2024年3月24日

(NH) NGO-SIN/-NGO (2) - AMC vs MP、どっちがお得

来週水曜日27日まで購入可能な、SQの名古屋就航35周年記念プロモーション価格。早速プロモーションに釣られて予約してしまったんですが、ここでふと思ったのが「ANAとUA、どっちにマイルを付けた方がお得何だろうか」という事。UAのPQPも、今の為替レート(US$1=150円前後)よりもお得なレート換算(例えばUS$1=120円とか)で獲得出来るなら、それは大きなメリットになります。 UA、NH、SQは、いずれもスターアライアンス加盟航空会社なので、それぞれマイルを他のアカウントに付与することが可能。そこでちょっとシミュレーションしてみることに。今回のチケットは、SQ発券でNGO-SINの単純往復。ブッキングクラスは、SQの「Dクラス」で、多分SQのビジネスクラス料金の中で一番下のクラスだと思われます。ビジネスクラスとはいえ、提携航空会社のNHやUAに、どの程度優遇されるかは微妙な感じです。

まずは今回マイルを付ける予定のANAの場合を確認。ANAのサイトの「提携航空会社」のページからシンガポール航空のページへ移動します。「ビジネスクラス」の運賃別積算率は、Z, C, J, U, Dすべて「125%」になります。しかし、残念ながらANA便では無いので、ANA便ならば1.5倍の「路線倍率」は1.0倍。ただ、ビジネスクラスは積算率が100%以上なので「搭乗ポイント」の400ポイントは付与されます。SQのNGO-SINの基本マイル数が分からないので、ANAのTYO-SIN=3,312マイルを前提にすると、

3312*1.25+400=4,540PP

獲得出来る計算となり、往復では倍の9,080PPとなります。チケット代は171,900円なので、1PPあたり18.9円と、国内線利用時の目標である1PP=10円の倍位ですねぇ。因みに、ANA便でNRT-SIN往復をすると、

3312*1.25*1.5+400=6,610PP 

なので、7割位の獲得ということになります。まぁ、積算率の「×1.5」が大きいのは一目瞭然。ただ、今ANAのビジネスでのSIN行きは、30万円以上するので、1PP=23~25円位。それを考えると、PP効率は良いと言えます。

UAのMPに付ける場合はどうなのか。世の中には便利なツールがあるもので、UAのPQP/PQF計算サイトがちゃんとありました(笑)。 結果、基本マイルが3,127マイルで、100%しか付かないので、PQPは片道521PQPで往復でも1042PQP。

随分渋い結果ですねえ。クラスの倍率無しで、ボーナスマイルも無いから、基本マイル分しかPQP換算されない。試しにANAの場合だと、倍近くのPQPになります。
ANASQの換算率を比較すると、ANAの方が倍位多いですからね。これは仕方ない。こう見てみると、今回の35周年キャンペーンは、SQのKrisFlyerメンバーは当然として、AMCに付けてもそれなりのメリットはありそう。UA MPだと、ほぼ今の為替レートUS$1=150円と変わらないので、そんなにお得感は無いと言うのが結論でした。まぁ、予想通りだけれど、年内2回目のフライトに迷いが出てきました(笑)。(続く)

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