2023年9月28日

東の〇〇、西の△△

「東の〇〇、西の△△」と言い方は、東西で傑出した人物を比較紹介する時に使われる表現ですが、良い意味だけで無く悪い意味でも使われる事も多くて、最近よく聞くのが「東の川勝、西の玉城」というフレーズ。説明するまでも無く、稚拙な自治体行政で批判を浴びている、東の「川勝静岡県知事」と西の「玉城沖縄知事」の事。

川勝知事に関しては、一向に進まないリニア新幹線工事の件と、自身の行いから給与返上を言ったのに実際にはその手続きをしていなかった詐欺的行為に対して、だんだんと批判が高まっていますが、何故か周辺での人気は高く、次の知事選挙に出馬したらまた当選する可能性も決して低くない印象。流石にそれは勘弁してほしいけれど、ここ最近は川勝知事就任以来一番知事批判が高くなっていることは事実だと思う。

一方の玉城知事は、普天間基地の辺野古移転に関して、件が追加工事承認しないことは違法と最高裁判断がでても、「期限不十分」という事で、この後国交省が更に指示を出して、それにも従わない場合には代執行になるらしい。まぁ、知事側としては代執行が行われて工事自他が進められる分には、自分達の責任では無いと言い訳できるし、国に対峙しているという姿勢を強調も出来るから、案外願ったり叶った理なのかもしれない。でも、それって行政として責務の放棄じゃ無いのか。さらには、県庁からのPFAS流出問題に関しては、事前にその事実を知りながら国連で在日米軍批判の材料に使い為なのか公表を遅らせていた疑念も生まれていて、もう行政って何なのという気持ちしか感じない。 

そんな「西の△△」氏と比較されて、それだけ悪いと言われる「東の川勝知事」なのだけれど、前回一票差で成立しなかった知事への不信任決議案も、反対を投じた国民民主党系の議員が無免許運転で議員辞職したので、もしもう一度不信任決議を提出したら今度は不信任が決まる可能性があるのだろうか。県議会野党で知事与党の、立憲民主党とか国民民主党等の議員から離反する議員がもう一人二人はで無いと不信任案可決には厳しいと思うけれど、リニア問題やその他県内の色々な場所で物議を醸している知事には、もう少し理性的に話をするか、それが駄目ならやはり引退を考えてほしいところ。ただ、どちらの知事にしても、外から見ると奇異に感じる行動や発言も、地元ではそれなりの支持を得ているから存在しているわけで、そう言う意味では地元の意識改革の方がまずは先決なんでしょうね。それでも、同じ静岡県でも西部に住む自分から観ても、何で中部の人達はあの人をそんなに支持するのかよく分からないけれど。

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