2024年3月12日

New Rig

今年は5年毎のアマチュア無線免許更新の年に当たるので、昨年はせっかくだから上級クラスへの更新を目指しましたが、あえなく断念。その後、現在の四アマ(取得時は「電話級」)から、せめて三アマくらいにしてから免許更新しようかとも思っていたんですが、結局いろいろな理由から余裕がなく現在に至ります。

もう時間も無くなってきたので、取りあえず免許更新を優先することに。普通に更新手付きをすれば良いのですが、流石に申請している無線機(リグ)は動作も怪しく、気が引ける結果に。そこで、どうせなら四アマ用に新しいリグを購入して、心機一転することに。10年振り以上の無線機購入なので、全くの浦島太郎状態。現在のリグはトリオ(TRIO)のハンディ機ですが、今はケンウッド(KENWOOD)からのJVCビクターになってしまったのかな。その前に使用していたのは、HF帯用の八重洲無線のFT-401Sという、かなり大きな無線機。当時は真空管を使用していたりしていて、大きくて重くて熱くなるのが無線機の代名詞みたいでしたが、今は殆ど半導体化されていて凄くコンパクトな無線機が発売されていてビックリ。更にビックリしたのは、価格が昔よりも高くなっていること。アマチュア無線は、昔は一つのブームみたいな時も合ったけれど、どんどん人口も減っていて、販売台数も一桁違うんじゃ無いだろうか。


そんな最近の状況に驚きながら、今回購入を決めたのが八重洲無線の「FT891S」という機種。FT891というモデルがベースに、2アマ用100W機が「FT-891」、3アマ用50W機が「FT-891M」、そして4アマ用の20W機(HF帯は10W)が「FT-891S」というモデル分けになっています。当然今回は、FT-891Sを購入しました。標準価格は「99,800円(+税)」なんですが、Amazonで探していたら新品で「69,850円(税込み)」とお得だったから。それ以外に気に入ったのが、小型なので車載可能と言うこと。将来的に上級ライセンスを獲得出来たら、自宅では高出力機にして、今回購入したFT-891Sは車載専用で、万一の場合の通信用にすることに。また、HF帯と50Mhz帯で使用可能なので、これは以前自分が実際にオンエアしていた周波数帯だから。値段とかサイズだけ見ると、144Mhz帯とか435Mhz帯用の安価な機種もあるんですが、どうもその周波数帯には良い記憶が無いので、余りそちらではOTAしたくないですし。

で、一昨日、半分勢いでAmazonでポチッとしたら、翌日昨日の午後お昼少し過ぎに配達されてきました。早いなぁ、Amazon。取りあえず箱を開けて中身を確認して見ましたが、本体サイズに改めてビックリ。昔のFT-401Sなんて、少し小さめの電子レンジくらいのサイズだったのに、このFT-891Sは外付けのBlu-rayドライブくらいのサイズ。それでいて、送信出力は変わらず、多分性能的にはこちらの方が数段上なんですからね。本当は直ぐにでも通電してみたいのですが、流石にその余裕は暫くないので、暫くはモスポール状態です。その後落ち着いたら、車載用のアンテナと、車内の電源確保を考えないと。後部のトランク部分には、AC100Vのコンセントが付いているので、最悪そこを使えるけれど。DC13.5V駆動の様なので、シガレット端子から使えるのかもしれないけれど、私の車にはそれは無いし(笑)。さて、また道楽が増えてしまった。

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