2025年8月19日

店内調理

コンビニのMINISTOPが、全店で店内調理を停止するというニュースを観て「何があったんだ」と思ったら、その前に消費期限偽装行為があり、それが店内調理の商品販売時間を延ばすため、ということからこのシステムの見直しなどをするというのが理由らしい。まぁ、当然必要な措置だとは思うけれど、私は利用することは殆ど無いけれど、MINISTOPってこの「店内調理」が売り物だったと思うので、影響はかなり大きいのでは。

この「店内調理」って、最近ではLawsonがCMでよく流しているのを目にするし、「店内調理」とまでは言えないのかもしれないけれど、ファミマでも7/11でも、店内の揚場で作ったであろう唐揚げとかホットドッグみたいなものかと、レジ横に並べられている光景はもう普通に見られます。私は、ちょっといろいろあって揚げ物系が苦手になってきているので、もう何年もあの店頭の揚げ物に手を出したことがありません。で、店内調理のお弁当系も、基本おかずは揚げ物中心になるので、どこのコンビニでも最近はお弁当を買わなくなりましたね。昔はよく見た記憶がある、幕の内系のお弁当って、最近殆ど見なくなって、それこそカツ丼とか唐揚げ弁当とか、パワー系ばかり。あと、年齢のせいか味付けも淡泊な傾向になってきているので、先日ちょっとドッシリしたものが食べたくなって、ソース味の焼きそばを買ってきてレンチンして食べたんですが、余りのソース味のくどさに半分位残してしまいました。最近のコンビニ弁当はボリューム訴求型が多いけれど、それとともに味付けもボーリューム増強している気がする。

今回の期間偽装の理由は、少ないリソースで色々なこと特に手間が掛かる店内調理品の準備が大変という理由が大きいらしく、そりゃそうだよなぁと納得出来る話。商品管理が一番大変だと思うけれど、「賞味期限」や「消費期限」が有る食品類はさらに期限管理が必要だし、そこに更に調理加工作業も加わる「店内調理弁当・惣菜」は、更に負担が増えることは素人でも想像が付く話。私はコンビニでのアルバイト経験は無いけれど、飲食系のバイトは学生時代やったことが有りましたが、メニューにバリエーションが増えたり(トッピングが分雑化する)、新しいメニュー品目が増えると本当にアタフタしてしまいます。新しいメニューが増えて、古いメニューが同数減ってくれるならまだしも、基本はどんどん増えて行くわけですからね。似たような後世でも、トッピングが違うとか、似たような名称でも内容が違うものとか。ハンバーグでも、普通は焼いてデミグラスソースを使うのに「和風」と付いたら、大根おろしに大葉に醤油ソースにと、準備するものの手順も違ってくるのは大変。

同じ「店内調理」でも、昔から有るお惣菜屋さんとか、肉屋のコロッケとか、決して悪い話しじゃない。コンビニだって、お弁当とかお握りが主力商品なわけですから、そこに某かの付加価値を付けてビジネスを伸ばすのは正しいアイデアだと思う。ただ、もう少しやり方は考えた方が良いんじゃ無いだろうか。私、昔から思うのが、コンビの駐車場エリアにキッチンカーが何台か日替わりで来てくれるような仕組みってダメだろうか。店内お弁当は、セントラルキッチンのボリュームを生かして、大容量低価格みたいな路線でバリエーションを増やし、個性化とか変化を求めるなら、キッチンカーでバリエーションを出すというのもありかなと。勿論どこでも可能とは言えないくて、有る程度ランチ需要のありそうな地域とかになると思うけれど。また、別にキッチンカーが常駐していなくても、キッチンカーが自分達のお弁当をコンビニに納品して売って貰っても良いのでは。店頭での営業は1~2時間で、その後は店内にお弁当をコンビニ側が仕入れて販売すると。地方のコンビニは、結構駐車場が広いので、そう言うのでバリエーションを作ったり、キッチンカー側も営業の幅が広がると思うけれど。

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