ジャニーズ事務所所属タレントに対して続く逆風の中、福島県は「TOKIO課」を継続することを発表。東日本の震災後は、福島第一原発の影響もあって浪江村に建設された「DASH村」はずっと閉鎖状態。一時期は福島県を離れて米作りなどを続けていたけれど、数年前から福島県に再び戻り、それ故に「TOKIO課」も出来たわけですが、やはり20年以上の繋がりと信頼感は、ちょっとやそっとのことでは崩れないという事なんだろうなぁ。
TOKIOも、「鉄腕DASH」をはじめ幾つかの番組を持っていたけれど、色々な事情から一人抜け二人抜け、今は3人。結果的にジャニーズ事務所を離れて「株式会社TOKIO」として活動している事も、今回は功を奏したのかもしれない。その活動内容に賛否は有るだろうけど、何だかんだ言っても福島の「DASH村」で何年も農作業を続けて、震災で一時中断したとはいえ、再び福島に戻ってきて続けようとしている気持ちは、やっぱり生半可なものじゃない気がする。大体「DASH村」だって、元々は地図に「DASH村」という地名を載せたいという企画から始まったもので、そのためには役所が必要、生活実績が必要、等等の条件をクリアーするために、あの場所を選んで家を建てて、畑や田圃を耕して、生活を始めたわけですから。それが何年どころか10年20年と続くとは誰も予想しなかったでしょうね。
TOKIO以外だと、こんな感じに「個人契約」という形でジャニーズ事務所色を払拭させるのも一つのアイデアかも。来週発表する予定という、ジャニーズ事務所側の対応内容次第だろうけど、これを機会に独立するメンバーやグループも有るかも。あるいは、吉本興業が一連の騒動の時に契約方式を変更して、業務委託みたいな形も許したけれどあんな感じで、今は分離した若手育成の会社「ジャニーズアイランド」が社名変更(「ジャニーズ」が無い名称)を新人スカウト・発掘・育成専門の会社に改編して、今のジャニーズ事務所はイベント等の企画運営会社と、所属タレントや業務委託タレントのマネージメント会社の、3会社くらいに分離して、それらを統括するとホールディング(HD)会社見たいな組織になるのが一番良いんじゃ無いだろうか。あっ、後はそのHDの下に、被害者に対しての補償や交渉専門の会社を置いても良い気がする。
自分は色々な「物作り」が好きなので、鉄腕DASHのコーナーは好きなものが多く、そう言う意味ではTOKIOが一番身近に感じるグループかな。だから、彼らにはもう少し頑張ってほしいし、ある意味ジャニーズ再生のシンボルみたいな存在になって貰っても良いのかも。今は閉鎖されている「DASH村」が復活して、あの土地での活動が再開して、そして本当の意味で日本の地図に「DASH村」が刻まれる所までやってくれないかなぁ。厳しい状況が続くことは仕方ないだろうし、企業側としても理由があるのは分かるけれど、それでも昔からの繋がりを尊重してくれる人も居ることはちょっと救いになる気がします。
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