民主党・輿石氏が言う3Kとは、「暮らし、雇用、憲法」らしいのだけれど、元々の3Kって「きつい、汚い、危険」の意味だったはず。何か、使い方、間違ってないか? それに、憲法はちょっと横に置いておくとしても、暮らしと雇用に関してはつい最近まで自分達がその責任を負っていたはずなわけで、3年以上もその地位にいたのに何をやってきたのか、それをまずは反省して貰わないと。
アベノミクスと言うけれど、経済改善の兆候が感じられないという話も聞くんですが、実際のところ一部企業ではあるけれど給料やボーナスのアップを表明している企業もあるし、経済活動の指標である株価がアップしていることも事実。個人的に一番上向き具合を感じているのは、デパートとか駅ビル等の物販関係の施設に入ると、以前と比べて人の流れや数が増えていることから。まだまだ道のりは長いと思うけれど、結局3年半屋って駄目だったのだから、高々半年程度でとやかく言われる筋合いはないだろうし。でも、それだけ傷口は深くなっているわけだから、兎に角先ずは経済のバイタルデータを少しでも良くして、それからある程度体力回復したら徐々にきついけれど効果的な薬(=対策)を投入していかないといけませんね。
「暮らし」と「雇用」に関して言えば、次の参議院選挙のある7月までに少しでも景気回復の気分が生まれれば、多分民主党のコールド負けになるんじゃないだろうか。7月と言えばボーナスシーズンだけど、多分昨年末や去年の夏よりもアップしているケースが増えるような気がします。そうなると、暮らしと雇用に関しては多くの人は「プラス」という印象を受けるだろうなぁ。日経平均にしても、今の1万3000円位から1万5000円位まで上がったら、かなり好況感が改善して、それが前向きな経済活動(主に購買活動)に繋がる気がしますね。いずれにしても、民主党時代の3年半には無かった動きが、短い間に出てきたら、勝負は始まる前に決まるような気がする。
憲法改正(のための手続き変更)にしても、最近の北朝鮮状況次第では一気に「改正」に傾くかもしれませんね。日本というのは、良くも悪くも外圧によって変化してきた国だと思うんですが、今、経済的にも、軍事的にも、地勢的にも、いろいろな外圧が一度に日本に向かっている気がしています。それをチャンスとして生かすか、ピンチとして失うか、そちらの方が次の選挙の行方や政権の行方よりも、興味があるし重要な気がします。
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