の議員さんと聞いて、こういう議員さんも居るから野党の存在感も保たれるんだろうなぁと思った方。 

経歴の紹介で「元テレビ大阪」と今野氏が紹介したので、「この人もアナウンサー出身なのか?」と思ったら、報道記者として活躍されていたんですね。その後動画では登場しなかったけれど、資生堂に半年勤めた後リクルートに入り、名古屋の金城学院大学の非常勤講師を務めていたときに政界入りの切掛と遭遇して、現在参議院議員2期目なんですね。

内容としては、閉会したばかりの国会の内側(国対=国会対策委員会)の話も興味深かったけれど、やはり一番は「辺野古沖転覆事故」に関して。全会一致の参考人招致に反対した某野党ってどこだろうか。関係を取り沙汰されている、あの政党だろうか。でも自民党側も「野党側が全会一致ならば」なんて言うから、相手も「自民党が反対していなければ」なんていう言い訳が許されてしまうわけで、自民党の本気度も疑われるよなあ。今回の国会では間に合わず、次は秋の臨時国会でとも期待したいけれど、その時には関係する沖縄県知事選挙が公示されて始まるから、色々差し障りが生まれてしまいやはり取り上げることは難しくなりそうなんですよね。でも、動画の中でも強調されていたけれど、元々メディアや関係者からの発信が少なく、最初の頃から何か後ろめたいことがあるのか、このままフェードアウトしたいのかという印象がある事件であり、今のままではどんどん風化して行ってしまうのが問題だと思いますね。そう言う意味では、今野・須賀川コンビの「沖縄取材第2弾」に期待したいところ。

私は、上記の辺野古関連コンテンツ以外では殆どこの議員さんに関して知らないのですが、その発言の様子というか態度というか話の回し方などは上手いと思うし、人に対して説得力みたいなものを感じさせる議員だと思います。内容にしても、ちゃんと筋立てて話が出来る人だと思うし、そう言う意味では色々視界不良のことが多い政治世界の中では貴重な人材のような気がします。一方で「青少年インターネット環境整備法改正案(エロ広告規制法案)」に関しては、批判も集中しているようで難しい所。個人的には「エロ広告」という言い方が嫌らしく(※「悪意がある」という意味)感じるし、この改正案に反対する人達が指摘している「表現の自由」に対しては、私はそちらの主張が正解だと思うけどなぁ。辺野古沖転覆事故の件同様、まずは多くの特に反対している側の意見に耳を傾けて欲しい。

2026年7月27日

おじフォント

 最近ネットで「おじフォント」なる言葉に遭遇して、何だそれと思ったらどうもWindowsの標準フォントとして一時使用されていた「メイリオ」の事らしい。最近では、さらに洗練されたフォント(例えば「Note Sand JP」)等が登場しているのに、昔から有るそういうフォントを旧世代のユーザーが使い続けるので「おじ(さん)フォント」と呼ばれるらしい。

「メイリオ(明瞭)」フォント登場以前のWindowsは、「MSゴシック/明朝」が使われていて、これは昔の「ドット構成のフォント」みたいな感じで、確かに見づらいフォントでした。Macが早くからフォントの重要性を認識していて改善されていったのに比べて、Windowsはそういう部分には無頓着なのではと感じる位。まぁ、Macユーザーは昔からデザインとかそういう関係のユーザーが多くて、フォントにも厳しい評価が多かったんだろうけど。

実は「Note Sand JP」なるフォント名は、この時初めて聞いた名前だったので「どんなフォントなんだろう」と探してました。サブスクしているAdobe Fontの中に含まれていることが分かったので、早速ダウンロードしてみましたが、正直ゴシック系ということで「メイリオ」との違いが素人の自分には良く分からない(笑)。並べて表示してみると、「メイリオ」に比べてやや細見でスマート(フォントの縦横比がメイリオよりも縦長)な印象は感じますが、正直自分程度のユーザーならば「どっちでもいいよ」という感じ。私は明朝系のフォントは好きじゃ無いので、ゴシック系ならばそんなに抵抗感がないという理由もあるけれど、デザインとかに関わる人で無ければそんなに気にするほどの違いがあるのかなぁと、素人ユーザーは思うわけです。

Gemini君に、両フォントの違いを聞いてみると、

  • 「Note Snad JP」は「標準の太さでもしっかりとした肉厚感があり、引き締まった印象を与える」
  • 「メイリオ」は「低解像度な画面でも潰れにくいように設計されており、明るくゆったりとした並びになる」
との回答。ここで個人的に納得したのが「メイリオ」の「低解像度の画面でも潰れにくい」という所。今ではノートブックパソコンでも、高解像度のディスプレーが当たり前だけれど、昔はコストの関係も有って、デスクトップのモニターに比べてどうしても低解像度のLCDが使われていたんですよね。プレゼンテーションとかで外部に持ち出して使用すると、どうしてもその解像度に縛られるから、そういう場面で「メイリオ」は有効だったんですよね。因みにGemini君に「(最近のWindowsデフォルトの)游フォントとNote Sand JPの違い」を聞いてみると、純水にフォントデザインの比較になり、「低解像度での」という部分が無くなりました。そう言う意味では、ユーザーの世代でフォントが決まるんじゃ無くて、利用環境やデバイスがフォントを選択しているんだと思いますね。

ダイヤ混乱

昨日の午後、BGV代わりにテレビを付けてパソコン作業をしていたとき、突然速報のアラームが鳴りテレビ画面にテロップが表示されると、東海道新幹線が静岡辺りを境に上下線で停止しているらしい。何か人身事故とか合ったんだろうかとこの時は訝しんだところで一旦作業に戻りました。その後今度は、パソコン画面に「羽田空港でダイバートが発生していて、セントレアや成田へ行き先変更」という書込が氾濫し始めます。ここで先ほどの新幹線の話も有り、何が起こっているのか確認すると、昨日の午後は関東の南部で凄いゲリラ雷雨が発生していたんですね。その夜のニュースは勿論、今朝のニュースでも大きく何度も取り上げられていました。

真価線の運行停止も、静岡-三島間で雨量が規定値を超えたことが理由らしいのですが、タイミングの悪い事にその前午前中には、山陽新幹線内で人身事故があり、この時から運行スケジュールが乱れていた様子です。そこに天候不良で静岡県内での臨時停止などもあり、さらに都内でのゲリラ雷雨の影響で、東京駅での折返し作業にも影響があったんでしょうね。それでも、まだ羽田空港よりはマシかなぁ。空港だと、雷雨や豪雨だと地上作業が完全に止まりますから、そうなると出発も到着も出来ない。今の技術なら、中期スポートの上に軽量の屋根を作る事も可能だろうと思うけれど、それが必要な天候の時って年間でも限られるわけだし、逆に台風とかの場合には被害が発生して空港利用停止とかに成りそうだし、そういう費用対効果を考えると、今のように露天の方が有利なんだろうなぁ。

ここ最近は、以前と比べて格段に出かける機会が減ってしまい、新幹線にしても飛行機にしても、随分とご無沙汰状態。頻繁に利用していた頃は、こういう自然災害にも注意をしていて、例えば台風シーズンには出掛けないとか、新幹線は沿線の点気は問題無くても上流(=山間部)で大雨が降ると水量超過で停止するからそちらの天候も確認するとか、結構注意深く利用していました。でも最近の天候、特に猛暑や酷暑が普通になりつつある6月頃から9月頃位迄は、本当に天候が読めなくて、それも合ってかなに下段ダントで掛ける事が億劫に成りつつあるような気さえします。一方で、天気予報の精度は上がっていて、昔は半分も当たれば「凄い」という時代でしたが、最近では80~90%位の精度は有るんじゃ無いだろうか。浜松とか狭い地域の予報ですら、「今日は午後2時位から天候が替わり雨の確率が40%」とか予報されていると、本当に午後になると天気が悪くなり、ほぼ予想通りのタイミングで雨が降ってきます。そこは非常に感謝したいし便利になったと実感するところ。

最近の問題は、やっぱり昨日も発生した「ゲリラ雷雨」「ゲリラ豪雨」のような、極端な天候急変ですよね。自分の記憶では、昔は精々「夕立」くらいであんな「ゲリラ○○」みたいな事って無かったように思います。強力な台風並みの雨と風が、あっと言う間に発生して1時間位するとケロッと晴れ間が出てきたりするわけですからね。しかも、その範囲も関東一円とか○○県とかよりも更に狭い、「○○市」とか「○○区の××町」みたいな範囲で急に発生したりするわけですから。静岡県内でも、浜松は高温は続いているけれど天候は比較的安定していて、 一方で静岡のある中部地方や東部地方は、その関東のゲリラ雷雨の影響を受けてか雨風が酷かったらしい。今週は40度の最高気温も、30度台前半位まで下がるらしく、少し落ち着いた様子になりそうだけれど、それでもやはり33度とか34度って「暑い」事に変わりない。高校生の頃なんかは、昼練習の時に33度とかだと「日射病予防で練習中断」とか言われたものだけれど、今はさらに厳しい状態に。そのうちに「空冷服」が冬のヒートテック、夏の接触冷感素材波に「普通」になったりして。

2026年7月26日

副首都の定義

今国会で最後まで揉めた「副首都法案」。 その最後の鬩ぎ合いの状況を解説する、産経新聞・水内茂幸氏と今野忍氏の対談コンテンツ。収録が、24日のお昼過ぎなので、まだ結果も結論も出ていない中、二人とも再延長は無くこの日で決着を付けると予想するのは、流石ベテラン政治記者。

個人的に副首都関連の話を聞いたり情報を見聞きしていて感じるのは、先ずは「副首都とはなんぞや」という素朴な疑問。東京に一極集中している官庁や行政機関の一部あるいは全部を別の場所に移設するのか、首都東京の政治行政中枢機能のバックアップあるいはコピー(二重化)を、別の場所に構築するのか、詳細はこれから決定していくので仕方ないけれど「副首都」という響きに、皆勝手な想像を膨らませているので、よく考えたい人は東京が引っ越してくるくらいのイメージだし、悪く考える人は行政の二重化やそれこそ大阪市・府の独断みたいな言い方をするし。

機能を移設するとなると、当然その設備や人員も移動する必要が有るけれど、どの機能を移設するかで逆に今の首都機能が非効率化するかもしれない。当然それなりの規模の都市で無いと、人材的にも経済的にも賄えきれないだろうし、東京都の移動距離なんかも重要になってくるでしょうね。そう言う意味では、大阪とか名古屋辺りが候補地して出てくるのは仕方ないというか当然というか。一方で、デジタル化されている行政や立法情報をバックアップして万一の場合にはホットスタンバイから即座に利用可能状態に出来るような仕組みも、ある意味「副首都(裏首都?)」と言えるでしょうね。その場合は、安全安定した土地が最重要になるので、それこそ長野とか山陰・山陽の中間山間地あたりの安定した地盤が要求されるかもしれない。でも、電源とか水源とかも必要だから、余りに奥地でも困るだろうし。

とあるネットの書込で、今回の「副首都」には将来道州制に移行した場合の「州都」の位置付けになるのかもというコメントがあり、確かにそうかもなぁという気も。東京直下地震や富士山噴火、あるいは東南海地震等首都東京に大きな影響を及ぼすと想像される自然災害のリスクは確実にあるわけで、最悪手と昨日の特に行政機能が壊滅したときでも、日本国として最低限の機能保存が出来るシステムは作るべき。それが「副首都」の最大の役割になると思う。そう言う意味では、物理的に首都東京の機能を肩代わりできるような、今のシステムの複製に近いものを一つと、その機能実行に必要なデータや情報あるいはデジタルシステムをホットスタンバイの状態で維持するような、システム多重化も並行して考えないと、万一の場合に人や組織は残ったけれど、肝心な情報が無くて機能出来ないなんて言う自体はありそう。企業では「BCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)」が、特に阪神淡路大震災や東日本大震災以降重要視されてきたけれど、あれも一度作るとどんどん風化していくんですよね。先ずは基板を作ったら、いかにそれを継続して勝つ検証しつつ更新していくのか、これも一回で終わる話では無く、場合によっては複数年度の継続目標として定義しないといけない気がします。

Arena Football

先週土曜日に、関西地区の大学生チームから選抜選手が2チームに分かれて「New Challenge Bowl」なるイベントが開催されました。大学のリーグでは、はるはオープン戦のみの開催なので、通常は7月初めくらいで春のシーズンが終わり、8月末から9月のリーグ戦に備えてサマーホリデーに入るのですが、その直前に今回初めて「変則オールスターゲーム」みたいな感じで開催されました。

「変則」と書いたのは、所謂フルスケールの「アメリカンフットボール形式のオールスター戦」ではなく、試合形式はアメリカで行われている"Indoor Football"に準じた対戦だったこと。" Indoor Football"は、その名称の通り「室内=アリーナ」で開催するアメリカンフットボールで、当然ながら一部ルールはフルスペックの「アメリカンフットボール」とは異なります。フィールドサイズは小さいですし、フィールドでプレーする人数も3人少ない8人等。但し、それ以外のプレー関係のルールはほぼ同じで、パスやランプレーもあるし4thダウンで10ヤード前進すればダウン更新されるのも同じ。今では"Indoor Football"と呼ばれているけれど、私が初めてアメリカで試合中継のテレビを観ていたときには"Arena Football"と呼ばれていました。"Arena Football"が始まったのは1986年からで、私が初めてテレビで試合中継を観たのは、多分2000年だったかなぁ。ホテルでテレビのちゃんねるをガチャガチャ変えていたら、突然アメフトのスタイルをしている選手が映って、しかもプレーしている。最初はNFLかカレッジの再放送かと思ったら、どうもフィードの様子が変で、サイドラインの直ぐ横にクッションがあってその後ろで観客が歓声を上げている。「なんなんだこれ?」と思って調べてみたら、数年前にNFLのオフシーズンに開催されている、室内アメフト"Arena Football"だと分かりました。

最初は「本チャンアメフトのお遊びバージョンかなぁ」とか否定的に見ていたんですが、フィールドサイズの奥行きが、本来の100ヤードに対して50ヤードと半分なので、QBはバンバンはずを投げてくるわけです。そこでWRとDBのマッチアップが合って、中々スリリングなプレーが続きます。その後も何度か観る機会があり、確か当時の国内アメフト専門誌の「TOUCHDOWN」とかでも取り上げられていたと思うんですが、日本国内では今ひとつも二つも盛り上がらなかった気がします。でも私は結構嵌まっていて、その最大の理由はフィールドが狭い分本来のアメフトのプレーや魅力が「ぎゅっと凝縮」されていたように感じたから。1Q=15分だったけれど、ランニングタイムだったか、NFLよりもゲームクロックが止まるケースが少なくて、確か1試合(4Q×15分)でも、1時間半位で終わっていた気がします。それもスピーディーな感じでした。だから、スポーツの魅力であるパワーとスピードの迫力が、直接感じられるスポーツだと当時は思っていて、当時は間延び感のあったフルスタイルのアメフトよりはちょっとせっかちな性質の日本人受けするんじゃ無いかと感じて、その印象は今も変わりません。

実は、今回開催されたNew Challenge Bowlに関して、日本国内でのアリーナフットボールの是非とか可能性の話題がネットにも散見されるんですが、個人的には日本でも開催されないかなぁと言う淡い期待が(笑)。数年前に、某チームの某監督と雑談をしていた時、偶々アリーナフットボールの話になり、この監督さんから国内でアリーナフットボールが結構魅力的なコンテンツになり得るという持論を聞いて、一寸期待したことがありました。彼曰く、実はバスケットがブームで国内に色々なアリーナが増えているけれど、結構稼働率に課題があるらしい。そういう所を上手く補完できれば、試合会場の心配をせずにゲーム開催だけに集中出来て、そこから新しいファン層の獲得にも繋がるのではと言う話でした。私は「30年前からアリーナファンだった自分としては是非期待しています」と言っておいたけれど、まぁ本家のアメフト自体が厳しいのに、新規のアリーナはさらに厳しいでしょうね。オリンピック種目にもなったフラッグフットボールですら、まだまだ認知度は低いし。一度何処かのアリーナで出来ないかなぁ...

2026年7月25日

土用の丑の日

 明日26日は「土用の丑の日」で、鰻受難の日。「鰻」と言えば高級食材の一つだけれど、今年は数年前に稚魚が豊漁だったこともあり、昨年よりは何割か価格が下がっているらしい。更にスーパー等で良く見かける中国産鰻(蒲焼き)だと、中国も稚魚が豊漁だったこともあり、価格は三年の半値くらいまで下がっているらしい。また、先日「完全養殖鰻」の一般販売で話題になった、山田水産の鰻も「6,000円」くらいで販売されるらしい。国産の鰻重が3,000~5,000円位だから、まだまだかなり割高だけれど、そうやって一般へ少しずつでも浸透していければ生産量も上がってくるだろうし、それはそのままコストダウンや価格低下に繋がると期待指定ですよね。

浜松と言えば「浜名湖の鰻」が全国的に有名で、土用の丑の日を報道する番組でも「浜名湖産の鰻」というものが登場していたけれど、今はどの辺りで養殖しているんだろうか。昔は、新幹線で浜松駅から名古屋・大阪方面への下りに乗車すると、JR東海の浜松工場の敷地を過ぎて少しすると、右手に延々と養鰻池が広がっていて、水面を叩いている水車が幾つも見えたものだけれど、最近はそんな養鰻池は太陽光発電パネルに置き換わっていたり、住宅地や工場などへ変わっていて、元の「池」の状態の場所は殆ど観られないくらい。一つ二つ水車が動いているところも観ることもありますが、あれは鰻だろうか、スッポンだろうか。正直なところ、「浜名湖の鰻」は、名称はまだ全国的に残っているけれど、実際に浜名湖周辺で養殖している場所は殆ど残っていない気がするなぁ。新幹線が通過する南側では無く、浜名湖の奥の北側にはまだ養鰻池が残っているのかなあ...

鰻の中でも「ニホンウナギ」は絶滅危惧種な訳で、それでも毎年この時期になると盛んに鰻の話題が登場して、暑い夏バテ対策としても推奨してくる状況。その矛盾をいつも感じているんですが、何故かそう言う事が話題に上がっても、すっと消えてしまう感じ。個人的には、ちょっとした闇を感じるところです(笑)。それが今年は知行の価格が下がったということで、結構価格が下がっていて、更に今朝のニュースでは「鰻食べ放題」のお店まで登場するとか。いゃ、勘弁してよと言いたいところ。国内では、養鰻業者の廃業なども続いていて、多分生産量としては減ってきていると思うんですが、その分中国で養殖された日本種の鰻が国内に輸入されて、それが国内の養鰻池で肥育されて「国産鰻」として流通しているらしい。まぁ、そこまでして食べたいと思わないけれど。

そう言えば最近イオンスーパーの鮮魚売り場を回っていると、マグロの柵を売っているんですが、それらの殆どが「中国産(太平洋捕獲)」となっています。多分イオンが契約している中国の漁業船が太平洋上でマグロを捕まえて、それを中国の国内で処理・調理してイオンスーパーへ卸しているんだろうけど、ますます日本の食糧安保も中国に依存することになりそうだなぁとちょっと心配になりました。あるいは、海水温度の異常からか、今年はマグロが北上していて、通常は取れないような東北の港にもマグロが揚がっているらしい。そういう場所は、漁獲枠も小さいので、直ぐに枠を使い果たすのだけれど、マグロはどんどん釣れてしまうので、廃棄したりしているという話も。鰻ほどでは無いけれど、マグロも漁獲制限対象になっている魚種もあるわけで、そういう所はもっと丁寧に対応するべきじゃ無いかと言う気がしますね。それなのに、日本の流通では「高いものだからこそ、何としても安く流通して一般に手が届くような商品化をして顧客満足度を高める」みたいな思考を感じます。ビジネスとしては正しいのかもしれないけれど、環境問題的には違うんじゃ無い? 中国人とは異なるベクトルで、食べ物には異常な傾向を示す日本人らしい気がする。

特別国会閉会

終盤に入りますます混乱していた2026年特別国会(実質通常国会)は、8日延長して期日前日の金曜日夜に懸案の「副首都法案」が2票差(賛成:123票、反対121票)の「過半数+1」で可決されて、最後は何か「スッ」と終わった感じ。 参議院の定数は248議席だけれど、山本太郎氏が辞職しているので、現在は247議席。さらに、議長(自民党)、副議長(立憲民主党)は除かれるので、245議席。自民党議員で3人が病気治療等の理由で欠席していたけれど、どうもそのうちの2人がこの投票のために戻って来たのかな。その為、自民党100議席、日本維新の会19議席、チームみらい2議席、無所属から2議席という内訳かな。

選挙ドットコムちゃんねるで、山本期日前+今野忍のゴールデンコンビが、参議院の反対答弁から投票までの様子をライブ中継していて、その後講評をしていたけれど、まぁ最後に決議に賛成した参議院の立憲民主党は、何を考えていたのか聞いてみたいところ。今野氏の説明では、このまま議決されなくて会期が60日延長されることを嫌がったという話だけれど、本当に反対するならばそれ位の覚悟はしろよと小一時間。

動画の中で、視聴者からの質問(スパチャ)で、今衆議院が解散して選挙をしたら、どれくらい与党が減ってどれくらい野党が増えると予想するかと言うものがありました。今野氏曰く、確かに前回の圧勝は無理で仮に100議席くらい失うとしても、結局それが野党に生穂しょうもないので予想しがたいというのは正直なところ。多分投票率は大きく下がるだろうから、組織票が堅い政党が有利だろうから、そうなると自民、維新、公明系と後は参政党が案外復活するという意見も納得出来るところ。

それよりも、秋に詳細が決まる「消費税減税」について、先の私有議員選挙ではチームみらい以外は「食品消費税減税」を言っていたのに、今回の国会では野党は色々理由を付けて減税反対を言っている。仮に秋に消費税減税をテーマに解散総選挙があったら、野党はどう説明するんだろうという読みは鋭いですよね。いさ進一氏のYouTubeに今野忍氏が出演していて、その点を問いただしていたけれど、いさ氏の説明は「自民党は低所得者救済と言うが、中道連合は福祉予算として減税を言っていたので反対している」という内容。うーん、それって国民から見たらどうでもいい話なのでは。今野氏も突っ込んでいたけれど「党で生活ファーストと言っているに、全然ファーストじゃない」というも正論だよなぁ。今回は減税に賛成をして、2年後に元に戻すときに反対すれば良いというのも正論だと思う。そこで税率がそのままあるいは仮に食品は3%とか5%と今よりも低くなれば野党の手柄だし、元の8%あるいは10%に上がれば与党の失点となるわけですからね。

別の機会に今野氏が話していましたが、故安倍総理の高市早苗評として、「仕事は出来る。でも自分で全部やろうとする」と言っていたそうですが、確かにそういう雰囲気が感じられる現在の高市内閣。でも、例えば片山財務大臣、茂木外務大臣、小泉防衛大臣、赤沢経済産業大臣等、結構布陣は手堅く見える。多分内閣としてはそれなりに機能しているけれど、高市総理周辺のスタッフィングが、腹心の木原官房長官以外任せられる人が少ないのかな。今野氏がよく言う、第二次安倍政権時は、安倍総理は自分がやりたいが以降や安保に集中して、それ以外の仕事は全部菅官房長官に投げていた話は、菅官房長官も大変だったと思うけれど、多分菅さんの下に有能なスタッフがいて、そこで分担していたんだろうと思います。やはり今野氏が指摘していた首相公邸での不便生活を、何か特例措置で外部のヘルプを入れて、高市総理の24時間が出来るだけ政務に向けることができる要するのも「ワークロード分散」の一つになると思うんですよね。政治負担の分散と生活負担の分散、両方検討が必要なんじゃ無いだろうか。それが今一番重要な日本の課題のような気がする。

2026年7月24日

You no longer have full control of ...


Facebook (Meta)から、突然こんなメールが届きビックリ。私がオーナーのFBのアカウント権限が変更されたということなんですが、誰もそんなことをしていない。実は数日前にも、大学時代のアメフト部のFB(私が10年以上前に作成したもの)からも「もう管理権限が無いよ」というメールが来ました。この時はもう自分は殆ど管理せずに、現役や最近のOB/OGが更新管理しているので、彼らが外したのかなと思っていました。でも、その後試しにアクセスして観たら、ちゃんと管理画面にアクセス出来るんですが。今回も同様で、何か変。

そこでGemini君に次の質問を投げてみました。

MetaのSecurity Teamから、「You no longer have full control of xxx(私管理のFacebookサイト名)」というメールが届きました。しかし、実際には管理権限は変更されていないようですし、複数のオーナー・管理者がいますが誰もその様な操作はしていません。現在複数のFacebookサイトの管理者ですが、少なくとも二つのサイト名で同じ内容のメールが届いています。上記の文例で検索して観ると、海外でも同様の事例が発生しているようですが、特にMetaからは正式な見解なり説明は無いようです。
質問1: このメッセージ内容は本物でしょうか。
質問2: 何らかの虚偽メイール・トラブルの可能性はありますか
質問3: Metaへといわせる方法以外で、何からの検証方法はありますか

質問1に関しては、フィッシング詐欺の可能性かシステムバグの場合が考えられるという回答。質問2に対しても、フィッシング詐欺の可能性が極めて高いとの回答。で、質問3に関しての回答で興味深いものがあり、それが「セキュリティに関する最近のメール」機能と言うものがあり、これで確認出来るというもの。

初めて聞く話だったので早速試してみると、「Sorry, something went wrong.」と表示されて orz

この文章で検索をかけてみると、海外でも同様のメールが頻発しているらしく、あちこちで話題になっていました。Meta(Facebook)のバグかなぁ。最近芳しい話を聞かないしなぁ。そろそろ撤退する頃合いかな。

My Lifestyle Strategy

ReHacQのコンテンツから、ゲストに元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏を招いての回。MCが森本智子さん、コメンテーターには大和証券の木野内栄治氏と永濱利廣氏のピンチヒッター(?)として、第一ライフ資産運用経済研究所から前田和馬氏(私は初見の方、でも永濱氏と同じ主席エコノミスト)と言う、底だけ見れば毎週金曜日夜の回の様で、何で野球解説者の里崎氏がと疑問を感じながらの視聴スタートでした。

視聴しだして知りましたが、里崎氏は「投資家」としても最近は著名なんだ。確かにこの2時間のコンテンツを見終わった後の印象は「手堅く将来性もあるファイナンシャルプランナー」みたいな感じで意外でした。入団した時に、最悪5年後には契約解除されるリスクを想定して、毎月10万円の積立を始めたというのは意外だったし、そういう先見性がその後の成功体験を招いたんだろうなぁ。私も、積立はしていなかったけれど、結果的には入社時から始めた会社の「持ち株会」で少しずつ(最初の頃は0.2株とか、そんな時代だった)買い溜めた株と配当金のお陰で、何とか老後の生活も多少なりとも道筋が見える位にはなっているわけだし。

しかし、元々投資には興味は無かったけれど、引退後にSoftbankの株式公開の話を聞いて、同じパリーグだからと購入し、その時の経験からその後の自分なりの「投資ルール」を作り守っているのが成功のもとというのも面白い話。Amazon株を購入したらコロナ禍で急騰し、それを売ってAlphabet株に乗り換えたら、こちらも急騰してと言う運の良さもあるけれど、投資予算の2割を振分ながらも、残り8割は国債で確保していて実は今回の主要テーマはこの「国債」だったというのが、半分位経過してやっと発覚するのも面白い展開。「投資」に対して考え方や行動パターンが、何となく自分の考え方にも似ているのは、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)。

何だかんだ言っても、プロ野球選手としてそれなりの記録や活躍をしていて、引退時にもそれなりの資金が手元に有ったと思われるから、誰にでもマネできる話では無いけれど、「目減り分は仕事の収入で補填する」 と言う考え方というかリスクマネージメントは正しいと思いますね。それもあるから、元本が担保される国債で8割運用して、2割で利益が出なくても仕事でカバー出来るという範囲に止めていることで、限り無くリスクを最少化できていると思います。動画のコメント欄を観ると、賛否色々あるみたいだけれど、個人的には自分の考え方にも近いし、自分も似たような感じで10年位投資の一歩みたいなことをやっていて満足出来る結果が今の所は生まれているので、かなり参考になったコンテンツでした。自分の年齢的には、もう利殖するフェーズは終わりつつあり、後は残りの人生でどれだけ有意義に資産を活用していくかという状況なので、後悔しない使い道を考えないと。

青い新幹線

「テレ朝NEWS」での記事から、「青い新幹線」が年内に登場するという話。「えっ?!」と思って記事を読んだら、どうもJR西日本での話で、新大阪-博多間で運行する、各駅停車の「こだま」号の車体を、JR西日本のコーポレートカラーもイメージされる「山陽ブルー」にした車両で運行するというもの。これにより、「のぞみ」や「ひかり」と乗り間違いを防ぐ目的もあるらしい。

ここでふとした疑問が沸くのは、となるとその青色塗装の車両は「こだま」専用になるけれど問題無いのか、ということ。東海道新幹線の場合、「こだま」は、基本的には東京-新大阪、東京-名古屋を往復していますが、折返し時には「ひかり」になったり「のぞみ」になったりする場合も。車両的には、16両編成は変わらず、ただ自由席車両の設定が「こだま(1~6号車と13~16号車)」「ひかり(1~5号車)」「のぞみ(1~3号車)」と変わるだけなので、これは車内外の表示が切り替わるだけ。でも、この「青い新幹線」の場合、いちいち色を塗り替えるわけにも逝かず、どうするんだろうと疑問でした。

関連する別の記事を読むと、どうも山陽新幹線区画では、「こだま」は8両編成で独自に運行されているらしい。「のぞみ」や「ひかり」は、東海道新幹線区画からの直通運転もあるので、そこは東海道新幹線-山陽新幹線で車両は統一しておかないと駄目。でも「こだま」に関しては、以前から東京-新大阪までの運行で、新大阪よりも西への運行はJR西日本が独自に行っていたもの。多分16両編成のまま山陽新幹線区間で運行してしまうと、効率が悪いんでしょうね。JR東海の運航区間出すら、「こだま」は「空気を運んでいる」と揶揄されるくらいですから。引退した500系が「こだま」として運航したように、一部車両編成だけの塗装だと思うけれど、これはこれでまた話題になるんだろうなぁ。

JR東海が同じ様な「こだま」を運航したときには、やはり車両カラーは「オレンジ色」になるんだろうか(笑)。ちょっと目に痛そう。東海道新幹線の場合は、車体側面に表示され車両番号の色をみれば分かるわけで、「のぞみ」は黄色、「ひかり」は赤色、「こだま」は青色表示で、これはホーム上のパタパタ(運行表示板)も同じ。たまにインバウンドの方に新幹線の乗り方を聞かれんですが、「Nozumo」とか「Hikari」とか言っても伝わらない場合も有るので、「Yellow-colored」とか「Red-colored one」とか、色と番号で説明すると、そちらの方が伝わる場合があります。そこのルールは変えないで欲しいですよね。

2026年7月23日

梅仕事2026 (5) - 紫蘇付け

今年の梅仕事も、いよいよ最後の工程に。7月の上旬に下漬を始めた今年の梅干しを、梅雨が明けた今週初めから天日干しを開始。初日は2回程、2日目は3回程天日干しをしている梅をひっくり返して満遍なく日光に当たるようにしましたが、今年は超完熟梅を使用しているためか、皮が脆くなっている梅が幾つか破れてしまい、ちょっと勿体ないことをしたなぁと反省。それでも、そういう梅もその破れた面を太陽に当てるようにして乾燥させて、自分で食べる分には問題無い程度にリカバリー出来ました。ただ、塩分18~20%位で下漬しているので、そういう断面は乾燥した塩で真っ白になってしまいました。

3日目の昨日は、昼間はそれまで同様に天日干しを継続。流石に3日目になるとほぼ全ての梅干しの表面も乾燥して、干しカゴに敷いているクッキングシートに引っ付く梅も無くなりました。3日目なので、夕方には屋根の下にある物干し台に移動して、そこで一晩夜露に触れさせて最後の仕上げをしました。今朝は朝一でその天日干しした梅の干しカゴを回収すると、夜の内に夜露に濡れてしっとりとした梅干しに変わっていました。朝食の後、最後の赤紫蘇漬けの作業を開始。今年は梅ボーイズさんの所で紹介されていた、「梅-揉み紫蘇-梅-揉み紫蘇-梅-...」のミルフィーユ構造に保存瓶に詰めて、そこに取って置いた梅酢を注ぎ入れて、後は年末まで熟成するのを待つことになります。


去年よりも、重量では1.7kg増えているのですが、粒が1L~3Lと比較的大粒のものが揃っているので、ざっくりと数えると250~260粒位で個数自体は昨年の7割位でしょうか。一番大きな6l保存瓶は昨年の梅干しで使用中なので、全部が入りきるサイズの保存瓶が無く、出来るだけ均等になるように4Lの保存瓶に分散して漬け直ししました。最初に底に並べてみると、一周で20~23粒くらい。その上に梅紫蘇を薄く広げて、その上に再び梅を並べていきます。二つの瓶で、出来るだけ均等になるように交互に梅を並べて紫蘇を敷き、また梅を並べてという作業を繰り返しました。皮が破れて形が崩れているものは予め取りだしてあり、これらは別に漬けようかとも思いましたが、丁度良いサイズの保存瓶も無いので、片方の保存瓶の一番上に並べて紫蘇付けして、最初に消費できるようにしました。年末になったら、叩き梅を作る事にします。どちらも梅干しの層は7層となり、1層で20個少し並んでいるので、300個には届かないけれど、270~280個位が今年は漬けられたことになります。最後に梅酢を注ぎ入れましたが、二つあったうちの一つ分で丁度二瓶漬かりきったので、残った梅酢は別途保存しておいて、何か料理に使うことにします。2l弱位あるので結構使い勝手がありそうです(笑)。

昨年は、一回り大きい6lの保存瓶とそこに入りきらなかった梅をさらに2lの保存瓶二つにほぼ一杯になるくらいまで漬けました。今年は4lサイズの保存瓶二つにほぼ一杯入るくらいまで付ける事が出来、これで来年も梅干しを楽しむ事が出来そうです。年末になったら味見をする予定ですが、1年目2年目と自己満足ながらそれなりに好みの味に仕上がっているので、今年もそれなりの出来になることを祈っています。(続く)

山田五郎氏逝く

評論家というよりは、「博識コメンテーター」という印象が自分的には一番しっくりくる、山田五郎氏が、14日に闘病のかい無く他界されたというニュース。勝手に、自分よりは一回り近く上の人だと思っていたら、67歳と言うことでほぼ自分と同年代でビックリ。3月頃から治療と闘病生活に入っていたことは知りませんでしたが、少し前にちょっと浮腫んだ様子でテレビ出演されていた様子を見ていて、「あれ、体調悪いのかな」と思っていましたが、かなり急な話のように感じます。

山田五郎氏と言えば、自分的には「アド街ック天国」での、街角コメンテーターというか、どこの場所が取り上げられても、まるでそこに住んでいるかのような詳しい説明には、毎回脱帽していました。「その街のどこそこに、こんなお店がある、こんな場所が有る」という、場所的な情報だけで無く、その街の由来だとか著名出身人物の話とか、地域の情報を言わば平面的な二次元情報と思えば、そこに時間軸の情報を加えた三次元的な立体的な解説というか説明には、毎回感心していましたね。

後忘れられないのが、「タモリ倶楽部」での「お尻評論家」としての活躍。勿論、それ以外の評論も披露していて知識の広さと深さは言うまでも無いのだけれど、そう言う俗っぽい話も何か高尚な話題のように錯覚させてしまう、話の深さと上手さがあったように思います。人間はどうしても「見栄」もあるから、10の知識があれば、15とか20とか、酷いときには100位の知識があるように膨らませるけれど、山田五郎氏の場合は100の知識があるのに、その中から厳選した10の知識を提供するというか、そう言う「余裕」を感じられる人物だったと思います。

著名人にしても、身近な人にしても、時の流れには逆らえないのは誰も同じ。でも、誰もが充実して「やり切って」人生を閉じることが出来る分けでは無く、突発的な事故だったり災害死、あるいは今回の様に病気に苛まれて不本意ながら一つの歴史が終わってしまう事も。自分も段々とそういう状況に近くなり、最近強く感じるのが「今出来ることは、今するべき。待っていても、延期しても良いこと無い」という、ある意味諦めの達観したような意志なんですよね。やらずに後悔するならば、やってみて失敗しても成功しても、満足しても不満足であっても、自分の歴史の中に刻み込むことが一番重要だなと感じます。物欲はそんなに無いので、最近は「ほしい物リスト」も空白が増えていますが、「やりたいことリスト」はどんどん膨らんでいる状態。某CMじゃないけれど「やるなら、今でしょ」を再認識したような気がします。 

2026年7月22日

政治改革

選挙ドットコムちゃんねるから、鈴木邦一選挙ドットコム編集長による、日本維新の会・共同代表の藤田文田家議員へのインタビュー動画。何度かこの藤田氏が出演している動画を観ていますが、声質とか語り口が「柔らかい」ので、凄く聞き心地が良い気がします。勿論、議員さんなので一番重要なのは「内容」だけれど、聞いて貰える・相手に聴かせることが出来るそう言う「声」は隠れた武器になりそうな気がする。

鈴木編集長が最初に聴いたのが、やはり「入閣」の話題。連立開始時は、経験不足を理由に閣外協力に止めて、それでも遠藤敬内閣総理大臣補佐官を付けて連携密度は落とさないようにしたのは、絶妙なバランスだと思いました。その時から高市総理は「いずれは内閣にも」と言っていたのが、急に最近「入閣」という言葉がメディアで踊り出して不思議でした。まだ最初の政権発足から1年も経過していないのに、もう内閣改造かということもあるし、仮に入閣するとしてどの大臣にということも分からない。やはりメディア等では、日本維新の会が主張する、副都心好走や議員定数削減を進めるために、管轄官庁である総務大臣を狙うのではという話が飛び変わっているけれど、それって利益誘導になるから実現したらメディア葉掌返しで批判するんじゃ無いかと思っていました。で、藤田氏も同じ事を説明されていて、「あぁ、結構ちゃんと周りが見えている」と感心した次第。まぁ、普通考えたらそうですよね。

議員定数削減に関しては、衆議院と参議院でそれぞれの個性が生かされるような選挙制度にするべきというのは、自分の考えにも近い感じでこれも好感が持てた部分。衆議院は民意を吸い上げる場として、小選挙区に重きを置いて色々な選挙区から議員が生まれるようにして、参議院は民意を実現する場として、出来るだけ多くの政党が参加出来るように中選挙区制度や小選挙区比例併用制度のような形で運用するのが理想的というのは確かにそうだなと言う気がします。動画の真ん中くらいで藤田氏が語る「Aチーム vs. Bチーム」の話は確かにそうで、そう言う意味ではやはり藤田氏が提案しているような「2人区」で、与野党それぞれ議員が生まれる可能性が高くなるのが、バランス的には一番望ましいのかなという気も。ただその為には、それなりの議員数を保てる程度の「信頼出来る政党」が生まれないと駄目で、それが今の野党の中で可能性があるのは... という状況を先ず解決するべきなのでは。

この動画に限らず、例えば政治の世界だと政党の重鎮や責任者がざっくばらん赤裸々に自分達の主張や意見を話すことが出来それを自由に視聴出来るようになったのは、ネット時代が生み出した大きなメリットの一つだなということ。昔だったらNHKの政治番組くらいしか無かったのが、今はそれこそ選挙ドットコム、ReHacQ、PIVOTと、結構内容的に見応えのあるコンテンツが配信されていて、それなりに再生回数も回っているから、視聴者も興味があることも事実。その主張の内容に関して必ず賛否は生まれるけれど、先ずはその人が自分達の脂油超を自らの言葉で説明できる機会が増えることは良いことだと思いますね。ただその場合、その人の資質というか力の差も公になるわけで、そう言う意味では国会の議会では何かかっこつけることが出来ても、素に近い状態でのこういう会談ではあからさまにされてしまう残酷な時代とも言えると思う。

骨太の方針2026

「骨太の方針2026」が、最初のドラフトから少し修正されて正式に閣議決定。これで今後数年間の日本の動向や方向性の大枠が決まったわけですが、課題はこの大枠からどれだけ迅速に個々の成長項目をスタートして道筋を付けて「勝ち筋」にする事が出来るかという、スピードと内容の厳しい競争が始まるわけです。

担当大臣が、城内実大臣と言う事も有り、ここ数日ローカルニュース等にゲスト出演して、この骨太の方針の静岡県への影響度に関しての話も効きますが、多少リップサービスはあるとしても静岡県に対してもかなり色々な可能性が感じられる内容。浜松周辺だと、AI/半導体関連とか航空機関連企業が有望らしいけれど、その地域や土地で「中核技術」や「中核要素」みたいなものが確立出来ると良いなと思います。例えばヤマハ(日本楽器製造)は、多分殆どの人が「楽器メーカー」というイメージだと思うけれど、エレクトーンをはじめとした電子楽器の基盤から、半導体製造では一時期日本のトップ規模の企業だったこともあるし、系列のヤマハ発動機では、少し前に中国へのドローン輸出で問題になったドローンや船舶系とかもあるから、無人飛行機や無人船舶南下も期待出来るだろうし。

課題は、「直ぐに経済拡大が実家出来ない」ものが多いことかな。壮大な計画だけに、準備にしても実際の作業にしても時間も手間もお金も掛かるから、某かの結果が見えてくるのは早くても数年後。それまでには、そう言う資本投入技術投入で社会活動が活発化して景気循環が上向きになれば、例えば賃金アップとか社会サービスの安定提供とか「実感」出来るものも生まれてくるかもしれないけれど、どうだろうか。そう言う意味では、やはり今世界的に経済を牽引しているAI/半導体関連が先ずは一番の注目株なんだろうか。先日nVidiaのCEOが来日して、日本の関連企業の幹部とミーティングをしたり、夜は神田の焼き鳥屋で宴会したりと満喫したみたいだけれど、色々と基礎技術・要素技術を持っている日本としては地味だけれど長期的に投資できる舞台と考えられそう。

最近支持率が急落してメディアの格好のターゲットになっている高市総理だけれど、少なくともこれまで停滞していた色々な事柄、特に「年収壁」とか「暫定税率」などを、あっと言う間に解決した実行力行動力決断力は評価してしかるべきだと思う。特にこう言う政策転換の時には最大の「内なる敵」になりそうな財務省に、盟友でも有る片山さつき大臣を排しているのだから、これまでのように良いアイデアがあっても「財務省に潰された」という理由はかなり減るのでは。これまでの財務省は、どうしても歳入内で歳出を抑えることしか考えていない節があったけれど、今後は「複数年次で最終的にプラスにする」という、ある意味やり甲斐のある政策実現出来るわけだから、そう言う「プラスの動機付け」を片山大臣には是非実現して欲しいなぁ。勿論「ギャンブルをしろ」という意味では無く、「より経済に注目せよ」ということかな。GPIFの成功なんかはその良い例だと思うけれど、ああいう成功体験をもっと色々なところで共有すれば、また新しいアイデアも生まれてくる気がします。そう言う「前向きな政治」に期待したい。 

Game Changer

NHKスペシャルで放送された「インサイド・トヨタ」が結構話題になっています。トヨタ方式に関して賛否有る中で個人的に見た範囲では、中国勢7:トヨタ3位の割合で中国勢有利トヨタ劣勢みたいな印象を受けます。その中でも一番の理由が、中国企業の「スピード感」と「選択と集中」。スピード感では、兎に角作っては失敗し作っては失敗して完成度を上げていく工程。これを24時間回しているという話も聞くけれど、本当か否という印象も。選択と集中では、自動車ではBEV(Battery Electric Vehicle)に全振りして、国家も含めてインフラから置き換えるわけですからね。BEVでは世界トップメーカーのBYDだって、最初はバッテリーメーカーだったわけですから。

そんな中で「24時間体制の開発」と言われているんだけれど、本当だろうか。例えば、時差を利用して世界各地で分散開発することは、私もやっていました。昼夜がほぼ反転している日本とアメリカの東海岸の開発拠点で、日本の朝-アメリカ夕方と日本の夕方-アメリカの朝でそれぞれ引き継ぎをして、「仮想24時間開発体制」みたいなことはやっていました。但し、その場合でも分散の仕方が重要で、例えばソフト開発なんかでも一つのコードを複数で開発するようになると、必ず不整合が発生したりコンタミネーション(コード汚染)が発生したりして難しい。昨日分散しても、予めしっかりとインターフェース回りとか共通項目や共用ライブラリーみたいなところを確実に定義しないと、勝手な変数が使われたり、ローカルライブリーがいつの間にか挿入されていたりと、中々これも大変。よほどPMとかチームリーダーがしっかりしていないと、かなり難しい。それでもソフトの場合は、コード自体は複製して各所に置けるから良いけれど、車のようにハードウェアとなるとそうも行かない。一箇所で24時間開発体制をとるとすると、8時間交代としても最低3チーム必要だけれど、そうすると作業時間帯が固定されてしまうから、最低でも4チームは必要。幾ら人材豊富な中国と言えども、中々大変じゃ無いかなぁ。

それでもスピード感を加速させるためには、そういう開発体制だけで無く、文字通り製品品目を絞って効率的に資源投入しないと無駄は逆に増えてしまう。その為にも「選択と集中」が重要で、その狙い所が外れると一気に消滅してしまうことも。トヨタもそうすればと言われるけれど、トヨタはトヨタでそのスケールメリットを生かして、有る程度のメリハリは付けるけれど、可能性は残しておく戦略なんじゃ無いかと思います。要するにリスク分散ですよね。で、実際のところ世界がBEV一色だったけれど、結局はHVとかPHVというところが今はまだ主流なわけですから。とは言っても、いずれはBEVに向かうことは確実だと思うけれど、その為にはまだまだブレークスルーは必要だと思うし、膨大な数残っている内燃機関ベースの自動車を、それをすててBEVへ移行しようという「動機(インセンティブ)」が、まだまだ少ない気がします。個人的には、インホイールモーターが実用化されて、今の自動車では出来ないような移動方法、例えば真横に移動するとか、回転半径が凄く狭いとか、そう言う精度の高い動作ができる様になると、自動運転とかAIによる運転補助みたいな所が今よりも生きてきて差別化に繋がると思うんですよね。

BEVのネックは、やはり「給電設備」だと思うんですよね。それは、給電可能地点の数と給電時間が、まだガソリンスタンドの数や給油時間と比較するとまだまだ足りない。急速充電の仕様も出てきているけれど、対応している場所は限定的だし安全性とかもまだ不安が残るところ。日本では、確か200V系が最大値で、これで30分間給電で100km分充電出来るんだったのかな。30分100kmは、やはり物足りないですよね。あと、給電可能地点数も少ない上に、それなりに時間が掛かるから、30分の給電が終わっても前の車が移動しないと自分の車への給電は出来ない。長距離ドライブなどの場合を除けば、自宅に給電設備を設置すれば、就寝中に給電して、毎朝出掛けるときには満充電状態という環境も可能だけれど、その自宅給電設備設置にもそれなりにお金が掛かるわけだし。ディーラーによっては補助も出してくれるらしいけれど(確かLexusはそんなサービスがあった)、その後の維持費だって考える必要があるし、マンションなんかだと厳しい状況も。例えば、BEVの未使用時間帯に、BEVが自動運転で近くの充電場所へ移動して、自動的に給電をして自宅まで戻るような仕組みとか出来たら、急速充電設備を集約しつつ、「バッテリー切れ」をそんなに心配しなくても良くなると思うのだけれど、どうだろうか。でもそれって、ロボット掃除機の挙動と同じだなぁ。それは嫌だなぁ(笑)。でも、そう言う「給電ステーション w/ 自動運転自動給電」というのが、BEVでのゲームチェンジャーになりそうな気がする。

2026年7月21日

梅仕事2026 (4) - 天日干し

梅仕事2026も暫く待機状態が続いていました。Part-2として仕込んだ梅シロップと梅焼酎は、今の所冷蔵庫に保存して熟成を進めていますが、時々取りだして瓶を振って中身を撹拌するようにしています。梅シロップの方が、中々砂糖が溶けずにちょっと焦りましたが、現在は9割位まで溶けてくれて、もう少ししたら全体が「梅シロップ」に変わってくれそう。本流の「梅干し」の方は、下漬をしてから一月以上が経過しました。今年はしっかり重しをおいたからか、3年間としては一番しっかりと梅酢が出ていて、この後紫蘇付けするときには「梅酢どービング」しなくても良さそうな感じ。ただ、時々様子を確認すると、今年は「超完熟梅」を使用したため、実が凄く柔らかくて皮が破れているものも有り、この後の作業に影響しないかちょっと心配です。

昨日やっと東海地方にも「梅雨明け宣言」が出されて、いきなり35度近くまで最高気温も上がり、一気に「夏本番」の雰囲気に。天気予報を見ると、ここから一週間は晴天の予報で雨の心配は無さそう。下漬をしてから5週間以上過ぎたこともあり、一度梅酢から出して3日間の「日干し」をすることにしました。昨年までのやり方だと、下漬を初めて2週間目くらいに梅紫蘇を投入して、その後4週間以上過ぎたところで梅干しを取りだして赤く染まった梅干しを日干しして、それを再び梅紫蘇酢に戻して熟成させる、という手順でした。今年は事前に梅ボーイズさんのサイトを見ていたら、日干しして乾燥させた後に梅紫蘇酢に漬けた方が、梅紫蘇酢の吸収度合いが強いのでより赤く綺麗に染まるとの解説を発見。実は再起に梅紫蘇を投入してしまうと、日干し用に梅を取り出すときに梅紫蘇と分離するのが面倒でした。後から梅紫蘇を投入しても良い(その方が望ましい)と言うのであれば、これまでの作業工程を幾つかスキップ出来る方法を試してみることにしました。その為、した付けしてから5週間は所謂「白漬け」のままですが、超完熟梅を使用したからでしょうか、梅の実をとりだした梅酢はほのかにピンク色に染まっていました。


 昨年は合計8.1kgの梅を漬けたんですが、今年はそれよりも多い9.7kgを漬けています。ただ、昨年は購入先や時期が異なっていたので小粒から3L位までサイズがバラバラでしたが、今年は一度に購入していてそこそこサイズも1~2L前後で揃っているので、個数(粒数)は昨年の2/3位の感じです。その為、昨年は干しザルを大小五つくらい使いましたが、今年は一番大きな丸い干しザル三つに丁度収まるくらいの量でした。これなら、4Lの保存瓶二つに丁度収まるくらいの量かな。空いている4Lの保存瓶は5個位あるので、特に新規に購入しなくても間に合いそう。

干しザルに直接置くと編み目に梅干しが食い込んでしまうので、昨年同様クッキングシートを敷いて、その上に梅酢を切りながら順に並べていきました。その後朝の9時位に外に出して干し始め、途中お昼頃に梅干しをひっくり返して、その後午後の4時位に取り込んで1日目の作業は終了。翌日直ぐに外に出せるように、部屋の中でまた一つ一つひっくり返してみましたが、皮が破れていたものやひっくり返すときにクッキングシートに皮が固着して破れたりしたものは、ざっと見て全体の数%位かな。今の所はまずまずの成績じゃ無いかと思います。天気予報では、ずっと「晴時々曇り」の予報で、最高気温も35度越えの日もありこのまま上手く乾燥してくれると思いますが、暑い故ににわか雨の可能性もありそれがちょっと心配ですね。物干し場には屋根がある部分もあるので、もし心配ならばそちらへ移動しても良いだろうし。先ずは3日間しっかり夏の太陽を浴びて、しっかり乾燥してほしいです。(続く)

Political Visibility

直近の政権支持率調査で、高市内閣の支持率が大きく下降し、中には50%を切る調査結果も。また、調査期間によっては不支持率が支持率を上まわる「逆転現象」が見られるところもあり、メディア等はこれまでの国会運営や内容に対しての国民批判と言う論調も。まぁ、高市政権に対しては、「支持も多いけれど反発も強い」という状況だと思うから、これも仕方ないのかもしれない。

色々な動向調査に寄れば、皇室典範改正案や会期延長などの強権的な運用に対して批判が高まッたのが理由という話がまことしやかに言われているけれど、個人的には単純に「実感できる改善改革が無い」、「経済的にまだ苦しい」という印象が続いていて、それで期待外れと離れていく人が出てきたと言う話だと思う。

よくよく見れば、世界は未だに混沌としているのに、ガソリン価格はそれでも170円(レギュラー)前後で販売されているし、色々と商品の値上げはあるけれど、昔のマスクやトイレットペーパーのように購入出来ないとか言う話は聞かない。高市政権の肩を持つわけでは無いけれど、結構社会生活は安定していると私は感じるんだけれど。まぁ、中々進まない食品消費税の減税の話だったり、「給付付き税額控除」 が「給付のみ」とか「出来ない」とか迷走しているように映るのも、支持率低下の原因だと思う。

政治はスーパーの特売なんかじゃ無いから、そんなに直ぐに何か劇的な変化が生まれるわけでは無いけれど、大会政権の場合は直前の閉塞感が大きくその分期待値も大きかったから、ここまで我慢してきたけれどその我慢もそろそろ限界という所なのかも。とは言っても、やっと自分達が予算編成できるような状況になり、そこにはこれからの色々な政策や投資の話が盛り込まれているけれど、それだって急に明日から物価が下がるわけではない。やはり庶民としては「実感できる利益」が欲しいんですよね。7月から電気料金の補助とか始まるんじゃ無かったかな。仕事でもそうだけれど、真面目に最後に結果だけ出せば良いというわけでも無いのが難しい所。やはり途中途中で、それなりに努力しているところだとか、前向きな結果とか見せていかないと、周りからの支持や支援も増えないわけですよね。それを「ポピュリズム」と言われるかもしれないけれど、やはり時々は「良い夢」を見せて欲しい気もします。

Trickster or Newtype?

ローカル局の静岡朝日テレビの人気コンテンツ「とびっきり!しずおか」の、昨日月曜日の放送回。月曜日は、レギュラーコメンテーターの山本期日前氏と今野忍氏の回なので、それ目当てで観だしたら、ゲストにチームみらいの安野貴博党首が出演してきてビックリ。本来ならば国会終了直後の出演となる予定だったのが、今週末まで延長されたので国会会期中の出演となるのだけれど、それでも良くスケジュール押さえられたなぁ。

番組スタートは、山本期日前氏の「サッカーコメンテーター引責辞任」のお知らせから始まり、いかにもこの番組らしい掴みだけれど、そこに続く安野氏の国会の裏側の話は中々興味深い内容でした。好き嫌いというか是非もあるかと思いますが、個人的にはこれまでに無いタイプの国会議員と政党だけに、しかもITを武器に日本でも「旧式」とも言える国会システムに切り込む姿勢は応援したいところ。そう言う意味でも、今回自民党に上手いパスが出せたので、これを切掛に高市総理とのほどよい連携みたいなものが生まれたら、政権も国会も変わりそうな期待感みたいなものを感じます。

途中チームみらいの今後の選挙戦略みたいな話になり、静岡県での候補者擁立の話を振られると、今の所みたいだが予定は無いと言う返事で、まぁそれも仕方ないかなという気も。単に候補者だけ擁立すれば済む話でも無いですしね。やはり、地方議員の支援が有る程度無いと選挙活動自体難しいわけで、その地盤作りをするのが先という判断なのか。でも、その為には「人・物・金」が必要なわけで、それをまだ誕生したばかりのチームみらいが賄えるのかは疑問。それを考えると、参政党が地方にも浸透しているのは意外というか脅威ですよね。浜松の駅前でも時々遊説みたいなものをしているけれど、これまで一番よく見かけた共産党以上に熱心にやっている気がするし。

最後に静岡県内では、政令指定都市の静岡市と浜松市での支持が高いとともに、新幹線通勤で都内方面への通勤住民が多い、長泉町や三島市も支持が高いという話が出てきて、やはり「都市政党」という特徴が出ている気がします。ただ、チームみらいの「IT政治」というものには個人的にも期待するんだけれど、それを地方に浸透させるのは予算だとか旧来のしきたりや依存度の強い地方では中々難しい気もします。地方自治体用の「仮想市役所・村役場」みたいなシステムを作って、それで地方行政のシステム化を進めるとか、かなり大胆なアイデアの実現が必要だろうなぁ。逆に言えば、チームみらいにはそういう考え方、ある意味「みらい政治のアーキテクチャー」みたいな役割を期待したいですよね。その為にも頻繁に静岡に来て欲しい(えっ?)

2026年7月20日

微かな希望

 選挙ドットコムちゃんねるから、今野忍氏と中道改革連合の泉健太議員との四方山話編。日頃野党議員に対しては厳しめのコメントになってしまう自分の中では、この泉議員は比較的好意的な所もあって、ある意味与野党対決みたいな「健全な政治システム」には必要な人材の一人だと思う。そう言う事も合ってか、約1時間の対談は安心して視聴出来たと思います。

MCの今野氏とは旧知の仲のようで、昔話からスタートして、旧民主党が政権奪取をしてそれが3年3ヶ月で下野して、さらにその後離合集散して混乱した時代の話に。改めて振り返ると今の与党大勝の理由の一つは、余りに野党の存在意義が薄れてしまったからと言う事も有りそう。選挙で大敗した中道改革連合が新代表選を行うときには、激減してしまった旧立憲民主党議員の中でも生き残った泉氏に期待する意見も大きかったけれど、その時には出馬せずに現在に至るわけですが、現状を見ているとその判断が良かったのかどうなのか...

それでも、是々非々で政治を進めようとする意志が泉氏の発言からは感じられるし、前途は多難だけれど、将来的には巨大与党に対して存在感を示す事が出来る野党勢力に繋げてほしいと感じますね。ReHacQに出演して持論を展開していた、中道改革連合代表の小川淳也氏の話が、「小川構文」というか「小川ワールド」全開で、正直聞くに堪えられなかったのと比べると、政治家としての資質は色々な分野方向性があるとは思うけれど、リーダーとして一つの集団を牽引する存在としては個人的には疑問。もし自分がこの政党の議員であったなら、多分いの一番に少なくとも離党するし、政治家として引退するかもしれない。

野党の仕事というのは、与党と対峙して政策の最大公約数を広げる事だと思うんですが、幾つかの野党は相手を批判すれば自分達の評価が上がり国民が納得してくれると、ずっと誤解したまま。週刊誌が報じた疑惑をテーマとして取り上げるのは良いけれど、それで追求する理由なり証拠がその週刊誌しか無いと言うのは、自分達は何も仕事をしていない証拠。週刊誌で報じられたこの内容に関して、我々は独自にこういう情報を入手した。これに関しての説明を、と追求するなら分かるけれど、週刊誌情報のそれも既に否定されたようなものとか時系列的に疑念のある内容とかを未だに取り上げて自分達の「正義」を振りかざしている姿を見ると、あぁこの人達は結局はこのまま衰退していくのだなと逆に安心感みたいなものを感じるのは失礼かな(笑)。そうなったときには、泉議員に活躍して貰わないと。

Privacy Plicity in Flight

佐々木俊尚氏の引用から、UAが機内でのヘッドフォン・イヤフォン着用をルール化したという話。 実際UAの「運送規約」の中の「規則21: 搭乗拒否」の「項目H: 安全性」の中で、「以下の行為項目に反した場合には搭乗拒否をする」と指摘されている禁止行為の最後22番目に「音楽やビデオ視聴でヘッドフォンを使用しない」と書かれています。


最近はUAに余り登場していないので違うのかもしれないけれど、昔よく利用していた時期でも、そんなに機内でガンガン音楽を掛けたりしていた乗客に遭遇した記憶は無かったなぁ。合ったのは、子供がゲーム機やタブレットで音を出していたりとか、間違ってヘッドフォンしているつもりが繋がっていなかったみたいなケースだけだったと思います。私は国内線もANAしか事実上利用しないけれど、ANAでもそういうケースは遭遇した記憶はありませんね。

ANAの場合、まだまだ機内AVを使用しての映画とか音楽コンテンツ提供が主流なので、備え付けのイヤホンを使用して視聴する前提になっているから、そんなに自分の端末でガンガン動画や音楽再生する人はいないんじゃ無いかな。UAの場合は、随分前から機内から内蔵モニターを撤去して、代わりに機内Wi-Fi経由で個人のスマホやタブレットに配信するようになっています。だから、いつもは自分の端末で直接スピーカーなどで来ている人が、そのつもりで機内でもそのまま再生してしまう、ということは有るかもしれない。まぁ、その場合は流石にCA三経由で注意が行くと思うけれど。

音もそうだけれど、例えば窓際に座っていて外光がきついのにシェードを降ろさなくて、こちらは眩しいし暑いしで困るようなケースとか、機内持ち込みの荷物が大きくて座席の下に入り狩らずにこちらの足下にまではみ出してきているケースとか、後向こうの人は対にも横にも大きい人が多いから、どうしても肘掛けを越えてこちらに侵入してくる場合とかもあるし。一番困るのは、これは国内線でも時々あるけれど、妙に香水とか制汗剤の臭い成分とかキツい人が隣りの場合も、私は鼻がムズムズして困ります。それ以上に困るのが、喫煙のキツい人で、服からも呼気からも臭いがにじみ出てきて、こちらは呼吸するのも難儀なくらい。音、光り、臭いと、人間の五感に何らかの影響を与えるものは色々あるけれど、やはり長時間狭い密室にともに座っているという結構特異的な状況が生まれるから、こう言う事がどんどん問題視されるようになるのかも。

2026年7月18日

嫌いなあの人

選挙ドットコムちゃんねるから、MC山本期日前氏と産経新聞水内茂幸氏の国会終盤情勢と、国会延長に関しての雑談(笑)。二日前の収録公開の動画なので、既に皇室典範改正案は議決されているし、会期延長も25日までの延長が決まったので、何となく国会運営のドタバタ感も感じられる動画。

そんな中で一番印象に残った部分は、水内氏による「高市さんは(国民民主党の)玉木さん、嫌いだと思う」の一言(笑)。維新の会と連立を組む直前までは、国民民主党へも秋波を送っていたのだから、そう言う意味では友好的な関係を築きたいという気持ちはあると思うんですよね。また、1月の解散の直前には、国民民主党からの「103万円の壁」に関わる色々な要求をほぼ丸呑みにして実現した位、当時はそれなりに「有効勢力」と考えていたと思う。一方で、その直後に解散して選挙に入ったことを理由に、自分達の要求を実現してくれたことを全て忘れたかのように批判する側に回って、これは高市陣営としては自分達の利益だけ確定して梯子を外す、みたいな印象を持っているんじゃ無いだろうか。

一方で自民党の重鎮(麻生副総裁とか)は、維新の会よりは国民民主党との連立を欲しているという事で、でも今は人気もある高市総理を支援することのジレンマみたいなものを感じているんだろうか。麻生氏としては、国民民主党の支持母体である連合を取り込み隊みたいな話らしいけれど、その連合は「自民党は敵」みたいな感じだから、そこは水と油の関係は変わらない。でも、第二次安倍総理の時から感じるのは、賃金アップを実現しているのも、産業誘致成長を進めて労働環境や社会環境の向上を目指しているのも、正直なところ自民党な訳で、連合としては安倍総理の時のようにもう少し対話というか会話くらいすれば良いと思うのだけれど。沖縄の知事選でも、国民民主党は古謝候補支援なのに連合は玉城デニー知事支援という、ちょっと(かなり?)ピントが外れた行動をしたり、良く分からない。それが玉木代表にも現れている気がする。

高市総理が維新の会との公約を実現することを最優先している事は、政治家の姿勢・態度としては正しいと思うんですよね。約束したものは実現して恩を返すというのは、当然な話。それが、「密約」とか「裏約束」みたいなものならまた話は別だけれど、公約として公にしていて圧倒的な国民の支持を得たのだから、それを進める事は当然の仕事。その中で、例えば選挙制度改正ならば、その議論の道筋の不具合なりを指摘するとか、副首都好走ならばその目的を明確にして維新に利用されにくくするとか、それが受け入れられるかどうかは別にして、そういう問題点を国民に提示して、将来的にそれが顕在化したら解決策を提示していくのが、野党の仕事目的の一つだと思うけどなぁ。会期延長では、野党は与党を責めるし、与党は野党の審議拒否を言うけれど、個人的にはやはり野党が何か問題提起するなら分かるけれど、「何もしない」ことを抗議の意思表示というのは納得出来ない。そういう所が野党不信に繋がるし、そんな中でも比較的是々非々で対応しているように見える、チームみらい辺りにはシンパシーを感じているのかもしれない。 

893仕草

再開された国会の様子をネットやテレビで見ていて、正直ため息しか出ない。いゃ、中には真面目に議論や提案している議員さんも居るのだけれど、ごく少数の特定政党所属議員の行為が酷すぎて、結局国会全体の品位というか意味というか価値というか、それら全部を下げているようにしか見えません。 昨日何かは、某党名変更予定の議員が、総理の写真と鬼の写真を出して、自分はどっちだとか効いていたけれど、もうね「うましか」じゃないかと。そんな幼稚なことをしていて、年間何千万もの歳費や政党支援金を貰っていることを当然と考えているとしたら、国民も結構馬鹿にされているものです。

某政党の、元キャスターだった議員とか、同じく元タレントだった議員さんの発言の様子を見ていると、発言の内容では無く単に誤記の強さ声の大きさで相手を圧倒して無理矢理謝罪を要求しているようにしか見えない。これって、反社会勢力がやっている事と同じだと思うし、と言う事は彼らの質もなり発言には「事実」も「正義」も無いと言う事なんだと思うと腑に落ちます。「弱い犬ほどよく吠える」と言うけれど、まさにその見本みたいな事を毎回繰り返している。

以前も書いたけれど、高市政権の根回し不足事前協議軽視の様子は確かに見られるし、それが経験不足からなのか自らの主義主張のためなのかは不明。個人的に状況が似ていると感じる、自分中心の政治姿勢を貫いた小泉純一郎政権の時でも、裏では色々な番頭さんが動いて根回しなり事前協議なりをしていたから、あれだけ破天荒な総理でもそれなりに政権が昨日したし社会的にも高い支持率が得られていたと思うんですよね。私は、圧倒的な議員数は民意の結果でもあると思うので、その有利さは存分に使えば良いと思う。但し、そうすると反対勢力でもある野党だけで無くメディアも攻撃してくるわけで、それを覆すリソースも馬鹿にならない。トータルで考えると、やはり波風は出来るだけ立てないか低くする方が得だとは思います。

一方で、そう言うのって「古い政治システム」のお作法だとも思うわけで、「政治刷新」とか「リーダーシップ」とか以前は言っていたのに、そういう状況になってくると「昔は良かった」的な意見が出てくるのも困りもの。今の高市総理は、ある意味トランプ大統領の「自分中心に物事を決める」雰囲気にちょっと似た印象も受けるんですが、あそこまで極端にならなくても、やはり自らの公約なり信念みたいなものを中心に置いて仕事を進めることは悪い事では無い。実際それらは総裁選挙の時にも、選挙の時にも、公約として言っていたことな訳で、多数派を得たから急に言い出した話ではない。それに対して意義があるならば、ちゃんとその問題点を明確にするなり対案を示せば、野党としても存在感を示す事が出来るのに、結局は大声で自分達の存在を鼓舞するだけという、街の厄介者仕草しか出来ないから、与党支持率が下がっても自分達への指示へと繋がらず無党派層が増えるだけという現実を認識した方が良いと思うなぁ。

2026年7月17日

Discredit Card

昨日全国規模で発生した、三井住友カードやJCB/楽天カード等の利用障害。最近この手の障害のニュースを聞く機会が増えてきている気がしていて「またか」という印象が先ず浮かんできました。最初原因が不明とのことでしたが、国内のシステム(自社システム)内障害では無く、店舗とカード会社を繋いでいる「国際ブランドネットワーク」だったらしい。

「国際ブランドネットワーク」とはなんぞやと思ったら、端末で利用可能なカードとして提示されている書くカード会社のブランドと、それぞれの決済システムを接続するものらしい。「国際ブランド」と言うのは、VISA、MasterCard、Amexican Express、Diners Club、JCBを筆頭に、銀聯(UnionPay)、Discoveryまで入れる場合もあるらしい。カードブランドと決済システム間のトラブルなので、それぞれのカードに紐付いているようなSuicaとかの他の電子決済サービスは影響無かったらしい。

昔々のクレジットカードは、ネットワークに接続すらして居なくて、店頭で買い物をするとクレジットカードの券面をプリント(コピー)して、そこにサインをすると支払い完了みたいなシステムでした(少なくとも1980年代はそうだった)。その後、オンラインでカード認証出来るような端末がデパート等に導入されますが、まだ端末が効果だったり回線数が少ないためか、大体はカードを店員が預かって店舗奥で清算処理をして、控えと一緒に戻すみたいな手順。でも、一時期カードが所有者の視線から隠れるから、この時にスキミングとか結構発生しましたよね。また、時々その唯一のオンライン端末が故障したり利用出来ないときには、昔のようにカード券面をコピーして生産する場合も。その後店舗店頭にカード端末が整備されるようになると、所有者がカード挿入をして暗証番号を入れて精算するようになりましたが、高級店などはわざわざ店員が代わりに操作する場合も有って、これもこの時にスキミング装置に通してカード情報を窃盗する場合も有りましたね。タッチ形式になって、やっとそう言う危惧が無くなった気がします。

今回の様に通信機能が利用出来ない場合、あるいはエラーになる場合、クレジットカード単体で利用出来るような仕組みは出来ないだろうか。たしかSuicaとかEdyとか、前払い方式だとその残金の範囲内ならばオフラインでも利用可能だったはず。だからまだ機内Wi-Fiが無い時代のANAの機内でも、機内販売の精算でEdy払いとか利用出来たわけですから。クレジットカードにも臨時の決済方法として、上限を決めて少額決済ならばそちらを利用出来るように出来ないだろうか。VISA/MasterCardならiD、まそこならQuickPayと連携しているものも有るけれど、あくまでクレジットカードの支払方法の「Plan B」みたいな感じで、本来のクレジットカードオンライン決済が出来ない時に、少額決済に限ってカードにバッファーしておいて、後日オンラインになったらシステムで決済するような感じ。自動的にクレジットカード決済がiDやSuicaに切り替わっても良いと思うけれど、それよりはクレジットカード内で閉じた方法の方が槍安と思うけれど。まぁ、まだまだ複数の決済手段、その中でも現金決済は残しておいた方が良さそうですね。

トトロは宗教

佐々木俊尚氏の引用から、海外では「となりのトトロ」が宗教映画だと誤解されているという話。日本人なら普通の事一般的な行為と感じる「お地蔵さんを拝む」みたいなシーンが、宗教行為=キリスト教などの一神教での祈りの場面、と感じるらしい。確かに「お地蔵様」は、子供の神様だから、似ていると言えば似ている気はするけれど、ここでの「祈り」は「先日は助けてくれてありがとうございました」とか「雨宿りさせてください」というような、ごく一般的な「挨拶レベル」の行為だと日本人は感じるのが大きな違いなのかも。

欧米の人と日本人との一番の違いの一つは、やはりこの宗教観だと自分の細やかな経験からも感じます。「キリスト」という一神教に対して、「存在する全てに存在する八百万の神」という多神教との違い。「多神教」というのも一寸違う気がするんですよね、八百万(凄く多くの)の神様が存在していると言うよりは、「何となく雰囲気や気配は感じるけれど自分周りが神様的要素で埋まっている」、みたいな感覚の方が近いんじゃないだろうか。それだけ、自然というか社会や生活の中に透過的に存在しているものと、一つの象徴として崇拝するものは、やはり大局的な存在だと思う。

別の投稿で佐々木氏が取り上げているCourrierの記事では、秩序の国ニッポンには「丁度良い混沌が必要」との事。その「丁度良い混沌」の一つが、この「八百万の神感」じゃないだろうか。人それぞれ自分が好きな神、必要な神、見つけた神を信用する場合もあるし頼りにする場合もあるし、それぞれが都合の良いようにカイシャして成立している世界観が「丁度良い懇篤」と言えるのかも。もう一つ個人的に感じる「混沌」は、アニメとか推し活みたいなものに象徴される「副次的な熱狂」というか、表には見せない出せない自分のもう一つの「主役」みたいなものへの熱意というか。それに熱が入りすぎて表面化すると「匠」なんて言う、表の称号が生まれるのかもしれないけれど、「匠」に対しての「オタク」が、秩序の「匠」に対しての「オタク」なる混沌なのかもしれない。

少ない海外生活経験(=アメリカ経験)ではあるけれど、向こうの人達の様子を見ていると、やはり「プライベート」とか「パーソナル」みたいな、自分の周辺空間を一番重要視する傾向があり、それを守るために色々な摩擦や軋轢も生まれていて、そこから自分の「世界観」を守るために、場合によっては争いも辞さないみたいなものがあるように感じます。一方で日本は、良くも悪くも狭い場所の中に家族や親類やご近所さんが共存しているわけで、そこには有る程度の我慢という秩序は必要。出る杭は打たないと、そこから秩序が乱されるみたいな考えが、一番無難な社会構造が日本の生活様式だと思います。だから、そこに収まりきれない感情や行動は、隠れて発散していくしか無いのかな、と。でも、それが「アニメ」という表現方法、さらに昔ならば「漫画」みたいものに昇華できるようになると、適切なガス抜きになっているような気がします。そういう感覚を受け入れられるかどうかが、日本で日本人と共存可能かどうかの分かれ道になと思うなぁ。

2026年7月16日

骨太の方針2026

ReHacQの経済系コンテンツから、発表された「骨太の方針2026」の内容に関して、経済財政諮問会議委員でもある永濱利廣氏が解説するという贅沢な内容。MC高橋Pと今野忍氏とともに、骨太の方針の骨格部分や、今回新規に取り込まれた「高いカラー」に関しての話ですが、個人的には永濱氏が他のReHacQコンテンツや他の番組でこれまで説明してきたもので、ほぼ網羅されている気がします。そう言う意味では、1時間半の内容は中々中身は濃かったけれど、自分としては新規に発見したような内容は余り無かったかなと言う印象でした。

これまでも何度も登場している「PB (Primary Balance)」が、「キーワード」としては一番引っかかるのかなぁ。「単年度で赤字にしないならない」と言う方針が維持されれば、政府としては歳入で歳出が満足出来るわけだから、それが一番の理想。赤字になれば赤字国債を発行して歳入確保しないといけないわけで、そういう状況にならないようにする「目安」の一つとしてはそれなりに意味があるのかなという感じはします。ただ、それって「現状維持以下」でしか無いわけで、デフレ下の時にはそういう考え方も仕方ないと思うけれど、現在のように経済成長を目指して実際そういう方向に進みつつあるときに、今年のことだけ考えていたら来年は失速することも明らか。先々を目指した投資なり先行技術開発等先手を打っていかないと、企業活動なんかも継続出来ない。そう言う意味で、何度も永濱さんも繰り返している「政府債務残高対GDP比の低下」という、「GDP=経済成長」に合わせて必要な所に必要なお金を出していく考え方が一番自然だし無理が無い気がします。

自分も含めて、どうしても物事は単純化したいし、そうしないと中々「理解した・出来た」とならない。だから自分も最初はこの骨太の方針のベースになっている、高市総理の総裁選出馬事の発言とか、総理就任直後での発言など、「AIや半導体など、伸びるところに投資して日本が復活する方針」みたいな感じの認識でした。だからこそ、そういう素人でも「成功確率高め」の分野だけで無く、直ぐに利益に結びつきそうも内容な分野も含まれていて、その辺りが疑問でもありました。その中でも、例えば宇宙開発は民間だけでは難しい分野だろうし、防衛関係はまさに国の責務なのだから、そういう部分を「経済安全保障」として組み込むのはまだ理解出来ます。それが、何度か永濱氏を初めとして、関係するコンテンツ等を見聞きしていると、表面の17項目だけ見ているとパラパラな感じがするけれど、そのしたに広がる関連事業や関連技術を見ていると、結構共通項が存在していて、その中には日本の得意分野や成長分野も多くあり、そういう所に具体的に投資や支援をして行くことで、結果的には全体としての底上げになり、戦略的な部分に関しても強みが強調されるという、多次元的な展開を目指しているのかなという朧気な認識・理解が最近見えてきたように個人的には感じています(笑)。

石破政権の2026年度予算という「遺産処理」が終わり、この「骨太の方針2026」から純粋に「高市カラー」を表に出した、本来自分がやりたい経済政策をやっと進める事が出来るわけで、そう言う意味ではこれまで以上に力こぶに力が入るんだろうなぁ。また担当大臣が、地元選出議員でもある城内実戦略担当大臣なので、そういう理由からも上手く進んでほしいところ。17分野全てが成功することは無いだろうし、内容に寄っては数年後に結果が出るもの、何年もかかるもの色々あるので、評価は難しいと思うけれど、先ずは小さくても良いから「成功体験」を出来れば来年早々位に出してほしいですよね。それによってこの高市内閣の方針も信用信任されるだろうし、それで経済が少しでも良くなれば国民の理解も進みそうな気がするし。あと、内容的に新規な話が少なくても、専門的な立場の人とか中枢に近い人が、こういう形で何度も説明機会を提供してくれるところは、これまでのメディアでは出来ないメリットだと再認識もしました。賛否は色々あると思うけれど、ReHacQとしてはこういうコンテンツを継続して欲しいですよね。

督促状

浜松市から何か封書が届き、何だろうと思ったら、軽自動車税納付の督促状でビックリ。例年5月6月頃には振り込んでいるはずなのに何故と、慌てて銀行の口座など確認。確かに振込履歴がありません。それならば直接銀行とかコンビニから振り込んだのか、今年分の郵便物や書類類など、確定申告用にまとめて入れている箱を確認したら、5月頃に届いていた封筒と振込用紙が出てきました。窓口ならばその控えが、用紙を使わないオンライン振込の時は、必ず封筒の表に「○○年○月〇日振込完了」と記載しているのですが、その記載も無し。

ちょっと不思議でしたが、取りあえず自分のメインバンクの口座にアクセスして、振込用紙に記載されている番号を入力して、Pay-easyで支払処理を進めますが、何故かエラーで弾かれてしまいます。「収納機関番号」「納付番号」「確認番号」「納付区分」と何度も確認しますが駄目。最初の納付通知書の「確認番号」と、今回の督促状での「確認番号」は異なっているので、それもちゃんと確認していますが受け付けてくれません。振込用紙の裏側には、支払手段が幾つか説明されていますが、どうもPay-easyには対応していないようだとここで気がつきます。 調べてみると、直接支払う(銀行やコンビニ)以外では、スマートフォン決済アプリ(地方税統一QRコード「eL-QRコード」対応)から振り込むか、「地方税お支払いサイト」へアクセスして手続きする必要が有るらしいと気がつきます。ここで段々と思いだしてきたんですが、確か前回も同じ様にPay-easyではエラーで支払が出来ず、「明日銀行へ行って振り込もう」と思っている内に、支払を忘れてしまって仕舞い込んでしまったようです。

一番簡単そうなスマホアプリを使用しようかと思いましたが、このアプリ、利用可能な決済手段がQRコード決済、所謂「○○pay」しか対応していません。自分はQRコード決済は使用していないので、ここで断念。最後の希で「地方税お支払いサイト」へアクセスしてみます。サイトでは振込用紙に印刷されているQRコードを読み込むんですが、カメラが近接マクロに対応していないのか認識してくれません。結局再び記載されている長い数字を手入力して、やっと支払内容が認識されて振り込みを完了することが出来ました。ここで不安になったのは、もう一台所有している自家用車の自動車税って振込済みなんだろうかという事。確か5月位に振込用紙が届いたと思うんですが、未だに督促状は来ていない。念のため調べてみたら、こちらはPay-easy対応で銀行口座から振込完了していました。なんで違うんだろうか。調べてみたら、自動車税は都道府県税で、軽自動車税は市区町村税と言う違いがあるので、自治体の規模に依存するのかなぁ。しかも、アプリやサイト経由のオンライン納付の場合、税金だけで無く手数料として税額に応じて数十円から数百円(今回は100円ちょっと)の手数料が掛かるんですよね。これも一寸納得いかないところ。

去年までの軽自動車税は、コンビニで支払っていたのかなぁ。今回初めてオンラインで支払いましたが、一般人からしたら同じ「税金」なんだから、同じ手続きで同様に振り込むなり支払手続きなり出来るようにして欲しいですよね。マイナンバーに自分の銀行口座を紐付けたら、請求に対してマイナンバーで対応して、その口座から引き落とされるような仕組みにしてくれたら、税金関係は一元化されるし、それで支払履歴を管理出来るわけだし。実際確定申告はそうやって居るわけだし。まぁ、国の対応レベルと都道府県市町村レベルでは、規模とかコストとか違って、自治体レベルでは負担が大きいのだろうけど。でも、そういう所こそ国が主導して地方自治体のシステム負担を軽減するように政策を回してくれないだろうか。税金とか公共料金とか、そう言うものはシングルポイントで解決出来るようにして欲しいなぁと感じた今回のドタバタでした。

消える「初対面」

佐々木俊尚氏の引用から、スマートグラスに関しての問題点は、「盗撮」よりも「情報の非対称性」ではという危惧。SF小説の世界では、スマートグラスの更に上を行く「インプラント」が視覚神経や脳神経と接続していて、脳内にあるいは視覚情報にオーバーラップして、今対面している人物の情報が掲載される、みたいな話はよく登場する「未来設定」の一つ。いきなり相手の氏名や役職さらには履歴やその他付加情報が瞬時に得られるので、「どうも初めまして。私××会社の○○と申します。」みたいな、初対面の挨拶不要となり、いきなり仕事の話から始まるのが「普通のマナー」みたいな設定もよく見ます。当然プライバシーに関しての設定も考えられていて、一般公開する情報レイヤー、仕事関係のレイヤー、プライベート関係のレイヤーと、それぞれ公開する情報内容やレベルを予め設定して、それが相手側に提供されるので、いきなり自分のプライベートが初対面の人に伝わることは無い、という背景設定があったりします。

現時点でのイメージとしては、公開情報としては例えば「LinkedIn」に掲載している内容が、相手に伝わるような感じにするのが、一番当たり障りが内容な気がします。で、自分のスマートグラスに固有IDが設定されていて、それをLinkedInに登録しておきます。初対面の時には、互いのスマートグラスがそれぞれの固有IDを交換して、受け取った固有IDをLinkedInに投げると、予め公開設定されている個人情報が渡されて、自分の視野の中に表示されたりする。受信情報の全てが表示されるわけでは無く、予め設定されているレベル、例えばレベル1ならば氏名、職位、知っておくべき最近の情報迄表示し、仕事の詳細とかその他公開されているような情報はレベル2/3/4と優先順位を付けて保管しておいて、関連した質問なり問合せが生まれたら回答するし、会話なんかをモニターしていて補足情報として有用なものは表示する、とか。

ただスマートグラスの場合、自分のようすでに通常のメガネを使用しているとちょっと困りますね。一つは、新たに度数を入れたスマートグラスを準備しないといけないので、持ち物が増えてしまう。また、私は近視・遠視・乱視と入っているので(笑)、どの部分に情報表示すれば良いのか、ちょっと難しいかも。また、表示された文字を読むと多分相手からみるとこちらの視線が迷っているというか、あらぬ方向を見ているように感じるかもしれない。実は、街中で何かブツブツ言いながら歩いていると人を見かけると「あれ? 危ない人?」と思ったら、スピーカーフォンで通話しながら歩いている人なんて言うのは最近では珍しく無いけれど、近い将来は視線が泳いでキョロキョロしながら歩いている人がその辺に幾らでも出没するんだろうか。何か、ますます落ち着かない社会になりそう。

記事の中では音声I/Fにも言及されているけれど、これも良し悪し何ですよね。視線を気にしなくて言い分、音声による情報量は多分テキストよりは減りそうだから、効率は悪くなりそう。一方で、観光地の音声ガイドみたいな使い方だと良いかもしれませんね。移動するときの交通案内とか。でも、その音声がスピーカー経由だと周りに迷惑だろうし、イヤホンならば別にメガネにしなくても、そのまま耳に装着していれば良いだけだし。直近に生じるであろう「除法の非対称性」は確かに問題かもしれないけれど、それは今でも「出来る人」との間では生まれるもの。また、例えば生成AIをうまく活用しているとそうで無い人の間には、同様の非対称性が既に存在しているわけで、そこはその人のやる気というか結局は個人の自由になりそう。でも、それがその後有利になるとか、メリットと感じるようになれば、取り入れる人も増えるんでしょうね。例えばレーシックをする人としない人とか、歯科矯正をする人と自然に任せる人とか。ところで、それだけ相手のことを有る程度瞬時に理解出来る時代になったら、人と人との争いは無くなるんだろうか。逆に余計に根深く執拗になったりして...

2026年7月14日

ネットとローカルメディアの共存

昨日夕方放送された、静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」 の切り抜き。月曜コメンテーターの山本期日前氏と、相方今野忍氏の回なので、いつも面白いのは当然なんですが、今回はさらに上を行く構成に。山本・今野の二人と国民民主党の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長が出演した、選挙ドットコムちゃんねるの動画が結構な量インサート使用されていて、しかも榛葉幹事長が最後にぶっ込んだ、山本期日前氏本名で次の選挙立候補か? というネタまで放送してしまう。MCの橋本アリスアナウンサーも、いつもは「期日前さん」なのに、この日は意図的に「山本朋希さんが」と本名攻勢でいつも以上の盛り上がり回でした。

麻生氏からの漫画借用問題の裏側とか、ネットならまぁギリセーフ化もしれないのに、地上波のそれも静岡県内とは言えそれなりに視聴率を上げていて、且つこんな感じでYouTubeで全国放送されたら、それってもう次に同じ手は使えなくなるのに榛葉さんは大丈夫だろうか。

この放送の中では、今野氏が高市内閣の橋渡し役の不在あるいは力不足が、与野党間だけで無く自民党内での連携不足や行き違いの原因と主張していて、その為に本来はその役では無い榛葉氏、維新の会の遠藤氏、そして自民参議院の松山参議院会長が「お茶会」をして、実は国会スケジュール等の下ネゴをしていたという話。本来は国対同士や幹事長同士で話し合うような事を、「個人的な関係」で下地作りをして、表ではそれぞれの担当者が「合意しました」とするのは、やっぱり古い政治のやり方のような気がする。「強権」では無いけれど、国民としては高市内閣がもっとリーダーシップを発揮して、どんどん政策を進めて早く日本経済の回復を達成して欲しいと思っていると思うんですよね。その「リーダーシップ」の発揮の仕方として、高市総理の今の状態は個人的にもちょっと良く分からない部分も多いことは事実。その辺りを、もう少し見える化して且つ充実することは早急に検討するべきでは。

支持率調査では微減したという高市内閣。それでも、60%台の支持率を示している調査がまだ多くて、国民としてはこのまま高市氏に総理大臣を続けて欲しいと思っている。ただ、対抗馬となる野党勢力や野党リーダーが不在というか、ある所などは絶望的なことが消極と洗濯で「高市内閣(今の所は)支持」という結果に表れているのだと思う。一気に与党を狙うのは無理としても、先ずは党勢拡大のためにも、野党側としても賛成出来るところはちゃんと話し合いをして、自分達の実績作りをどんどんしていくべきなのでは。多分多くの野党にとっては、経済復活、所得増加と言う所は反対では無いはずで、それを高市内閣では強力に進めようとしているのだから、そこに乗っかるのはアリだと思う。まぁ、昨日の放送の後半で、リニアで未だに身勝手な理由から吠えている人も居たけれど、やるべき時にちゃんと実績を残すのが政治家としての義務だと思う。しかし、「とびっきり!しずおか」あるいは静岡朝日テレビは、そのうち「選挙ドットコム」と業務提携でもするんじゃ無いだろうか(笑)。


2026年7月13日

5年後のリベラル社会

佐々木俊尚氏の引用から、Z世代の62%が社会主義に好意的という結果に関して。 多分ReHacQの最初の方で、高橋Pが「5年後にはリベラル(左派)社会になる」と話していた事と、元ネタは同じなのかな。高橋Pの説明では、別の動画でインタビューした学者の方曰く、AIの学習ネタはネットでのテキストが主流だが、そこにはリベラル系の論文が潤沢にあるので、そういう思想をAIが学習して、AIがリベラル化している。そのAI中心の生活をしている現在のZ世代が、5年後に社会の中枢に出るようになると、社会構造が一気に変わるみたいな理論。

そのAI関連の動画を観ていないので詳細は不明ですが、確かにネットにある情報は別に正しいもの公正中立なものだけでは無く、善し悪しはあるにしても微妙なもの極端なものも多く、人気度や注目度はそう言う「尖ったもの」に対して大きくなりがち。

さらに言えば、戦後多くのリベラル系学生が社会進出して、特にメディア業界へと流れていったことが現在の「オールドメディアのリベラル化」を招いたというよく聞く話。ネット以前の世界では、新聞や放送局が唯一のメディアであり、また書籍等が「残る記録」として結構出版されていたこともあり、ネット時代になるとそう言う蓄積されたものがまず一気に噴出して、ネットの属性が良くも悪くも左右に大きく肥大化しつつ、全体も膨張してきたと思うんですよね。で、所謂右派に比べて左派の人達は、メディアで中心になっていたこともあり、やはり発信力(内容は別として)は数段優位にあり、それ故ネット世界での情報量ではリベラル系が圧倒していることは事実だと感じます。あと、なんやかんやでお墨付きも付いているから、AI的には「信頼出来る情報源」という判断をしてしまうのだろうか。右派的には、そういう左派の理論や発言を茶化すことで反論してきたこともあり、信用度では低いと判定されそう。

AIに人格や個性が生まれるとも言われている時代だから、リベラル的なAIが生まれてきても良いと思うけれど、実社会でありがちな「頑固で難くなまでに持論しか信じない」AIになるのだけは止めて欲しいなぁ。斎藤幸平先制のように、持論は持論として譲らないけれど、相手の発言に対して論理的に反論出来るし、またある意味是々非々で受け入れることは受け入れるような柔軟な考えと行動を伴った「リベラル」ならば、多分共存できるんじゃ無いだろうか。そう言う意味では、世の中のAIはまず斎藤先生に憑依をして、かれの行動パターンや思考パターンを学習してから「シンリベラルAI」と名乗ってほしい(笑)。そう言う意味では、ReHacQで「斎藤幸平AI化計画」とか発動してくれないだろうか。そうすると、社会システムにもリベラルの良い部分が反映されていくような気がする。

皇室典範改正

特別国会の会期も残り少なくなり、最優先の皇室典範改正法案は何とか通過しそうな雰囲気だけれど、それ以外の法案もまだ残っていて、場合によっては月末迄くらいの会期延長はありそう。野党は与党の運用不手際を責めるけれど、ならばさらに日程を窮屈にするような審議拒否をせずに、いつも行っているように「先ずは対話」をすれば良いのに。高市内閣が、それまでの内閣と異なり、根回しベタ? 根回し不足? 根回し無視? な対応が続いていることも問題かもしれない。でも、これまで散々そう言う「古い政治」を批判してきた人達が、それが無くなりつつあると「過去の慣例遵守」という言い方で古い政治に戻そうとするのは矛盾している気がする。

その皇室典範改正。その中で言われている、旧宮家の男性と天皇陛下とは36~38親等も離れていると聞いてビックリ。単純計算で、18世代以上遡らないと共通祖先に行きつかないという事ですよね。新聞記事などによれば、約600年前の室町時代まで遡るという事で、ちょっと目眩が。実は単純に天皇陛下と、そういう旧宮家の人達は、精々10等親位の開きかなと勝手に想像していたので、なんでそんなに離れているのか不思議。これも勝手な個人的想像ですが、当時は男性皇族が多くて、世代交代する度に他の家系へ移動する事無く継承されていったのかなと。また、当時は「側室制度」も合ったから、男系継承もその本家で継続することもそんなに難しくなかっただろうから、そんなに離れてしまったんでしょうね。でも、皇族離脱は80年前の戦後のことなので、それまではそれだけ離れていても「皇族」として存在していたというのも、何か不思議な気がします。

考えてみたら「側室制度」が合ったから、昔は皇位継承も「男系」として続けることが可能だったわけで、それが社会倫理的に認められない現在の社会においては、皇位後継問題が生まれるのも仕方ない気がします。不謹慎と言われるだろうけど、戦後も側室制度があったならば、男性継承者も、もっと多かったでしょうね。ただ、多く候補者が生まれても、継承できるのはその中の一人だけで、候補者が多ければ多いほど、その他の人達のその後の人生は昔と違って今の世の中だからこそより過酷なものになりそうな気もします。つまり、社会的な差別というか、まぁある意味「敗者」みたいな烙印が押されて、ネットでさらされて、有ること無いこと言われて... 同じ意味で「シン大奥」なんて復活したら、ドラマで描かれるようなドロドロの内情以上の争いが生まれそうな気がする。

更に、これも不謹慎の極みと怒られるかもしれないけれど、「男系」に拘るけれど、その「男系」とは生物学的な「雄」の意味。となると、昨今のLGBTQ+系の人達は、相違か考え方を批判するかもしれない。あるいは、その候補者の方が、「私は心は女性です」と言ったらどうするんだろうか。「男系」「女系」という議論は、今回の法案議論の中でも登場しているけれど、「LGBTQ+」的継承の可能性なんて言うのは考えないのかな。あるいは、あえて封印しているのか。我々よりは制限のある環境で生活されている皇族とは言え、どういう考え方どういう人生を選択するのかは、その人本人の責任だし自由。可能性としては低いかもしれないけれど、社会制度や環境が変化してきたから今回の改正の話も登場したわけなので、さらに社会制度や環境が変化していければ、もっと想定していない変化が生まれるでしょう。その時には、今度はどんな議論が生まれてくるんだろうか。

2026年7月12日

古い政治

選挙ドットコムちゃんねるから、MC山本期日前氏と今野忍氏が、国民民主党の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長を招いて終盤国会の裏側を対談するという、ある意味神回。収録日が7月9日の夕方で、国会正常化の直前だったので、その後で聞くとやや歯が差みたいなものを感じるところがあるけれど、まぁ日頃は聴けないような裏話満載で、やはり国民民主党のこのお二人は口が達者だなと感心した次第。

 混乱というか混迷という過去の時点ではまだ決着がついていない状況の国会中だったので、どうしても与党批判自分達自慢みたいな論調になるのは仕方ないのかな。まぁ、中道改革連合とかその他野党に比べたら、国民民主党はまだ「まともな野党」ではあると思うけれど、それでももう少し「言行一致」に関しては尊重するべきだと思いますね。具体的には、この中でも昨年末からの自民党との合意文書を取り決めて、それを自民党が達成したけど解散総選挙したから、国民民主党は自民党の提案に賛成しなかったという以前からの説明。解散によって、その合意項目が反故にされたなら理解出来るけれど、合意事項を全て満たした後で解散したわけだから、国民民主党としては突然の解散を批判するのはアリだと思うけれど、達成された合意事項を今度は自分達は守らないというのは言いがかりにも聞こえます。

一時間弱の内容は、お二人の軽妙な語り愚痴もありあっと言う間に終わった感じですが、ここでも最後に何となく残ったのが「違和感」みたいな印象。確か山本氏と今野氏の定例の動画で、強行突破しようとする高市総理に対して、ちゃんと国対やキーパーソンを利用して、野党や自民参議院との摺り合わせが出来ていない、昔はそう言う人が例えば安住氏のような人が不在な事が問題みたいな説明をしていました。それは事実何だろうけど、その時に感じたのが、それって結局は古い政治システムを尊重しろという話になるのではということ。これまで散々古い体質、古い政治システムが批判されていて、そう言う「裏での根回し」みたいなものが、「院政」とか「隠蔽体質」とか「国民不在」とか散々批判されてきたと思うんですよね。だから、これまでに政治家・政治システムが待望されて、高市総理が圧倒的な賛意で誕生したんだと思うんです。単体で2/3以上の議席を獲得したということは、結構重い意味があると思うんですよね。参議院は違うと言うのも分かるけれど、政権選択選挙の衆議院選挙でそういう結果が出たならば、そこは尊重されるべきだと思うし、そこに古い政治のロジックは入れるべきでは無い気がします。

まぁ、高市総理側と参議院側の意思疎通が不十分というのはあると思うし、高市内閣は閣僚人事に恵まれていて今の所上手く進んでいるとは思うけれど、そのチームワークを閣内だけで無く自民党内部や参議院や他党の連携にまで広げる努力は必要だと思う。高市総理の性格だと、そういう所も自分でやりたがるんだろうけど、そこはオーバーワークになる事は確実なので、やはりよく言われる「安倍総理と菅官房長官」の「菅官房長官」に当たる人材が急務なんでしょうね。現在の木原官房長官が力不足とは言わないけれど、別に官房長官が全てやらなくても適材適所で人材配置出来ればもう少し自民党内部のギクシャク度合いも改善されそう。そう言う意味で、国民民主党は連立内閣に入らなくても自民党との「友好協力政党」みたいな感じで、上手く協力関係を構築したらWin-Winに慣れそうな気がしますね。自公政権時に維新の会が立ち回ったような感じ何だろうか。お二人自身で「古い政治からの脱却」を言っているのだから、もっと政策毎の是々非々での深い協力関係が出来たら、日本の政治も大きく変化しそうな気がする。

ならばオリジナルに戻せば?!

延髄反射をしてはいけないと思うけれど、過剰に反応しすぎだと思う。そう言う事を言うなら、その単語というか文字自体を抹消しないと、意味が無いのでは。

調べてみたら、野球が日本に伝わったのは1872年(明治五年)に、開成学校(現在の東京大学)にアメリカ人教師のホーレス・ウィルソン氏が伝えたのが始まりとか。丁度明治維新が始まり、色々な外来語が国内に入り、それを日本の知識人達が「和訳」していた時代で、しかも時代としてイケイケドンドンの雰囲気も合ったから、強めの言葉が当てられたんでしょうね。自分などは子供の頃から聞いていることもあって、そんなに物騒にも感じないしこれを別の言葉にすると言われたら違和感しか感じないと思う。また、今回は宮城県高野連だけの話みたいだけれど、それこそ使用年野球からプロ野球まで変更するなら一律に全て変更しないと無意味だと思う。

そう言えば、こういう言い換えのある外来スポーツつて他に何かあるかなと思ったら、自分が知る限りでは野球以外見つからない。例えばサッカーも同時期(1873年/明治六年)にイギリス海軍の少佐から、当時の海軍兵学校寮に伝わったらしいけれど、サッカー用語は基本カタカナ(元の用語の音読み)。ラグビーやアメリカンフットボールは、それよりも遅れて日本に入ってきたからか、日本語への変換用語見たいなものは無く、元の用語がそのままカタカナ化されて使用されている。最もアメフトの場合は、更新されたファーストダウンを「フレッシュダウン」と言う独特の言い回しとか発明していて、それはそれでアメリカ人にも好評みたいな話は昔聞いたことがあるけれど。戦時中に「適正言語」として、そう言う用語が強制的に日本語化された時期を除けば、野球以外のスポーツは元の用語が保持されている様に見えます。ならば野球も、そういう方向に統一すればいいんじゃないの。でもそうしたら、メディアから反対が出そう。だってこれまでは「死球」と2文字だったものが「デッドボール」6文字に増えるわけで、紙面が足らなくなってしまう。

こういう部分には敏感というか過剰に反応するのに、例えば「匿名・流動型犯罪グループ」を「トクリュウ」と略したり、「オレオレ詐欺」とか、「援助交際」とか「闇バイト」とか、何か軽い名称を使うことも駄目でしょう。言葉は「生き物」だから、時代や社会環境に変化に合わせて、その意味や言い回し書き方など変化することは必然ですが、事野球のよう歴史の有る場合には、抵抗感も大きいでしょうね。考えてみたら、野球の場合は例えばカウントは「ボール、ストライク、アウト」とカタカナ用語と、ポジション名やプレー名は和用語が混在している不思議。例えば、WBC等国際大会も多いから、その国際基準に合わせて「英語用語」に統一しようというのなら、まだ理解出来る。でも、使用されている漢字や言葉が物騒な意味だから、それは不適切という理由は、余りに迎合しすぎるというか過敏症の様に感じますね。 

2026年7月11日

選択と集中

選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツから、細川昌彦内閣官房参与に今野忍氏が高市内閣の「成長戦略」に関してのインタビュー。 先日公開された「経済財政運用と改革の基本方針2026(原案)」所謂「骨太方針2026」の内容に関して。「原案」と言いながら全体で38ページ、本文で35ページも有るもので、結構細かい字でびっしり書き込まれているけれど、これでもこれまでのものよりは「整理されている」らしい。

経済財政諮問会議民間議員の永濱利廣氏が、要約の記事を公開されていますが、これくらいにまとめて貰えると私でも理解出来る(笑)。ざっと見ると、動画の中の話とも当然ですが一致していて、これまでも言われていたように選択と集中をしっかり決めて効果的に政府も民間も資金投入をして、日本経済の骨格強化と成長を加速させるために変革しようという意志と認識しました。継続的に支援できるように、これまでの単年度予算とは別に複数年度の予算枠を設定し、財政目標にしても単年度の「プライマリーバランス」ではなく、「総債務残高対GDP比」で安定的に低下していくことに変更。これにより、上限はあるものの経済成長が進めばより台多淫な予算措置も可能になるので、上手くスタート出来ればその後はこれまで以上に加速させることが可能になりそう。

動画の中で細川氏が解説されていたけれど、メディア等での報道ではどうしても「17分野」の外枠しか見ずに批判するけれど、それぞれに今回力を入れるべき具体的な目標が設定されていて、それは「勝ち筋」として選定されているものとのこと。つまり、分野を決めてその中で投資項目を決めていくのでは無く、日本の強みや独自性が行かせる企業・産業を列挙して言ったら、17分野という枠組みが出来たと言う事だろうか。また、「全体で370兆円超」という投資額が注目されるけれど、これは一つの想定の下に積み上げていった「一例」でしか無く、実際にはもっと投資するかもしれないし、駄目なところはしっかり「損切り」もするので投資額としてはもっと少ないかもしれない。メディアは「370兆円」とか「年間10兆円」とか具体的な数字に反応するけれど、それは無意味と強く強調されていたのは印象的でした。予算の組み方を見たら、最初に数字ありきと言う事は無いですよね。決まっているのは「総債務残高対GDP比」という上限だけで、その範囲でどれだけ柔軟かつ効果的に、資金だけで無くそれこそ法整備や税制なども含めて政府がどれだけ後押しできるかという事が重要でしょうね。

考えてみると、交友方法というかやり方をもっと極端にして成功しているのが中国何ですよね。低コストを武器に「世界の工場」になり製造分野で力を付けると、そこから政府が集中的に資金やかなり極端な法的優遇みたいなもので企業を後押ししていく。ただそれだけでは無く、中国国民の資質と言うか、ブルーオーシャンが有るとわっと押し寄せて熾烈な競争が始まり、一気にレッドオーシャンになり、最後は最強の企業が残るみたいな、もう激烈な生存競争と淘汰が短時間で生まれて行くみたいな「加速された社会」が、今の中国の技術力でも優位を確保している最大の理由だと思う。流石に西側自由主義国ではそこまで極端な政策は取れないので、中々まどろっこしさは感じるけれど、それでも日本にはまだ多くの中核技術は残っているし、世界トップにはなれないかもしれないけれど、トップ3にはは行って重要な位置を占めるところまで復活出来る可能性はまだまだ残っている企業・分野も多いわけで、人材育成じゃ無いけれど「短所を直すよりは、長所をより伸ばす」という方針に期待したいですよね。

野党、れいわ、討ち死に

同じく選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツから、山本期日前氏と毎日新聞の田中裕之記者との振り返り。動画内でも冒頭触れられているように、週の初めはまだ混迷混乱状態で、このまま高市総理が国会を60日以上延長して、力業で維新との2法案や残りの閣法を通過させるかと思いましたが、流石に皇室典範改正法案は重くて、与野党双方折れる形で衆参両議院は何とか正常化されることに。

動画の前半は、その皇室典範を中心に与野党の攻防が語られていますが、あれだけ大騒ぎをして審議拒否までやった野党側としては、維新関連法案の「議員数削減法案」の継続審議扱いで納得出来るんだろうか。元々は、その議員数削減法案と副首都法案の2法案の撤回を言っていたはずで、その為に講師典範を人質にしてまで抵抗していたはず。それに対して与党は、来年4月の統一地方選挙に間に合わせるために、副首都法案は譲れないものの、議員数削減法案はまだ余裕がある。但し、前回も廃案になっているだけに、今回も廃案にしてしまうと、流石に日本維新の会側としても文句を言いたくなるだろうけど、「継続審議」にすることで何とか帳尻合わせをした感じ。野党側は審議拒否の成果だと勝利宣言をしているけれど、負けたとは言わないけれど無理矢理引分け以上に持ち込まれた感じだけどなぁ。また肝心な皇室典範改正法案の決議では、不満を表明している野党側(中道改革連合)から棄権する議員も出て、内部分裂気味。自民党からも二人欠席したらしいけれど、まぁあの二人はいつもの事だし、自民党に居ること自体不思議な人達だから、こちら無問題(笑)。

後半は、山本太郎れいわ新選組代表の突然の辞任と政界引退に関して。体調不良と治療専念を理由に、暫く前から表舞台から消えていたけれど、スピード違反問題が再度取り上げられたからか、何かあっと言う間にケツをまくって逃げた印象。政党は、党名を変えて存続するという話だけれど、良くも悪くも「山本太郎」人気一人で作り維持されていた政党だけに、そのまま解党して消えるしか無いだろうなぁ。可哀想なのは所属議員ですよね。私は山本太郎氏の政治方針も、彼のやり方も全く同意できないけれど、一つだけ評価出来るのは重度の障害で外に出ることもままならない人に「国会議員」という道を切り開いたこと。ただ、所属政党がこんな状態では、彼らに対しての支援や援助もどうなるか分からないだろうから、その点だけは何らかの形で任期最後までは継続してほしいところ。あと、れいわ新選組は多数の個人献金で政党運営費を賄っていたと思うんですが、そういう部分が有耶無耶で終わりそうな気もする。秘書の給与問題も、このまま消えてしまうのだろうか。あれだけ与党や他党のことを批判していたのだから、自分の周りに関してはちゃんと明示するべきだと思うけれど、メディアも取り上げないだろうなぁ、いつもの事で。

残りの法案に関しては、継続審議になる予定の「議員数削減法案」を除いて、残りの閣法も議員立法(副首都法案)も、何とか成立しそうらしい。もしかしたら会期延長をしなくても、17日までに衆参両議院で通過可能と言う話も田中記者は話していたけれど、それならあの審議拒否は何だったんだと改めて疑問が沸いてきます。最悪、来週中に衆議院は通して、参議院は月末くらいまで会期延長をして残り全部成立可決するのが最悪のケースらしいけれど、夏休みに早く入りたい議員さん達は、サッサと投票して粛々と成立していくんでしょうね。そうだ、案外れいわ新選組議員の何人かが離党して、自民党会派に入ったりして。 

2026年7月10日

円安株高

素人投資家の一人として、日々の株価の上がり下がりよりも、恒常的に少しずつでも良いから上がってくれて、自分が最終的に利益確定するときにピークであるのが理想(笑)。ここ数日は株価が乱高下気味だけれど、それでも7万円台前後で比較的安定して居るし、まだ2026年も半年残っているから、年末には7万5千円どころか8万円台で終わる可能生もありそう。 

幾つか視聴しているYouTubeの経済関係のコンテンツでも、円安が続く中で株高が続くというのは結構な矛盾らしく、中々上手く説明出来る背景がないみたいですが、この引用記事では国内の資産価値の再評価が株高に繋がっているのではと言う話。でも、実際に株価が上がっている分野はAI半導体関連で、先ずはそういう分野の再評価が始まっているという事だろうか。そうなると、高市内閣の責任有る投資での17項目の重点目標で、今後AI半導体以外の分野への投資が進み再評価が進むと、さらに株高になる可能生が高いという事だろうか。少なくとも、例えば造船関係は自衛隊艦船の海外輸出の話も始まっているし、かなり可能性は高そう。また、それ以外の防衛関係でも、中国の台頭もありアジアだけで無く欧州も含めて協力関係や輸出が増加して、この分野への投資も期待出来そう。実際ウクライナのゼレンスキー大統領は、不足しているPAC-3ミサイルのライセンス製造で、既にライセンス製造を行っている三菱重工の協業を期待しているらしく、代わりにウクライナからドローン技術がは行ってくる可能性が高く、そうなると日本がアジアでのドローン強国の一つになるかも。

円安を是正するには、国内輸出が増えるか、国内への海外投資を呼び込めば改善するだろうから、今の国内の供給力を増やすという高市内閣の方針は少なくと間違っては居ないはず。順番的には、先ずは国内企業が国内製造を拡大させて供給力や品質向上を進めて、それを売り物として海外からの投資を呼び込むのかと思いますが、先ずは骨太の方針が出て国としての投資分野が有る程度絞られないと、最初の動きもまだまだ様子見なのかな。個人的には、この夏くらいからそういう動きが始まってくれると嬉しいけれど、やはり年末から来年に掛けてまでは時間が掛かりそうなのかも。一方で、ここ最近はさらに円安が進み162円前後になっていますが、このまま有る程度安定してしまうのか、円安・円高どちらかに大きく振れることになるのか、ちょっと微妙ですよね。某元日銀関係者が「ドル円レートは120円/1ドル位が理想」みたいな話をしたとのことですが、まぁ個人的にもその辺りが一番落ち着くのかな。ただ、全く個人的意見としては、一番計算しやすい「US$1=100円」にして欲しい(笑)。

現在の国会は、紆余曲折有りながらも何とか予定通り閉会して、今度は秋からの臨時国会での来年度予算に関しての論戦が始まりますが、今回から成長分野に対しての複数年度の予算措置が検討されています。となると、今年決定して来年から始まる予算によっては、今後数年間の日本の動勢が有る程度決まるわけで、これまで以上に重要な国会になる事は確実。とは言っても、無責任に予算だけ付ければ良いというわけでは無いし、そこは是々非々でちゃんと精査できるような作業も必要で、その為にはしっかりとした野党の存在が必須なんですが、今の様子を見ていると週刊誌の記事一つで国会空転までさせるくらいだから、そのまま審議拒否で休んでいて貰った方が良いのかな、と(マテ)。高市内閣に対しての支持率は、まだ高い数値を維持していると言うけれど、やはり国民としては「生活苦」みたいな感情という開式は消えていないのが問題。物価高に対して賃金アップが追いついていないのでそう感じるわけですが、その部分が少しでも逆転するような効果が、年内には何か生まれてほしいですよね。そうならば国民としても一息つけるわけだし、数年先に結果が出てくるだろうこれからの投資効果を待つ余裕も生まれてくるだろうし。

天然芝スタジアム

現在アメリカ・カナダ・メキシコで開催されているサッカーワールドカップ。アメリカ国内の試合会場では、NFLチームのホームスタジアムが何カ所か使用されていて、その設備の豪華さが話題になっている様子は、NFL好きとしてはちょっと微妙な印象。 初めてスタジアムを利用したサッカーファンの人達は、その豪華さにビックリしたようですが、日本チームが試合をしたダラススタジアムもヒューストンスタジアムも、もう築20年のどちらかと言えば「古い」スタジアムですからね。

そんな中で、どちらのスタジアムも室内スタジアムということで人工芝のグランドが使用されているのですが、今回のワールドカップのために天然芝のフィールドに変更したことで、本来の利用者であるNFLの選手達が「出来るんだったら自分達の試合の時も天然芝にしろよ!」と猛烈にアピール。最近の人工芝も、かなり性能的には良くなっていますが怪我のリスクが天然芝よりも大きい事は事実だし、やはり天然芝特に入念に整備された天然芝に勝るものはありませんからね。少し前だと、NFLでも天然芝のスタジアムが主流で、人工芝のスタジアムと言えば昔のアストロドームとか室内スタジアムのごく一部だった記憶があります。現在NFLは32チームが所属していますが、Gemini君に聞いてみたら今は半分のスタジアムが人工芝を利用しているという回答が。芝育成の問題があるから、室内スタジアム(ドームスタジアム)の場合は人工芝にするのだと思いますが、それでも結構天然芝のスタジアムが多かったと思うんだけれど...

昨年訪問したラスベガス・レイダースのホーム、Allegiant Stadiumは室内スタジアムな事も合って、ベースは人工芝グランドだけれど、天然芝のフィールドにも交換可能。昨年訪問したときには、土曜日のカレッジ(UNLV)の試合は人工芝で行われて、翌日日曜日のNFLレイダースの試合の時には天然芝に変わっていてビックリ。後で調べたら、天然芝のロールが外(スタジアム横には、レイダースの練習場も併設されている)で養生されていて、必要な時には室内に運び込んで、人工芝のフィールドが床下に隠れてその上に天然芝のシートを引くらしい。多分、このスタジアムは最初からそう言うデザインをしたのだと思うんですが、ダラスやヒューストンのスタジアムはそういう想定はしていなかったので、今回のワールドカップ招致がきまったところで、天然芝のシートをドーム内に設置するような方法を考えたんだろうなぁ。ああいうスタジアムは、試合の無いときにはイベントとかコンサートにも使用されるので、大きな装備の搬入なんかも可能なはず。となれば、大きな天然芝のロールを持ち込んで設置する事も可能ではあるけれど、それをNFLのオンシーズン中出し入れするのは大変だろうなぁ。NFLは、基本毎週試合があり、ホーム開催試合が半分。場合によっては数週間試合が続く場合もあるし、一月以上ホームゲームが無い場合も有るので。

日本の札幌ドームは、外に天然芝のフィールドがあって、必要な時にはドームの横が開いてその天然芝のフィールドをドーム内に引き入れて使用する、確か日本で初めての人工芝・天然芝両対応スタジアムじゃなかったかな。残念ながらアメフト想定では無く、多分札幌のコンサドーレ向けなんだろうけど、例えば東京ドームで同じ様なことをやろうと思うと、外に養生して置く芝不要の用地なんて取れないだろうから、日本では中々難しそう。メンテナンスの手間を考えたら、人工芝の方が何倍も有利なのは確かだし、最近の人工芝もかなり改良されているので、今後どうなるかは分からない。確かオーストラリアにはラグビー用の人工芝なんかもあるので、ラグビーで使用できるならアメフトでもそんなに問題無い気がする。日本の場合は、アメフトの試合会場として陸上競技場が流用されることが多く、その場合陸上競技のフィールドは原則天然芝なので、この時には天然芝で試合が出来るんですが、機会が少ないので慣れないのが難点なんですよね。あと、天然芝の場合利用規則が厳しくて、あれは駄目、これも駄目、この部分は進入禁止とか、本当に大変。それならば、そういう心配をしなくて良い人工芝グランドの方が良いと思ってしまう。

2026年7月9日

シンガポールに住む

某タレント家族が、5年間のシンガポール生活に区切りを付けて、日本に帰国するという話がちょっとした話題になっています。ご主人が、まぁ良くも悪くもネットを利用して話題になっている人という事も有り、シンガポール移住の時も今回の帰国に関しても賛否色々言われているけれど、結局は移動の自由があるわけだし明らかな法令違反が無い限りは、いつ誰とどこで生活しようと、それはその人なり家族の自由だし外野がとやかく言う理由は無いと思う。

この話題から、シンガポールが生活の場として適しているかどうかという派生した話題も良くも悪くも盛り上がっていて、こちらも賛否色々あるんだけれど、結局は何かメリットがあればそのまま生活するだろうし、そうで無ければ日本に帰国するとか別の場所に移動するとか考えれば良いだけの話し。仮に自分がそういう状況になったとしたら、自分の場合は日本を拠点として年に数回訪問する場所の一つという形が最適解になると思う。そう感じる最大の理由は、シンガポールを表す言葉の一つ「多民族国家」が、自分にとってはメリットよりもデメリットに感じるからなんですよね。 

誤解を恐れずに言うと、良くも悪くも同質的な日本社会で生まれて生活していると、ああいう社会は最初は珍しく興味深く映るけれど、日々の生活がそうなる場所で我慢できるかとなると、私は駄目だと思う。それは差別とか言う話ではなくて、その「他文化」の中に「日本人」としての居場所が殆ど無い状態で暮らすことの苦痛というか。だから短期間の滞在ならば刺激になるけれど、ずっと生活するとなると居心地の悪さというか窮屈さを感じると思います。勿論、そういう環境を好きな人や適応力がある人は問題と感じる事無く、逆に新しい世界に嵌まることもあるでしょう。それを否定するつもりは無いし、実際シンガポールという国は「西側の北朝鮮」と揶揄されることもあるけれど、安全性も社会基盤も日本と同等以上に整備されているし、私はコンパクトに纏まっているところに利便性も感じています。なんて言うか、寒い地方に生まれた人が、沖縄へ行ってその気候に最初は喜ぶけれど、何日も滞在していると自分の地元を懐かしく感じるみたいな、そう言う「差の大きさ」が自分的には問題かなと感じるわけです。

「多民族国家」と言えば、一番よく訪問しているアメリカもまさにそうなんですが、アメリカはシンガポールと比べると「多民族化」してから時間がたっているので、何となく全体が融合して「アメリカ人」みたいな共通項の多い社会になっている気がするんですよね。勿論、出身がヨーロッパとか南米とか先祖は違うし、多少なりとも生活習慣に違いも残っているけれど、「アメリカ」という大きな括りでは共通項を互いに認識出来る感じというか。シンガポールの場合は、まだそこまで融合というか練れていない印象があるところが一番の違いかな。自分が、アメフトとかその他メジャーリーグスポーツが好きだとか、スタートレックとかアメリカの番組が好きだという部分もあって、日本やシンガポールと比べると多分QOLは低くなるだろうけど、親近感というか憧れみたいなものも含んでそういう気持ちになるんでしょうね。勿論アメリカならどこでも良いというわけでは無くて、個人的には2回目の長期出張で滞在したフロリダの某所には、また訪問してみたいですね。ここは大西洋側の街で、海沿いの運河沿いには船着き場付きの住宅が並んでいて、毎日夕日を見ながら一杯やるのが日常の街。もし自分の最後の我が儘が許されるならば、ここで夕日を見ながら人生最後の日を迎えるのが最高の人生の締めくくりかたかなと何度か思ったこともあります。仕事やプライベートでここで生活した日々は、トータルでは一年弱だと思うけれど、自分にとってはある意味人生の大きなマイルストーになった場所です。来年は、WDWへ行きながら、久し振りに訪問してみようかな...

女の敵は女

余りに酷い言いがかりばかりで、リンクを貼ることすら不愉快なのだけれど、Abema Newsで公開された高市総理に失望した女性達の批判理由が酷いこと酷いこと。曰く、「名誉男性」「母親の発想が無い」「主婦感覚が無い」「料理できない」「子供が居ない」等等。こんなの完全な言いがかりや差別で有り、それを幾らネット番組とは言えそのまま流すことの責任を、彼女達は理解しているんだろうか。 

高市総理に限らず、総理大臣あるいは色々なリーダーに対して、賛否様々な批判や意見が生まれることは当然だと思うし、それによってより良い方向へと物事が進めば、誰にとっても良いことと言えるはず。ただその為には、特に批判や意見に関しては筋の通ったというか、それを聞いた第三者も少なくともその批判内容を理解して、ちゃんと自分の意見との違いを判断出来るくらいの内容は必要だと思う。単に容姿だったり、思い込みから否定的な意見を言うだけなら、それは自分の自己都合な我が儘なわけで、そんなものは自分で解決しろよと小一時間。

「選挙」という、かなり大規模でそれなりに成熟している「評価システム」の洗礼を受けて、自民党だけで衆議院の2/3以上の議席(314議席、実際は330議席)を獲得したことは、それだけ国民からの支持を得ていると言って良いと思うんですよね。また、それが一時の出来事では無く、政権発足後未だに高い支持率と低い不支持率を維持しているわけで、それは多くの国民の信任や支持が継続している証しのはず。そんな状況も含めて気に食わない人達がいることは理解出来るけれど(不支持率で20%位あるわけだから)、それならば彼女は「政治家」なんだから、政策なり政治活動で批判すれば良いのに、女性としてあれが足りないこれが足りないと批判するのは、もう「姑の嫁いびり」レベル。そんなレベルで、全国民の代表みたいな態度で偉そうな意見を開陳しないでほしい。

ネットだからこういう情報も広く拡散されるのは、聞いた方は不愉快になる事もあるけれど、偏った情報だけで判断するというリスクが軽減されつつあることは良いことだし、それが今の時代のルールだと思う。そう言う意味では、このネット番組に出演して啖呵を切っている人達は、自分達が正しい事を代表して実行しているような高揚感見たいなものを感じているのかもしれないけれど、多分視聴している多くの人達は「可哀想に」と哀れみの感情が沸いてくる人の方が多いんじゃ無いだろうか。参加者の中には、ジャーナリストなる職業の人も居たらしいけれど、ジャーナリストが感情的な個人攻撃をしたら、それってたんなる不満をぶちまけているだけな訳で、ジャーナリストの肩書きを降ろしたらどうだろうか。いゃ、ちゃんと取材をして客観的に高市総理がそう言う属性を持っている見せていると説明できるだけの情報があるなら、それをまずは提示して「だから高市総理は...」というならね... 以前から、女性の社会進出とか男尊女卑と言う話がよく出てくるけれど、結局はそう言う事が実現しない最大の理由は、「女性」なんだなと今回も感じた話です。

2026年7月8日

リニア新幹線静岡工区

鈴木康友静岡県知事が、JR東海によるリニア新幹線静岡工区の着工を容認する意向を、県議会で表明したというニュース。午後には、関係市町村の首長、JR東海社長、さらには山梨県知事、愛知県知事などからも関係のコメントが出されたけれど、やっと問題解決して多くの静岡県民も「やれやれ」という印象では無いだろうか。

まぁ、日本の「30年のデフレ」よりは短いけれど、それでも10年も空転していたことは大きいですよね。鈴木知事も川勝前知事に対してのコメントでは、まぁ大人の対応を示して、水資源や南アルプスの環境保存に関しては問題提起したことを好意的なコメントしていました。でも、問題提起は良いけれど解決するために自らも努力したならば評価するけれど、自分はどんどんゴールポストを動かして「解決」ではなく「混乱」あるいは「遅延」をしていたようにしか、私は感じられない。自らの舌禍で辞任したけれど、あれが無ければまだ混迷状態が続いていたでしょうね。

JR東海と県知事は、来週17日に会見をして、そこで正式にJR東海の静岡工区工事が再開されることになるんだろうけど、10年の停滞は大きいしその間に資材コストも高騰。かなりの計画変更が要求されることは確かで、2030年代の品川-名古屋開通が今言われているけれど、それも怪しい気がする。JR東海としても、一日も早く先ずは名古屋までの開通を目指したいだろうけど、残っているのが最難関のトンネル工事では急いで事故が起きてはさらに困るしなぁ。また、水資源に関しては、今山梨県側に流している水を万一の場合には静岡県側へ戻すことで、有る程度の対応は可能だけれど、どういう形で地下水系が変わるかも予想できないし、まだまだ前途多難な状態ですよね。

それでも、これで東海道新幹線のバックアップが出来ることになり、北陸新幹線のルートも含めれば、関東と中京圏・関西圏が三重の高速交通で結ばれる意義は大きい。北陸新幹線も、最後の新大阪までのルートが定まらず、もしかしたらリニア新幹線の方が早く名古屋まで行ってしまうかもしれないけれど、名古屋まで開通できれば、名古屋-大阪間は、JRだけでなく近鉄も走っているし、かなり冗長度は高い気がします。名古屋-東京間が、今は東海道新幹線だけですし、JR東海道本線も新幹線と並行している部分が多くて、万一の場合は両方ダメージを受ける可能性も高いだろうし。いずれにしても、自分が生きている間にリニア新幹線には乗車できるように、JR東海、静岡県、国交省には頑張ってほしい。

Sound Masking by YAMAHA

ITmediaの記事から、地元企業の雄、ヤマハが開発した「聞こえにくくする技術(Sound Masking)」 。「より大きな音」や「無意味なノイズ」などで会話や目的の音を上書きするのでは無く、目的の音と似ているけれど、それをランダムに加工するなどして無意味な音を作成し、それを再生することで小さな音量でも目的の音が隠されるらしい。元の音(会話等)に似ているけれど、無意味な「音」にして被せることで、元の音と親和性はあるが内容は把握出来ないという絶妙なバランスが生まれるらしい。

利用目的としては、商談室会議室のような場所や、オープンオフィスでのWeb会議のような場合にも、回りに会議内容が聞こえづらくする効果が有るとのこと。確かに、完全防音の会議室を準備することはコストの面でも大変で、多くの場合は中壁で区切っただけだったり、場合によってはパーティションで区切っただけで、隣りの会話が結構聞こえたりする場合も有るけれど、そういう時に効果的らしい。また、スピーカーからマスキングノイズを再生するだけなので、オープンオフィスのような場所でも例えば「マスキングエリア」みたいな形で、空間的な区切りが可能なのかな。

現在の装置は、ステレオアンプくらいのサイズの機器にスピーカーが必要だけれど、これを例えばスマホに組み込んで、外で歩きながわ通話するようなときに回りにマスキングノイズを発生させて、通話内容が聞こえなくすることは出来ないだろうか。理想は、電車で横に座って通話していても、その内容は把握出来ないくらいのマスキングで且つそのマスキング音が不愉快で無い程度の音量と内容になることかな。SFなんかでよく登場する「個人シールド」みたいな感じで使用できたら完璧ですよね。

記事にも書かれていますが、本来は「良い音」を追求することが目的のはずの楽器・音響機器メーカーのヤマハが、逆に「聞こえにくい音」作りをするのは相反しているような気もしますが、でも工学系企業だとより良い物を作ろうとすると、それを阻害する要素がいろいろ発見できて、結果的にその要素を利用した別ビジネスで成功するなんて言うことも結構有る話。一方で、これを悪用しようと思えば(あえて書かないけれど)可能な事も多いので、技術の利便性や効果は表裏一体なんですよね。そうなると、例えば特定のマスキングノイズの領域が深夜支度に近づいて来たら、危険要素発生可能性があると外部監視AIが判断して、マスキングノイズ解除ノイズをぶつけてマスクされていた原音を確認出来る、みたいなカウンター技術が次に生まれたりして。そうなるとマスクされた音を録音して、後から解析することも可能になってしまうなぁ。段々とSFの世界観が現実社会に表れてきている気がします。

2026年7月7日

言葉の変遷

パソコン黎明期のちょっと前位から業界で仕事をしていた一人として、ちょっと違和感を感じる話し。いゃ、確かに当時は今では普通に使われている外来語をカタカナ表記した用語が、明治維新のように日本語化されていた時代だったけれど、私の記憶では確か当時JISだと思うけれど、対訳表みたいなものがあり、それに準拠していたのが日本IBMや大手メーカーで、それ以外のメーカーは比較的取り入れていたところ、カタカナ表記が多かったところ、色々あったと思います。なんせ当時は日本の家電メーカーほぼ全てが自社ブランドのパソコンを開発製造販売していた時代ですから、国内のパソコンメーカーはそういう大手や中小も含めて10社以上あったはず。

自分が社会人になりパソコン開発の仕事に関わる前は、まだそれ程パソコンが企業でも普及しておらず、まだまだホストコンピューター中心時代で、自分はその端末機器開発に関わっていました。その端末が段々と成長していき、パソコンが単独でもホストコンピューターの端末としても利用される直前くらいでしたね。で、当時は原典として英語のマニュアルがあり、国内のお客様にはそれを翻訳したマニュアルを提供するわけですが、どうしてもコンピューター用語が乱立した内容を、そのまま翻訳するには無理があるわけです。特に当時の日本(1980年代後半)は、高度成長期時代の終盤とは言えまだまだイケイケドンドンだった頃。コンピューターを扱うのは、企業内の「IT部門」という専門家組織で、所謂エンドユーザーは見よう見まねで端末を操作していた時代。確かその頃はまだ日本語表示も出来なくて、アルファベットのCode Pageに無理くりカタカナ(半角)を当てはめた「カタカナ画面」が表示されると驚かれた時代。で、企業ユーザー様はどうしても「英語アレルギー」 も強くて、アルファベットで「Keyboard」とか入っていると「日本語に直せ」と言われ「キーボードー」とか書いても「一般ユーザーは分からない」と言われて、で「鍵盤」と書くと「どう言う意味? 楽器のキーボードと違うの? えっ、JIS用語なの。なら仕方ない」みたいな感じで、要するに決まった言葉を使うことで、多分社内的な色々なリスク回避も兼ねていた気がします。

1990年代に入り、日本語化されたパソコンが普及するわけですが、当時は日本語表示(漢字)のために専用のビデオアダプターを各メーカーが開発して内蔵しており、その為に日本語WindowsもMSのベースコードに各社の変更点を加えて自社製の「○○版日本語Windows」が使用されていた時代。確か殆どのメーカーが、エンジニアをRedmondのMS本社へ常駐させて、MS製Windowsのベースコードを変更する作業をしていたはず。その為、Windows終了時の「Shutdown」を「遮断」とするところ「シャットダウン」とするところ、色々あったように記憶して居ます。でも、私の記憶では元々のMSのWindowsが「遮断」としていたので、文句があれば笹塚のMSKKに言うべきだと思う(マテ)。その後、パソコンが一般に普及してくると、どうしても堅苦しさもあるJIS用語では一般ユーザーには通用せず、またパソコン系雑誌も色々登場するようになると、言い換えから発音をカタカナ表記した今の用語に段々と変わっていったというのが私の記憶。だから「コンピュータ」なのか「コンピューター」なのかとか、「フロッピー」なのか「ディスケット」なのか、色々言葉や定義の揺らぎは良くあったと思います。

企業ユーザーにも「英語アレルギー」が段々と薄れていき、また多分外来語を日本語化するスピード感が加速してきたり、その為に適訳をはめられるような余力も無くなってきた事も有り、2000年代に入るとパソコン関係とかインターネット関係の言葉は、言語(英語)をカタカナ表記にしてそのまま使用するケースがどんどん増えて行き、今ではそれが当然になってきたように思います。個人的には外来語を意味する「カタカナ表記」が有る日本語だから、そう言う事も抵抗感なく包含できるようになっていった気がしますね。ただ、発音とカタカナが一対一で対応しているわけでは無いから、例えば「プロキシー」とか「プロクシー」とか、表記の揺れは未だに残るわけで、まぁそこは何ともしがたいのかな。今後AIを活用した言語翻訳が一般化すれば、そういう部分も含めて統一的な表現が可能になるんでしょうけど。

2026年7月5日

金利と株価

毎週金曜日夜の定番になりつつある、ReHacQ「教養としての投資」シリーズ。今回は、いつもの永濱利廣氏に、お相手は大和証券の木野内栄治氏に、MCは馬渕磨理子氏というかなり「濃い」組合せという印象。木野内氏登場の回は何度か視聴していますが、個人的には一番信用信頼出来るアナリストという印象。その理由は、コンテンツで提示している、資料や情報が豊富で素人の自分でも有る程度理解出来る解説がそこに加わるから。 「素人投資家」という事すらおこがましい自分レベルであっても、説明に登場する経済用語や指標の意味が分からない状態でも、全体の流れや意味が何となく理解出来て、自分が疑問に感じていた事象に繋がるところが凄いと思う。凄く有能なコーチが、小中学生相手にも必要な事柄を伝えて、動作やプレーがちゃんと実践できるようになるような感じかな。

冒頭いきなり永濱氏批判から始まり何だという印象でしたが、私も一寸疑問だったやや中途半端な円高推移が「偽永濱介入」だったという事で、謎が解けて納得。出演した講演会が、リモート参加でかつ参加者が外国人の人達ということで間に翻訳者が入るため、永濱氏は「一般的な想定(アナリストのコンセンサス)」と前置きしたのに、永濱氏の意見として「利上げ容認」という正反対の意見が拡散されてしまったという貰い事故みたいなこと。前半は先日発表された多日銀の利上げ政策(0.75%→1.0%)に関しての批判大会みたいになり、政府も財務省もお怒りモードと言う話は、個人的には面白かったですね。後半は、今後の経済動向・株式動向の話に移り、ほぼ木野内氏の独壇場みたいな感じでしたが、MCの馬淵さんが目をキラキラさせながらその話に耳を傾けていたのが変に印象的でした。そのデータ内容や解釈・解説には、人により色々意見はあるんだろうけど、自分自身は凄く分かりやすいし、AI半導体関連は自分も仕事柄多少は知っている分野だけに、納得出来る話も多かったですよね。

その中でも印象的だったのはAI関係の話で、生成AIが成長すると「知識集約」が進んでデータセンターが効率化して規模としては縮小していくという予想が外れて、今後もデータセンター需要は拡大していくという話。ここで感じたのが、じゃぁ人間の脳も人が成長するとともにどんどん可動領域が増えていっても良いけれどそんなことが無いのは何故だろうということ。自分なりに思いついた理由は「人間は『忘れる』事が出来る」から、情報が溢れることは無いということ。ただ「忘れる」とは言っても、完全に記憶層の中から削除されるわけでは無く、コンピューターが使用頻度の低いデータをバックアップで別メディアにコピーするように、何処かに隠れているんですよね。それが何かをきっかけに、再び「記憶」として戻る場合も有るし、結局はそこに行きつかず「忘れたまま」の場合もある。そこでさらに思いついたのは、データセンターをどんどん増やすのも良いけれど、宇宙空間に「二次記憶衛星」みたいものを建造して、そこに使用頻度の低いものをどんどん移動してデータセンターの使用可能領域を維持するようなスキームってどうだろうかということ。宇宙空間だから、電力は太陽光発電で賄うとか、通信回線のスピードは多少遅くても基本的に地球から衛星へのデータバックアップ中心だから問題にならなさそうだし。衛星本体は地球の影に置くことで自然冷却しつつ、太陽光発電パネルはその影から離して設置するとか、やり方次第では宇宙空間に広大大容量な「バックアップ領域」が作れそう。日本政府の重点施策にも、AI半導体に宇宙利用もあるんだから、考えてみても良いんじゃ無いだろうか。

最後の方では、データセンター需要に関係する日本企業や、高市政権が進める「責任有る積極財政」の項目毎に中心となりそうな企業の紹介もあったけれど、週明けにはそれら企業の株価が上がるんだろうか(笑)。以前は示していた「優先項目」を最近は言わなくなったのは、外れた項目担当の企業から不快感を示されたからではと木野内氏が突っ込むと、永濱氏は何とも言えない表情をしていたけれど、まぁ内幕はそんな感じなんでしょうね。参加する企業としても、政府のお墨付きをもらったと思ったら、そのお墨付きが「薄墨」で書かれていたのでは納得出来ないだろうし。イラン情勢とかウクライナ情勢とか、色々不安定要素もあるし、さらに予想外の事態が発生する可能性もあるけれど、だからこそ国内産業をいかに確実に成長させていくのか、それもスピード感が感じられるくらいの迅速さで実現していけるか、結構高いハードルだと思う。個人的には、日本の底力を信じたいですね。

2026年7月4日

米国建国250周年

"July 4th"はアメリカ独立記念日で、アメリカ国内では花火があちこちで打ち上がりお祝いする日。 私も米国出張中に何度かこの時期に滞在した事があり、そんな体験もしています。特に今年は建国250周年(1776年7月4日)ということで、盛り上がり方もこれまで以上の様子。ただその一因としては、トランプ大統領が自分の人気アップのために「250周年」を利用しているという話も。

で、こういうウェーブには乗りたい日本でも、色々な場所でライトアップしてお祝い心を共有しているんですが、それがアメリカの人達(アメニキ、アメネキ)には大いに受けているらしい。特に今年はXの相互翻訳機能が実装されて、通常ならばアメリカ側に流れても理解されないような日本語の書き込みも、どんどん翻訳されて流れていくし、アメリカ側の反応も日本語に変換されてフィードバックされるから、ますます日本チームは面白がって盛り上げていくし。少し前に一大ブームを生んだ、「テキサスBBQムーブメント」みたいな流れが生まれていて、非常に微笑ましい。

「外交関係」という、他国との協調や共存さらには同盟関係等、今の世界は自分達だけで生きていけるような状況では無く、近隣諸国だけで無く場合によっては海の向こうとか地球の反対側の国々とも良好な関係を築かないと、国として成り立たない場合も。特に日本は昔から「資源が無いので、世界から資源を集める必要が有る」と言われていて、実際最近の石油もそうだし、工業製品の材料だったり食品も海外依存度が高い。そう言う厳しい状況の中でも、少なくとも最近の日本は世界的に色々な場所で支援や援助活動をしていて、比較的どの国・地域とも良好な関係を築いていると思います。ただ、極々一部の隣国とは厳しい状況が続いているけれど、太平洋を挟んで遠く離れているとは言えある意味「隣国」であるアメリカ合衆国とは、戦後の混乱時期もあったけれど、敵対関係からトップレベルの同盟友好国になっていることは、もしかしたら歴史的に最初で最後なのかもしれない。

自分の海外経験は、標準的な日本人としては多い方だと思うけれど、地域的に偏りがあるし必ずしも経験豊富とは言えないとは思います。ただ、その偏りとして「アメリカ」には比較的何度も渡米していて、仕事絡みではあったけれど向こうの家庭(=同僚エンジニア)とも招かれてみたりとか、経費削減のためにホテル滞在ではなく所謂ウィークリーマンション、マンスリーマンションみたいなところに何ヶ月も滞在してみたりと、そこそこ「向こうの普通の生活」に近いところは経験していると思います。アメフト好きという部分を除いたとしても、日本に無い良いところも多いことも事実。一方で、やはり日本の社会・生活に優るとまでは言えないとも感じます。日々の生活を安心安定快適にしたいのであれば、日本に軍配が上がるし、何か挑戦してみたい、自由に自分の興味の有る分野を追求してみたいみたいな、社会活動というか人生の中でのある時期を過ごす場所としては、アメリカの方が少なくとも日本よりは刺激は多いと思います。そう言う意味で、良きタイミングでアメリカ渡航経験を得られて、偶々偶然だけれどアメフトとかスタートレックというアメリカ文化(????)に中学生くらいから触れていて、さらにはアメリカのSF小説に子供の頃から嵌まっていた自分としては、恵まれていたなと感じますね。今年はまだ渡米機会が無いのが残念だけれど、2026年も半分が終わった今、ちょっと後半に頑張って渡米してMLB(=オオタニさん)やNFL/カレッジの雰囲気を堪能してみたいですね。

小川構文

産経新聞に掲載された、中道改革連合の小川淳也代表の記者会見記事。各論には振れずに、両論併記と言うよりは曖昧模糊としたくどい言い回しに終始して結論を出さない、所謂「小川構文」の典型みたいな発言。

松井氏の証言を巡る疑問点に関し、小川氏は「事実関係にさまざまな疑義があることは留意しなければならない」としつつ、「そうした動画が流通・拡散している事実がある。事務所の関与を疑われるやり取りも報じられている」と述べた。 

「事実関係に様々な疑義があることは留意しなければ」と言うけれど、自分達が提示している証拠というか論拠は、ほぼ週刊文春の記事内容だけで自分達で調査なり取材した「証拠」なるものは皆無。自分達の調査結果の中に、何か曖昧部分不明な部分確定していない部分があるならば、「そういう部分は今後さらに調査し結論を明確にすることに留意する必要が有る」とか言うなら、まだ理解出来ます。でも、週刊誌記事しか根拠がないのに「疑義に留意」って、それはその週刊誌に言うべき話で、根拠として言って通る話でもないでしょう。また、「動画が流通・拡散している事実」と言うけれど、それはどの動画に関して言っているのか。週刊誌側が公開した動画には、時制が一致しない部分や明らかに最近制作されたというかなり確実な部分が含まれていて、「事実」とは言い難いものだしそれ故に削除されて取り消されているもの。事務所の関与なるものも、やはり使用されている音声が別のものと一致するような証拠もあり、「疑われているやり取り」の「疑われている」のは、事務所側の関与では無くその音声データを公開した週刊誌側だと思うのだけれど。

「首相の受け答えそのものが、首相たるべき資質、危機管理能力、答弁能力に関わる問題へと変質しつつある。そこを含めて厳しく問うていくのは、野党として非常に大きな責任の一つだ」 

首相の受け答えそのものが資質能力を問われる問題へ変質と言うけれど、それはこの人の印象な訳で、無かったことを説明するには「有りません」という敷かないでしょう。仮に証明させるならば、その証拠を具体的に提示して、それに対しての説明なり反証を批判するなら分かる。でも、彼らが提示した週刊誌情報はほぼ全て否定されているわけで、それが「正しい」思うならば、先ずは自分達がそれを立証するべきでは。それに「厳しく問うことは野党の責任」と言うけれど、自分達はその問う機会から自ら退いているのに、どうやって「厳しく問う」のだろうか。本当に矛盾しているし、「起承転結」では無く、兎に角居まみえていることだけを羅列している「起起起発(散)」という、「小川構文その2」みたい。

野党の仕事の一つとして、与党に対しての監視と対決が有る事は事実だと思うけれど、先ず芝分達の足下(=統一政党)すら固められていないのに、人様に文句を言うのもどうかと個人的には感じるところ。対決姿勢にしても、やはり野党ならばより良い提案なり与党案の問題天を突くような提案をすることで、「次はこの政党に仕事を任せたい」と国民は思うわけで、先ずはその努力くらいはしろよと思うわけです。少し前までは国民民主党にそういう期待感があったわけですが、自民党と政策協定を結び自分達の要求は達成したのに、想定外の「解散」したのが許せないと掌返ししたあたりから、何か昔の「我が儘だけ野党」に戻ったような印象も。口だけで無く、態度や行動で示してくれる政党に変革して欲しいですよね。何だかんだ言いながらも、高市政権が高い支持率と低い不支持率を維持しているのは、やはりその行動力だと思うけどなぁ。ある意味「有限実行力」が、これまでの与党の中でも抜きん出ているところが、今の評価だと思う。

2026年7月3日

情報精度

数日前のReHacQ生配信の中で、所謂高市総理の「経歴詐称問題」に関して、ひろゆき氏の勘違い発言をそのまま肯定したまま配信し、後日事実誤認と批判された動画。その内容に関しての、訂正・謝罪・詳細説明から始まる、 経歴問題検証動画。最初の30分位は、高橋Pと今野氏の二人で、元の動画の経緯説明のあと、現在公開されている資料・情報から内容を整理して説明し、自分達の不手際を謝罪して「結論として『フェロー』と称して問題無い」という結論に。私も、「これって、以前同じ様な話なかったかな」とうろ覚えの記憶があったんですが、鳥越俊太郎氏が同じ様な経歴詐称発言をして、今回と同じ様に当時のレターや関係資料を提示されて、謝罪と訂正に追い込まれたことを後から思いだしました。

元々の発言者である、ひろゆき氏がこの場に居ないことはどうなんだという疑問が残るけれど、番組責任者の高橋Pが100%自分達の非を認めて謝罪をしているのだから、そこは色々察してくれということだろうか。でも、そういうことをやっているから、ひろゆき氏の言動っていつもそういう感じというか、最もらしいことを言っているように見えるけれど、信用しちゃ駄目みたいな印象なんですよね。

彼の批判の中心は、英語での「congressional fellow」を日本語で「立法調査官」と言っているが、それが正しいのかという事。これも当時「congressional fellow」に相当する日本語訳が無かったので、関係者が日本語を設定していたことも書き物で履歴が残っているので、高市総理が意図的にそういうポジションを流布していたとは言い難い。また、「fellow」の肩書きが、本来の組織から認定されていたものでは無いから詐称だという話も、当時は複数の経路から「fellow」という言い方が許されていたということも示されているので、その名称を別の資格として説明していたなら別だけれど、そういう事実も無い。例えば軍人の階級のように、世界的に共通の定義と名称が確定しているような地位だとか、大学の「名誉教授」なのに「専任教授」みたいな言い方をするならば、「それは問題有るんじゃ無い」と言えるけれど、今回の場合は「fellow」という名所自体は嘘では無かったわけですからね。それに既に何年も前に結論が一度出ている話だし、それを蒸し返した週刊誌の方が責められるべきだと思う。

今回の件に限らず、現代は千差万別な情報が氾濫しているわけで、その中から正しい情報だけを取得することは無理。また、自分の規準で「正しい」ということ自体、既にバイアスが掛かっている証拠。それこそ太陽が東から上り西に沈む位のこと以外は、それぞれが大なり小なり異なる理解を持たざるを得ない。だから情報=知識というものは、一度覚えて終わりなのでは無く、常に自分の理解知識を外からの入力で補正を掛けながら更新していく必要が有るんでしょうね。そう言う意味で、ReHacQ側が直ぐに検証動画を準備して真摯に対応したことは、既存のオールドメディアも爪の垢を煎じて飲んでほしいところ。どの番組とは言わないけれど、既に反証情報が出ているケースでも、それを無視したような情報提供に固執する番組が幾つもあるからなぁ。自分は情報の価値は、鮮度と精度(信頼性)だと思っているので、どちらか掛けている情報は「誤情報」だと思って良いんじゃ無いだろうか。だからReHacQは、かろうじて踏みとどまった気がする。