活動→疲労→休養→活動という三つの要素だけを我々は考えがちだが、これだとマイナスがゼロになるだけ。ここに活力というプラスの要素を加えることが必要と。/なぜかずっと疲れている人に足りないのは「攻めの休養」 ただ休むだけでは回復しない、生産性を高める休養のコツ https://t.co/F6RQjaMTPn
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) May 3, 2024
佐々木俊尚氏が紹介されていた、休養しているはずなのに中々取れない疲労に関して。多くの人の場合『「活動」→「疲労」→「休養」→「活動」→...』 という「活動」「疲労」「休養」の三角形のサイクルで回そうとして「休養不足」状態のまま次の「活動」が始まり、疲れが取れないという状況に陥っているという話。
じゃぁどうしたら十分に「休養」が取れるのか。「休養」というのは、開くまで「疲労」を修復する行為なので、幾ら「休養」をとっても、次の「活動」に繋がる動機付けだったり「やる気」みたいなものは増えないので、「活動」すればするほど「疲労」が大きくなり、それは「休養」しても「疲労」は快勝しても、活動に対しての意欲は減るばかり。これが所謂「疲労感」というものという話は、凄く腑に落ちます。じゃぁ次の「活動」に繋げるためにはどうしたらよいのかというと、「活力」を蓄える、と言う事が重要という話。つまり、次の「活動(=仕事)」に対しての「やる気を充電する」という事なんですよね。
何度か書いているんですが、私が初めて海外出張をするときに、出発前に海外出張の心得みたいな事を当時のマネジャー氏が色々話をしてくれたんですが、その中で今でも心にも記憶にも残っているのが「国内での仕事にしても、海外での仕事にしても、一生懸命やるのは当然。でも、ただ頑張れが良いというわけでは無い。月曜日から金曜日はしっかり仕事をして、土日は仕事の事は忘れてしっかり休む。土日休むのも『仕事のうち』と思ってしっかり休養して、次の月曜日からまたしっかり仕事をすること」と言うような事を言ってくれたんですよね。新人の頃は、とにかく頑張らないという変な思い込みもあるし、当時はバブルの真っ盛りだったから、早朝残業に深夜残業をしてバリバリ仕事をするのが「出来る人、偉い人」みたいな風潮もありました。場合に寄ったら、土日出社も厭わずに予定を厳守して行くのが偉いという時代だったこともあります。そんな中で「しっかり休むのも仕事のうち」と言われても、正直最初は意味が分からない。でも、実際に色々と仕事を任されたり、海外出張とか経験してみると、本当にただ頑張るだけでは、バッテリー切れになって止まってしまうことを実感しました。
「活力」というものを、じゃぁどうしたらよいのか・何をしたら良いのか、というのは難しい所。トレーニングとかして体を痛めつけることが「活力」の場合も有るだろうし、一日中うちでゴロゴロしてアニメを見てお酒を飲んでいるのが「活力」になる人もいるだろうし。自分は、やはり運動で無くても体を動かすのが「活力」に繋がると感じるのは、やはり日々の仕事をリモートワーク中心で座ったままの状態が多いからかなぁ。トレーニングと言わなくても、外を出歩くだけでも十分に気分転換になるし、結構有効だと思います。逆に、編にトレーニングとか考えてしまうと、基礎体力も落ちていることもあるので肉体的にかなり疲労してしまい、その為の休養が必要になってしいますし。そう言う意味でも、何か趣味を持つというのは結構大切なのかも。更に、1時間単位で5分位の休息タイムを入れたり、お茶したりということも、短いサイクルでのリセットに繋がるんだろうなぁ。集中出来るときには有る程度まとめて仕事をすることも必要だけれど、ルーティンワークみたいな事の繰り返しは、短時間毎に休息を入れたり気分転換をしたりという事で、細かくリセットしていくのが良さそう。
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