コンビニがあらゆる商品を売ってるように、あらゆる日常サービスを売る場所って方向はありかもなあ。「トレーニングや美容系に加え、コインランドリーやカラオケも検討している様子」/RIZAP、好調チョコザップ「町のサブスク」へ カラオケやMRIも - 日本経済新聞 https://t.co/hj3s0Endll
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) May 2, 2024
佐々木俊尚氏の引用から、チョコZAP躍進とこれからの戦略に関して。最初に「チョコZAP」という名前を聞いたときには、随分とおちょくった名称だなぁと思ったんですが、あれよあれよという間に街中に「ChocoZAP」の看板が目立つようになってビックリ。人間不思議な物で、最初は疑問を感じていても、これだけ頻繁に目に入るようになると「ちょっと見てみようか」という心理になるから不思議です。
記事の中では、現在の簡易的なトレーニング施設だけでなく、エステやゴルフ練習設備がある店舗もあるし、さらにはコインランドリーやカラオケ等も検討しているとのこと。これって、店舗展開している空き店舗にも寄るんじゃ無いですかね。今の店舗展開を見ていると、コンビニの跡地利用している店舗が自分の周りでは目立つ気がします。コインランドリーやカラオケとなると、もう少し大きな箱が必要ですから、今のような形態よりはもう少し大きな物件、例えばカラオケビルみたいなものを今後は探すような気がします。コインランドリーに関しては、最近ではコインランドリーが多角経営化していて、カフェ併設とかも普通になりつつあるし、自宅近くのコインランドリーでは店舗内に冷凍食品の自販機を置いていたりしてちょっとビックリ。
チョコZAP意外にも、所謂ジムのように練習着に着替えて、インストラクターがいてというレベルよりももっと敷居を低くした「普段着ジム」みたいなものはチョコZAPよりも先にありましたよね。どちらかと言うと、高齢者が健康維持のために簡易的なトレーニングをする施設でちょっと毛色は違っているけれど、あれは簡易的で取っ付きやすい上に、10分とか15分とか隙間時間を利用できるのが大きいメリットだと思います。また、簡易的トレーニングなので、着替えも不要だしそれ故に更衣室も不要、シャワー設備も不要と設備投資も効率化出来るし。私も、時々ですが自重トレーニングを自宅でやったりしていますが、やはり続ければ続けるほど「飽き」も生まれるんですよね。そういう時に気分転換にちょっと日頃は使っていないマシンを使ってみるとか、それが格安の料金で利用出来るとなれは、やはり人気は出るだろうなぁと納得出来ます。
もう一つは、最近の傾向として「タイパ(タイムパフォーマンス)」というのがかなり大きな付加価値と認識されて、空き時間に別の行動を入れるとか、ワンストップサービスで複数のニーズを満たすというのは、昔からある発想。カメラ屋さんが量販店になり、今では食品やリフォームにとその他商品まで販売している。最近では、薬屋さんがドラッグストアーとなり、こちらも食品や生活用品販売をしている。コンビニなどは、最初から複数の商品販売をしていたけれど、食品ニーズにどんどんシフトしていますが、これだって昔の「売店」の発展形と言えると思うし。だからと言って、どんな業種でも複合化すれば良いわけでは無いわけで、有る程度専門店みたいな所は残るでしょうね。汎用的なチョコZAPに対して、パーソナルトレーナー(PT)という存在はこれからも残るでしょうね。ただし、今は個人業種的な立場の人がPTでは多いと思うんですが、今後はチョコZAPと提携して、チョコZAPの補完的な内容、あるいはもう少し個人的に自宅でもトレーニングしたいような人向けに生活指導みたいなかたちで月に数回自宅訪問して指導する何て言うのも有りかもしれない。まぁ、世の中便利になって自分のために成るのであれば、いろいろなサービスが生まれていくのは良いことだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿