選挙ドットコムちゃんねるから、MC山本期日前氏と今野忍氏が、国民民主党の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長を招いて終盤国会の裏側を対談するという、ある意味神回。収録日が7月9日の夕方で、国会正常化の直前だったので、その後で聞くとやや歯が差みたいなものを感じるところがあるけれど、まぁ日頃は聴けないような裏話満載で、やはり国民民主党のこのお二人は口が達者だなと感心した次第。
混乱というか混迷という過去の時点ではまだ決着がついていない状況の国会中だったので、どうしても与党批判自分達自慢みたいな論調になるのは仕方ないのかな。まぁ、中道改革連合とかその他野党に比べたら、国民民主党はまだ「まともな野党」ではあると思うけれど、それでももう少し「言行一致」に関しては尊重するべきだと思いますね。具体的には、この中でも昨年末からの自民党との合意文書を取り決めて、それを自民党が達成したけど解散総選挙したから、国民民主党は自民党の提案に賛成しなかったという以前からの説明。解散によって、その合意項目が反故にされたなら理解出来るけれど、合意事項を全て満たした後で解散したわけだから、国民民主党としては突然の解散を批判するのはアリだと思うけれど、達成された合意事項を今度は自分達は守らないというのは言いがかりにも聞こえます。
一時間弱の内容は、お二人の軽妙な語り愚痴もありあっと言う間に終わった感じですが、ここでも最後に何となく残ったのが「違和感」みたいな印象。確か山本氏と今野氏の定例の動画で、強行突破しようとする高市総理に対して、ちゃんと国対やキーパーソンを利用して、野党や自民参議院との摺り合わせが出来ていない、昔はそう言う人が例えば安住氏のような人が不在な事が問題みたいな説明をしていました。それは事実何だろうけど、その時に感じたのが、それって結局は古い政治システムを尊重しろという話になるのではということ。これまで散々古い体質、古い政治システムが批判されていて、そう言う「裏での根回し」みたいなものが、「院政」とか「隠蔽体質」とか「国民不在」とか散々批判されてきたと思うんですよね。だから、これまでに政治家・政治システムが待望されて、高市総理が圧倒的な賛意で誕生したんだと思うんです。単体で2/3以上の議席を獲得したということは、結構重い意味があると思うんですよね。参議院は違うと言うのも分かるけれど、政権選択選挙の衆議院選挙でそういう結果が出たならば、そこは尊重されるべきだと思うし、そこに古い政治のロジックは入れるべきでは無い気がします。
まぁ、高市総理側と参議院側の意思疎通が不十分というのはあると思うし、高市内閣は閣僚人事に恵まれていて今の所上手く進んでいるとは思うけれど、そのチームワークを閣内だけで無く自民党内部や参議院や他党の連携にまで広げる努力は必要だと思う。高市総理の性格だと、そういう所も自分でやりたがるんだろうけど、そこはオーバーワークになる事は確実なので、やはりよく言われる「安倍総理と菅官房長官」の「菅官房長官」に当たる人材が急務なんでしょうね。現在の木原官房長官が力不足とは言わないけれど、別に官房長官が全てやらなくても適材適所で人材配置出来ればもう少し自民党内部のギクシャク度合いも改善されそう。そう言う意味で、国民民主党は連立内閣に入らなくても自民党との「友好協力政党」みたいな感じで、上手く協力関係を構築したらWin-Winに慣れそうな気がしますね。自公政権時に維新の会が立ち回ったような感じ何だろうか。お二人自身で「古い政治からの脱却」を言っているのだから、もっと政策毎の是々非々での深い協力関係が出来たら、日本の政治も大きく変化しそうな気がする。
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