2013年4月12日

テレビの非コモディティ化

ITmediaの記事から、SONYが4Kテレビ発売に合わせてコモディティ化しないと言っていることについて。この記事を読んでていてふと思ったんですが、今の薄型テレビというデバイスを、50インチ、60インチの「大型タブレットデバイス」と思ったらどうだろうか。まぁ、電源は仕方ないとして、それ以外はサイズが違うだけでいけそうな気がするんですが。勿論、毎日通勤の時に持ち歩くなんて事は出来ないけれど、家庭内でリビングや寝室に移動するとか、季候の良い時に車に搭載してキャンプの時に使うとか。30インチ位なら、結構使い方がいろいろ生まれそうな気がする。

「だったらプロジェクターでいいじゃん」と言われそうだけど、それはそれとして高画質で高解像度の映像デバイスが持ち運べるというのが、これまでに無い付加価値になりそうな気がするんだけど。例えば、WALKMANは、それまで家庭内で固定されていたオーディオ機能を外に持ち運ぶことで新しい文化を創造したわけで、同じようにノートブックコンピューター(ラップトップ)も、ホストに縛られて室内に固定されていた情報処理の世界に新しい分野を生み出しました。同じように、今はスマホやタブレットの小さな画面で眺めている「映像情報」が、大画面の、あるいは実寸で表示されるような時代になったら、それはそれでまた新しい市場や文化が生まれそうな気がするんですけどね。どうだろうか...

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