2023年9月29日

国慶節

今朝のニュースでは、中国国慶節の長期休暇の様子を一斉に流していましたが、5月1日のメーデーと、10月1日の国慶節、あと1~2月の春節は中国での長期休暇の季節で、人口も多いから大変な時期に。今年の国慶節では20億人が移動するらしい。今の中国の総人口は13億人だったかな、その倍近い人口がこの一週間位の間に国内外へ移動するから大変。中国に居る仕事相手何かも、早々と休暇を取っている人が多いのですが、中国での開発や製造にも依存して居るから、これから一週間はブラックアウト状態。 

日本のG.W.立ったりお正月何かも同様なんですが、国家的なお休みだからと言って全国民が一斉に休めるわけでは無く、公共交通機関とかガス水道電気みたいな公共サービスは止めるわけには行かないし、医療機関だとか警察消防なんかもそう。当然中国だって、20億人が移動するとはいえそれなりの人数の人は仕事を続けないといけないでしょう。実際、海外に脱出する人の長い列が北京国際空港なんかにも出来ているらしいけれど、飛行機だってこの機関運休するわけにも行かないだろうし。

実際日本行きの航空機は満席に近い状態らしい。政府レベルでは、福島第一原発のALPS処理水放出に対しての嫌がらせが止まないけれど、まぁ国民レベルでは政府に従いつつも自分達の利益優先の人達だから、そこは本音と建て前は日本以上だと思う。静岡空港も、運休していた中国からの路線が再開するらしいし、やっと少しずつだけれどコロナ禍以前の状態が戻ってきた感じ。国内の流通関係は爆買いを期待する声が大きいけれど、以前みたいな極端な買い占めは止めて欲しいけれど。

日本からの食品輸入の禁止だけで無く、日本への渡航制限もという話もあったけれど、団体旅行は制限するけれど個人旅行は見て見ぬ振りをしているのかな。国内で、中国からの団体客用に予約されていたバスがキャンセルされたりというニュースが流れる一方、日本行きのフライトは満席に近いとか既に国内で日本旅行を満喫している中国からの訪日観光客のインタビュー記事が幾つも流れてきたりと、結構報道される内容と実際の状況には乖離が有りそう。自分自身、行きたい国、行きたくない国、好きな国、好きでは無い国、とか正直存在するので、日本が行きたい場所であれば来てくれれば良いし、そうで無ければ別のもっと過ごしやすい場所へ行けば良いだけの話し。ただ、やはり実際に見て貰えれば、中国国内で見聞きした事との違いに疑問を感じると思うんですよね。それが仮に凄く小さなものであっても、そういう体験とか記憶はずっと残ると思うし、そういう所から将来の大きな変化が生まれる切っ掛けになるような気がします。

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