2023年9月20日

制服姿歓迎

時々話題になる、警察官や消防士、あるいは制服のある仕事の人がお昼休みや休憩の時にコンビニやファストフード店等を利用することを批判するSNS。アメリカのドラマや映画を観ていると、警察官(ポリス)がドーナツ店に入ってコーヒーとドーナツを買っていく場面が普通に描かれるけれど、向こうだと実際にそういう場面は普通にあって、それがそのお店やその周辺地域に対しての抑止力になっている事も事実。日本はそういう不安は殆ど無いので、そういう制服の抑止力が無い事が当たり前だから、こういう感想がTLにも書き込まれるんだろうけど、それは職業差別だと思う。

お店などによっては、制服を着ている人が上にカーディガンを羽織ったり、旨の名札の所に「休憩中」とか名前を隠すような形にして休憩にでている時があるけれど、一つの愛では共通のそういうサインを決めて、それを付けている人は現在は休憩中とか食事中という事を周りが認識出来るようにしたら良いのでは。ただそうしたらそうしたで、ちょっとした短い時間に買い物に入ろうとしたらサインを忘れて、「仕事中に何サボっている」という批判を再発する事になってしまうかもしれないから、その当たりは注意が必要だろうけど。

考えてみたら、営業職とか外回りの仕事の人って、喫茶店とか最近ならファストフード店とかで時間を潰したりしている時もあるわけですよね。中には、Wi-Fi接続が必要でスタバでパソコン開いている人も居るだろうけど、ちょっと休憩とか一服とかしている人も多いんじゃ無いだろうか。ああいう人達が無視されて、たまたま目脱制服を着用しているという理由だけで、警察官とかそういう職業の人だけがやり玉に挙がるのは不公平だと思う。大体、昔だと自宅近くの交番のお巡りさんが時々訪れてきて、不審者がいないかだとか高齢者のお宅だと健康状態を確認したりとか、その時にお茶くらいは出しただろうし、ある意味普通にそういう交流はあったわけです。それが、まずは警察官が減ってきたことと、交番制度も縮小しているし、あとはSNSの功罪の一つだと思うけれど、自分が理由も無く思いついたことが直ぐに拡散されるから、こう言う事も最初は大事のような話として拡散することが問題だと思う。

時間が掛かったことは惜しいけれど、でもこうやって賛否が見える化されて、その中で社会の意見集約がされていくことが一番自然で望ましい事かもしれない。まぁ、一般的に考えて今回の様に肯定的な方向に収斂して行くであろう事は確実だと思うし、今後はこういう形でのパトロールが新しい社会安全の実装方法みたいな形で生きてくれば良いと思う。これで、偶々昼食を購入しようとコンビニお巡りさんがいたところに、強盗が侵入してきて返り討ちに遭うみたいなことが起きたら、ますますこういう形での社会生活への浸透は賛成されると思う。 

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