産経新聞に掲載された、中道改革連合の小川淳也代表の記者会見記事。各論には振れずに、両論併記と言うよりは曖昧模糊としたくどい言い回しに終始して結論を出さない、所謂「小川構文」の典型みたいな発言。
松井氏の証言を巡る疑問点に関し、小川氏は「事実関係にさまざまな疑義があることは留意しなければならない」としつつ、「そうした動画が流通・拡散している事実がある。事務所の関与を疑われるやり取りも報じられている」と述べた。
「事実関係に様々な疑義があることは留意しなければ」と言うけれど、自分達が提示している証拠というか論拠は、ほぼ週刊文春の記事内容だけで自分達で調査なり取材した「証拠」なるものは皆無。自分達の調査結果の中に、何か曖昧部分不明な部分確定していない部分があるならば、「そういう部分は今後さらに調査し結論を明確にすることに留意する必要が有る」とか言うなら、まだ理解出来ます。でも、週刊誌記事しか根拠がないのに「疑義に留意」って、それはその週刊誌に言うべき話で、根拠として言って通る話でもないでしょう。また、「動画が流通・拡散している事実」と言うけれど、それはどの動画に関して言っているのか。週刊誌側が公開した動画には、時制が一致しない部分や明らかに最近制作されたというかなり確実な部分が含まれていて、「事実」とは言い難いものだしそれ故に削除されて取り消されているもの。事務所の関与なるものも、やはり使用されている音声が別のものと一致するような証拠もあり、「疑われているやり取り」の「疑われている」のは、事務所側の関与では無くその音声データを公開した週刊誌側だと思うのだけれど。
「首相の受け答えそのものが、首相たるべき資質、危機管理能力、答弁能力に関わる問題へと変質しつつある。そこを含めて厳しく問うていくのは、野党として非常に大きな責任の一つだ」
首相の受け答えそのものが資質能力を問われる問題へ変質と言うけれど、それはこの人の印象な訳で、無かったことを説明するには「有りません」という敷かないでしょう。仮に証明させるならば、その証拠を具体的に提示して、それに対しての説明なり反証を批判するなら分かる。でも、彼らが提示した週刊誌情報はほぼ全て否定されているわけで、それが「正しい」思うならば、先ずは自分達がそれを立証するべきでは。それに「厳しく問うことは野党の責任」と言うけれど、自分達はその問う機会から自ら退いているのに、どうやって「厳しく問う」のだろうか。本当に矛盾しているし、「起承転結」では無く、兎に角居まみえていることだけを羅列している「起起起発(散)」という、「小川構文その2」みたい。
野党の仕事の一つとして、与党に対しての監視と対決が有る事は事実だと思うけれど、先ず芝分達の足下(=統一政党)すら固められていないのに、人様に文句を言うのもどうかと個人的には感じるところ。対決姿勢にしても、やはり野党ならばより良い提案なり与党案の問題天を突くような提案をすることで、「次はこの政党に仕事を任せたい」と国民は思うわけで、先ずはその努力くらいはしろよと思うわけです。少し前までは国民民主党にそういう期待感があったわけですが、自民党と政策協定を結び自分達の要求は達成したのに、想定外の「解散」したのが許せないと掌返ししたあたりから、何か昔の「我が儘だけ野党」に戻ったような印象も。口だけで無く、態度や行動で示してくれる政党に変革して欲しいですよね。何だかんだ言いながらも、高市政権が高い支持率と低い不支持率を維持しているのは、やはりその行動力だと思うけどなぁ。ある意味「有限実行力」が、これまでの与党の中でも抜きん出ているところが、今の評価だと思う。
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