東京ディズニーランド(TDL)が、昨日開業30周年を向かえたということで、朝8:00の開園の様子をどこの放送局も放送していました。NHKまでが「30周年」ということで中継をし、びっくりしたのはゲート前の様子だけじゃ無くて、ヘリコプターを飛ばして空撮まで撮っていたこと。正直、そこまでやるかなという気もするし、当然「皆様の受信料」から出ているお金なわけで、NHKがそこまではしゃぐ事は無いだろうと、小一時間...
まぁ、そうは言っても、ここ数年はコンスタントに年間2,500~2,700万人近い入場者を確保している一大産業ですからね。今年は30周年の記念イベントもいろいろ開催されるようだから、3,000万人突破するんじゃないだろうか。個人的には、TDLには入ったことがあるけれど、TDS (Disney Sea)にはまだ行ったことが無いんですよね。とは言っても、やっぱり本家のWDWの方が好きだけど(をぃ)。でも、日本でこれだけの規模でテーマパークが成功するなんて、多分誰も想像してなかったんじゃないだろうか。と言うか、それまでの「遊園地」しか知らない日本人にとって、「テーマパーク」という存在が突然登場したことは、かなりのカルチャーショックですよね。今でこそ、ジェットコースター的なライド物も増えたけれど、ディズニーという「世界観を楽しむ」という娯楽って、同様にアニメの世界にも通じる物を個人的に感じます。だからこそ、日本人の感性に響く物があり、それがここまでの好調さを支えているんだろうと。
勿論、舞浜という場所も、都内からほどよく離れていて、交通の不便さはそれほど無いけれど、ちょっと都会からは離れた別の世界という印象もあるだろうし。最近でこそ、周辺もかなり開発されたけれど、開園当初は本当に何も無い場所だったと記憶していますから。でも、TDSが開業してTDRとなり、流石に周りにさらに開発する余裕は無いように思うんだけど、これからはどうするんだろうか。さらに海側に埋め立てをして敷地を広げて、第三・第四のテーマパークとか作るんだろうか。本家のWDWは、まだまだ敷地が残っていて、後100年でも200年でも拡張できそうだけど... もしかしたら、地下に潜るとか(まて)。
TDL関係の書籍は何冊か読んだことがあるんですが、元々有ったDisneyの顧客満足の姿勢に、日本人的なきめ細やかなサービス精神が旨く融合した結果が、WDWや他のDisneyサイトとは異なる、日本のTDL/TDRとも言うべきものを海育てたんだろうと感じます。それがまさに、日本のキラーコンピテンシーであり、キラーコンテンツを生む源泉なんだろうな、と。新しいイベントの開発とか、新しい施設の開発と言う事も重要だけど、結局は世界観にあこがれて入場している訳だから、その中で「生活している」キャストとキャラクターが、どれだけ「夢の国」という世界観を実現しているか、というのが重要何じゃ無いでしょうか。そっちの方が、個人的には興味があったりして(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿