2013年4月26日

オールインワン

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、ユーザー交換出来ない内蔵バッテリーについて。自分が今オフィスマシンとして使っているThinkPad X1 Carbonが、さまにこの「はめ殺しバッテリー」タイプで、正直初めてこういうモデルを使う時には、バッテリー劣化が心配になります。何せ、ノートブックパソコン黎明期から使っていますから、どうしても昔のNiCdバッテリーの劣化具合の記憶が残っていますからね。

例えば、使用寿命が5年くらい担保されているなら、まぁ多少は気楽に使うんですけど、サイクルカウントが500回とか聞いてしまうと、どう考えても2年位しか持たないんじゃ無いのか、と不安になります。会社の減価償却期間が3年ですから、せめて1000回位はOKと言ってくれれば、多少は気も楽になるんですが。勿論、ユーザー自身での交換は無理でも、修理扱いなら可能なわけですが、そのコストがちょっと高い。「技術料」ということもあるんだろうけど、今の価格で1万円近く掛かるのは、ちょっと痛いですよね。

ふと思ったんですが、PCメーカーの顧客囲い込み対策として、自社製品の購入価格と使用年数を組み合わせて、一種のポイント制度みたいなものを作り、その中でバッテリー交換に関しては、ある程度のロイヤリティがあれば実費だけにするとか、そういうのは出来ないだろうか。一般的な保守サービスと組み合わせてもいいだろうし。あるいは、最近では量販店が独自に長期保証や修理期間の延長サービスなんかを設定しているけれど、そういうところとメーカーが組んで、バッテリー交換とか簡単な修理程度なら、ポイントで交換可能なんていうのがあると、自分としても便利だし長く使い続けたいと思うのですけどね。

データがクラウド化して、物理的なPCの役割が変わっている時に、そのPCに依存する部分が残るのはちょっと疑問かなと感じます。


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