去年から始めた、自宅での梅干し漬け。梅が大不作で殆ど手に入らず、少量を兎に角見よう見まねで塩漬けしてから、赤紫蘇漬け、土用干し、漬け直しと何とか完了。年末に、毒味もかねて(笑)試食してみたら、これが思いのほか自分好みの梅干しに漬かっていて、以後チビチビと自作の梅干しを楽しむ日々を送っています。これで味を占めたので、今年も梅仕事をやってみることに。
昨年は梅が不作で殆ど手に入らなくて一時期諦めました。今年はそんなことは無いだろうと思っていたら、名産地の和歌山の南高梅は、春先に霰の被害があり傷付きの梅が多いとか、やはり気候障害で今年も梅の実は不足気味の様子。それでも昨年よりはだいぶスーパーとかJAのファーマーズマケーケットで見かけるようになりました。今回は、最初は昨年程度の分量と思っていましたが、最初に購入した梅の実の量が少し足りない気がして、その後買い足していくうちに結局は昨年の3倍少し位の量を付けることになってしまいました。今年は、次のような4箇所で購入した梅の実を使っています。
- JAファーマーズ・マーケット(地元産の青梅)
自宅で完熟させるつもりでLサイズ位の青梅の3kgの袋を6月終わり頃に購入。でも、購入後選別してみると、傷が酷いものやその後追熟が進みすぎて使えなくなってしまったものなどあり、実際に塩漬けしたのは2.3kg位。 - イオンスーパー(南高梅の青梅)
いつもの様に近くのイオンスーパーへ行ったところ、南高梅等の青梅を売っていたので、思わず購入。1kgの袋を二つ購入しましたが、選別後実際に漬けたのは1.4kg位。 - Amazon完熟南高梅
性懲りも無く、Amazonで「訳あり完熟南高梅」の広告が表示されて、「そう言えば今年は青梅ばかりだな。比較のために完熟梅も付けようか」とポチってしまったもの。ところが、何かの手違いか、「完熟」なのに届いたのは一週間後。商品説明では「熟して落下した直後の梅を直ぐに梱包して出荷」と書かれていたけれど、どう見ても青梅のものも半分位含まれていて、「完熟」していると思われものは1割位。推測するに、注文が集中しすぎて発送が追いつかず、兎に角梅の実をかき集めて帳尻合わせしたような感じです。3kgのパッケージを注文して、2.8kg位を塩漬けに回しました。 - JAファーマーズ・マーケット(地元産完熟南高梅)
もういい加減梅漬けは良いかなと思いましたが、偶々入ったJAのファーマーズ・マーケットで、地元産の完熟南高梅の袋を売っているのを見つけて、つい手が伸びてしまいました(笑)。やはり質はちょっと落ちて、1kgの袋二つ購入して、実際に使用したのは1.6kg位でした。
- 大きさで5リットル位のポリバケツを準備して、ここに二重にした漬物用ビニール袋を入れて、その中に青梅と塩を入れて、重しを置いて付けることにしました。
- ポリバケツに仕掛けた二重のビニール袋の底に、まずは塩を薄く引いて、そこに洗浄して乾燥させた梅の実を、一つ一つ35度の焼酎(ホワイトリカー)で洗い、念のためにヘタを取った窪みや傷があるような場所に塩を盛ってまぶしてから袋に入れていきます。
- 一段入れたら、塩を全体に振りまいて、また梅の実を入れていきます。
- 全部の梅の実を入れ終わったら、残りの塩を上からと周りの隙間に振り掛けていきます。今回も塩の量は18%で軽量していますが、厳密には17%位かな。
- 去年は梅の実を入れた漬物瓶の口が狭くて重しを入れる事が出来ませんでした。その反省から、今回はポリバケツで漬けることに。具体的には、重りをZiplocの袋に入れて(※重りが直接梅の実に触れるのが嫌だったから)、梅の実の上に置き、その状態でまず内側のビニール袋の口をぎゅっと締めます。その後、外側のビニール袋の袋をぎゅぎゅぎゅと締めて、重しを出来るだけ押しつけるようにします。
- これを、日付けをずらして(※購入時期が違うので)、結局水色のポリ袋が四つ並ぶことに。それぞれ、1日目には1/3位、2日目で半分少し、3日目にはほぼ梅の実全体が梅酢で漬かるようになりました。
- 漬け始めから一週間位は、一度縛っているビニール袋の口を開けて、中の梅の実の位置を揺らして移動し、再び重しを置いて口を締めることを毎日繰り返しました。
その後、7月の土用干しをするつもりでしたが、この頃天候が不順気味になったり、出かける予定があったりとして、中々三日から四日間日干しできる環境に巡り会いませんでした。8月に入ると、予想外の雨が続いたりして、やっと先週後半くらいから再び「暑い夏」が戻って来たので、梅の土用干しをすることにしました。(続く...)
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