2026年7月16日

骨太の方針2026

ReHacQの経済系コンテンツから、発表された「骨太の方針2026」の内容に関して、経済財政諮問会議委員でもある永濱利廣氏が解説するという贅沢な内容。MC高橋Pと今野忍氏とともに、骨太の方針の骨格部分や、今回新規に取り込まれた「高いカラー」に関しての話ですが、個人的には永濱氏が他のReHacQコンテンツや他の番組でこれまで説明してきたもので、ほぼ網羅されている気がします。そう言う意味では、1時間半の内容は中々中身は濃かったけれど、自分としては新規に発見したような内容は余り無かったかなと言う印象でした。

これまでも何度も登場している「PB (Primary Balance)」が、「キーワード」としては一番引っかかるのかなぁ。「単年度で赤字にしないならない」と言う方針が維持されれば、政府としては歳入で歳出が満足出来るわけだから、それが一番の理想。赤字になれば赤字国債を発行して歳入確保しないといけないわけで、そういう状況にならないようにする「目安」の一つとしてはそれなりに意味があるのかなという感じはします。ただ、それって「現状維持以下」でしか無いわけで、デフレ下の時にはそういう考え方も仕方ないと思うけれど、現在のように経済成長を目指して実際そういう方向に進みつつあるときに、今年のことだけ考えていたら来年は失速することも明らか。先々を目指した投資なり先行技術開発等先手を打っていかないと、企業活動なんかも継続出来ない。そう言う意味で、何度も永濱さんも繰り返している「政府債務残高対GDP比の低下」という、「GDP=経済成長」に合わせて必要な所に必要なお金を出していく考え方が一番自然だし無理が無い気がします。

自分も含めて、どうしても物事は単純化したいし、そうしないと中々「理解した・出来た」とならない。だから自分も最初はこの骨太の方針のベースになっている、高市総理の総裁選出馬事の発言とか、総理就任直後での発言など、「AIや半導体など、伸びるところに投資して日本が復活する方針」みたいな感じの認識でした。だからこそ、そういう素人でも「成功確率高め」の分野だけで無く、直ぐに利益に結びつきそうも内容な分野も含まれていて、その辺りが疑問でもありました。その中でも、例えば宇宙開発は民間だけでは難しい分野だろうし、防衛関係はまさに国の責務なのだから、そういう部分を「経済安全保障」として組み込むのはまだ理解出来ます。それが、何度か永濱氏を初めとして、関係するコンテンツ等を見聞きしていると、表面の17項目だけ見ているとパラパラな感じがするけれど、そのしたに広がる関連事業や関連技術を見ていると、結構共通項が存在していて、その中には日本の得意分野や成長分野も多くあり、そういう所に具体的に投資や支援をして行くことで、結果的には全体としての底上げになり、戦略的な部分に関しても強みが強調されるという、多次元的な展開を目指しているのかなという朧気な認識・理解が最近見えてきたように個人的には感じています(笑)。

石破政権の2026年度予算という「遺産処理」が終わり、この「骨太の方針2026」から純粋に「高市カラー」を表に出した、本来自分がやりたい経済政策をやっと進める事が出来るわけで、そう言う意味ではこれまで以上に力こぶに力が入るんだろうなぁ。また担当大臣が、地元選出議員でもある城内実戦略担当大臣なので、そういう理由からも上手く進んでほしいところ。17分野全てが成功することは無いだろうし、内容に寄っては数年後に結果が出るもの、何年もかかるもの色々あるので、評価は難しいと思うけれど、先ずは小さくても良いから「成功体験」を出来れば来年早々位に出してほしいですよね。それによってこの高市内閣の方針も信用信任されるだろうし、それで経済が少しでも良くなれば国民の理解も進みそうな気がするし。あと、内容的に新規な話が少なくても、専門的な立場の人とか中枢に近い人が、こういう形で何度も説明機会を提供してくれるところは、これまでのメディアでは出来ないメリットだと再認識もしました。賛否は色々あると思うけれど、ReHacQとしてはこういうコンテンツを継続して欲しいですよね。

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