2026年7月22日

骨太の方針2026

「骨太の方針2026」が、最初のドラフトから少し修正されて正式に閣議決定。これで今後数年間の日本の動向や方向性の大枠が決まったわけですが、課題はこの大枠からどれだけ迅速に個々の成長項目をスタートして道筋を付けて「勝ち筋」にする事が出来るかという、スピードと内容の厳しい競争が始まるわけです。

担当大臣が、城内実大臣と言う事も有り、ここ数日ローカルニュース等にゲスト出演して、この骨太の方針の静岡県への影響度に関しての話も効きますが、多少リップサービスはあるとしても静岡県に対してもかなり色々な可能性が感じられる内容。浜松周辺だと、AI/半導体関連とか航空機関連企業が有望らしいけれど、その地域や土地で「中核技術」や「中核要素」みたいなものが確立出来ると良いなと思います。例えばヤマハ(日本楽器製造)は、多分殆どの人が「楽器メーカー」というイメージだと思うけれど、エレクトーンをはじめとした電子楽器の基盤から、半導体製造では一時期日本のトップ規模の企業だったこともあるし、系列のヤマハ発動機では、少し前に中国へのドローン輸出で問題になったドローンや船舶系とかもあるから、無人飛行機や無人船舶南下も期待出来るだろうし。

課題は、「直ぐに経済拡大が実家出来ない」ものが多いことかな。壮大な計画だけに、準備にしても実際の作業にしても時間も手間もお金も掛かるから、某かの結果が見えてくるのは早くても数年後。それまでには、そう言う資本投入技術投入で社会活動が活発化して景気循環が上向きになれば、例えば賃金アップとか社会サービスの安定提供とか「実感」出来るものも生まれてくるかもしれないけれど、どうだろうか。そう言う意味では、やはり今世界的に経済を牽引しているAI/半導体関連が先ずは一番の注目株なんだろうか。先日nVidiaのCEOが来日して、日本の関連企業の幹部とミーティングをしたり、夜は神田の焼き鳥屋で宴会したりと満喫したみたいだけれど、色々と基礎技術・要素技術を持っている日本としては地味だけれど長期的に投資できる舞台と考えられそう。

最近支持率が急落してメディアの格好のターゲットになっている高市総理だけれど、少なくともこれまで停滞していた色々な事柄、特に「年収壁」とか「暫定税率」などを、あっと言う間に解決した実行力行動力決断力は評価してしかるべきだと思う。特にこう言う政策転換の時には最大の「内なる敵」になりそうな財務省に、盟友でも有る片山さつき大臣を排しているのだから、これまでのように良いアイデアがあっても「財務省に潰された」という理由はかなり減るのでは。これまでの財務省は、どうしても歳入内で歳出を抑えることしか考えていない節があったけれど、今後は「複数年次で最終的にプラスにする」という、ある意味やり甲斐のある政策実現出来るわけだから、そう言う「プラスの動機付け」を片山大臣には是非実現して欲しいなぁ。勿論「ギャンブルをしろ」という意味では無く、「より経済に注目せよ」ということかな。GPIFの成功なんかはその良い例だと思うけれど、ああいう成功体験をもっと色々なところで共有すれば、また新しいアイデアも生まれてくる気がします。そう言う「前向きな政治」に期待したい。 

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