昨日の試合で、LA Dodgersの大谷選手が1打席目と4打席目にホームランを打つだけでなく、2/3打席にもヒットを打ち4打数4安打の満点の試合に。これで大谷選手は、打者8部門でリーグトップ(タイもあり)に立ったことになり、4月の開幕戦から暫く言われていた「大谷不調節」は一体どうした状態。
最初はヒットを打ち出して、ちょっと一安心したけれど、大谷選手の代名詞である「ホームランむがなかなか出ずにヤキモキ。それでも、ホームランが出だしたら、4月には前年同様の7本まで届き、この調子ならば今年も40本行くかと思ったら、もうポンポンぽんと10号まで到達。去年と比べて凄いと思うのは、今年は打率や打点も良いことですよね。ここ最近の試合で固め打ちをしたので、一時下がっていた打率も.364位まで上がったのかな。しかも、昨年よりもランナーがいるときにヒットが打てているので、打点もリーグトップというも違うところ。大谷選手の場合は、単打よりも長打の方が多いから、それだけ打点にも貢献している気がします。
素人ながら大谷選手の試合を見ていて感じるのは、彼の場合はベースがホームランで、その短いものがヒット(と言っても二塁打)という事。普通は、まずヒットが有って、その延長にホームランが有るんじゃ無いかと思うんですよね。だから、ベースの違いを感じます。ヒットが主目的の選手と、ホームランが主目的の選手が、同じ状況で同じ打数で勝負しても、そりゃぁ差が出てきて当然だと思う。ただ、それを普通にやってしまう大谷選手がやっばり凄いという事なんですよね。まだまだ早い過ぎる話題だとは思うけれど、若しかしたら今年は大谷選手に三冠王の機会がかなり大きい気がします。二刀流でもホームラン王になるくらいだから、DHとは言え打者専念している今年ならば、やっぱりそれ位は狙ってほしいですよね。で、来年は投手中心でサイヤング賞を獲得して、三冠王とサイヤング賞をどちらも獲得した選手、みたいなトリビアが生まれたりして。
まぁ、打者の記録だけのトリビアとか投手だけのトリビアだと色々な選手が浮かぶけれど、打者と投手両方でのトリビアとなったら、とにかく「大谷翔平」と言えば90%以上はあたりそうな気がする。しかも、彼が塗り替えている記録の多くは、野球の神様・ベーブルースの記録な訳で、まぁアメリカの野球好きにしたら、いつかルースの記録も塗り替えられるとは思っていても、それが日本から来た二刀流選手だとは誰も予想しなかったでしょうね。これだけ好調さが戻ってくると、恐いの「怪我」だけ。病気とか体調とかは、奥様も居ることだしそんなに心配することは無いと思うけれど、ここ最近メディア等で指摘されている右足だったかな、気にする素振りだとか、例えば盗塁でのクロスプレーでの怪我とか、そう言うものが一番怖いですよね。今の所無双状態の大谷選手ではあるけれど、無敵という訳では無いですからね。実際昨シーズンも肘の怪我で途中から休養に入ったわけですし。とにかく、怪我なく一年間シーズンを過ごしてくれれば、記録もついてくるだろうし、もしかしたらDodgersとしても久し振りのワールドシリーズ制覇も出来そうな気がする。その立役者の一人として、税最後のお立ち台に立つ姿を見たいです。
[ 2024/05/07追記 ]
こんなことを書いた当日に、3試合連続となる第11号ホームランで、ホームラン数単独リーグトップとは...
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