さて、Bangkok滞在2日目、観光初日。有名な寺院や遺跡を回りたいという義妹・姪のリクエストで、まずは王宮(Grand Palace)に向かいます。もともとBangkokの交通渋滞は酷いけれど、この日は土曜日の週末だったので、大きな観光バスも多く見かけて大変でした。でも、去年ソンクラーン(Songkran)の時に訪問した時に比べれば、まだましですが。結局1時間一寸掛かって、ホテルから王宮に到着。ここでプチトラブル発生。
この場所は、まぁ国内でも一番神聖な場所ですから服装規定が厳しく設定されています。ノースリーブや短パンは駄目。ジーンズも、普通のものはOKだけど、ダメージジーンズは駄目。女性でも、くるぶしが隠れていないパンツは駄目とか、兎に角入り口で怖そうな女性と男性が目を光らせて、どんどんだめ出し手をしています。そんな場合は、横に衣類のレンタルコーナーがあります。実は今回弟夫婦、姪、私の4人で入ったところ、ショートパンツをはいていた弟が引っかかりました。で、レンタルコーナーに行ったんだけど10分位したら怒って戻ってきました。どうも、長いこと待たされたあげく、タイ風の長ズボンのレンタル料が200THBらしいのですが、お釣りが出ないので払えなかった様子。結局、弟は外で待っていて3人でチェックゲートを通過して中に入ります。
で、中では入場券を購入するんですが、ここでまたイラッとすることが。入場料は一人500THBで、3人分購入のため1000THB×2枚を窓口で渡しました。チケットは直ぐに出てきたんだけど、中の女性スタッフは素知らぬ顔で次のお客の対応をしようとします。ここで「Change, please.」と言って、やっとお釣りの500THBが戻ってきました。実はお釣りが無いとか言われるかなと思って、「前のお客が500THB札で払ったろ」という想定問答も考えていたんですが、そこは向こうもそこまではしない様子。でもねぇ、これだけの施設の受付なんだから、もう少し気持ちよく対応して欲しいのだけれど。東南アジア特有のモードではあるけれど、やはり日本人としてはイラッときますね。購入したチケットには、市内にある別の博物館等の入場券もセットになっているものでした。
中に入ると、黄金色と派手な極彩色のオンパレード。日本の神社仏閣は、金閣寺みたいな例外はあるものの、金色の飾りなどは使いつつも、全体は渋めのトーン(木造建築だからかな)で構成されているのに対して、こちらはもう気候同様「フィーバー(古い...)」している感じ。国民性の違いもあるのかもしれないけれど、個人的にはちょっと苦手な雰囲気です。
でも、義妹と姪は何か大いに気に入ったのか、喜んであちこち見て回っていて、最近とみに運動不足の伯父さんは息を切らせながら追いかけていく始末。ホテルから未開封のミネラルウォーターのボトルを2本持参したんですが、鞄に入れていたボトルが「ぬるい」を通り越して「少し熱い」と感じる位の陽気の中、初めての体験に満足しているようでした。
建物も地面(通路)も石造りだからなんでしょう、照り返しも凄く強い。だから、奥まった一角の、こんな芝生の庭がある場所に出てくると、ちょっと吹く風も涼しく感じられます。丁度スプリンクラーで散水もしていたのも良かったかな。この周りには、立ち入り禁止の通路が何カ所か合って、近衛兵らしい人が立ち番をしているんですが、みんなそこに並んで写真を撮っている。撮影した後に観光客が御礼を言うと、軽く会釈していたのがちょっとかわいらしく見えますが、彼らも大変ですよね。暑い中立ち番をして、かつ観光客の相手もして、と。
一時間少しをかけてぐるっと宮殿内を一回りして元の出口に戻ってくると、無事に弟と合流。次の目的地であるWat Phoに向かいました。(続く...)
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