2022年8月29日

機内持ち込み

今回購入したAnkerのモバイルバッテリー。まだ実戦投入まではしていないのですが、ふと気になったのが「飛行機内に持ち込めるのか」ということ。バッテリーの発火騒動等も有り、バッテリ類に関しては機内持ち込みはおろか、亜付け入れも出来ない場合があり注意が必要。「それならパソコンは?」という疑問がまず浮かんでくるんですが、一律禁止ではなくバッテリー容量によって制限が生まれてきて、パソコン等のデジタルデバイスに関しては、多くは内蔵バッテリー容量が小さいという事で機内持ち込みが認められているもの。ただ、今回の様なモバイルバッテリーはその範疇には含まれず、また容量も19,200mAhと大きいので、購入してからちょっと心配になりました。

まずはANAの当該ページ(国内線)を確認してみると、 「予備電池(モバイルバッテリー)」は、

  • ワット時定格量(Wh)が、100Wh以下のリチウムイオン電池は、機内持ち込み可能(手荷物預け入れは不可)
  • ワット時定格量(Wh)が、100Whを超えて160Wh以下のリチウムイオン電池は、2個まで機内持ち込み可能(手荷物預け入れは不可)
となっています。国際線に関しても、ANAは国内線と同じルール適用になっています。では、もう一つの常用航空会社のUAはどうなっているか調べたら、UAもANAと同じく、100Whまでなら機内持ち込み可能(預け入れは不可)、100Whを超えて160Whまでなら2個までの機内持ち込みが可能と記載されています。

そこで今回購入したAnkerのモバイルバッテリーのワット時定格量を調べてみると、メーカーのサイトには掲載されていません。本体に印刷されているはずなのでひっくり返してみると、こんな表記が。

「定格容量: 12,100mAh」「定格電圧: 5V」なので、
12,100mAh ÷ 1000 × 5V = 60.5Wh (< 100Wh)

と問題無い範囲。誤解されて、バッテリー容量の19,200hAhで計算されても、96Whとなるので100Wh以下で問題無し。UAの国内線で利用するときに、セキュリティチェックのTSA職員によっては何か言われる可能性(リスク)はあるんですが、その時はその時かなぁ。で、この裏面の表記を見ていて「6*3200mAh」と書かれているところに反応。3200mAh (5V)のバッテリーセルを6個入れているんだろうな。取りあえず、ルール上は機内持ち込みで対応可能で問題無さそうなことが確認出来てホッと一息。まぁ、年内に国内線・国際線に搭乗する機会があるだろうから、その時に一度試してみたいですね。

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