2016年10月17日

屁理屈

国籍問題で物議を醸している蓮舫民進党代表。結局これまで説明してきた事は全て虚偽と言う事が分かり、最終的に先週辺りに「二重国籍状態」を是正したらしい。記者会見で「国籍法違反に当たらず」と言っているらしいけれど、今回それが是正されただけで、それまでは「違反状態」だったのにこの言い方は無いでしょう。まるでこれまでも問題無かったような言い方。流石元タレントだなと、変なところで感心したけれど。これ、例えば他人の車を盗んで、でもずっと「私は盗んでいない」と言いながらも、急にそれが公になってしまったので慌てて盗んだ車を車庫に戻して、「私が盗んでいない事が明らかになった」と言っているようなもの。しかも彼女の場合、その二重国籍の時代中それを公言していたし、それを利用していた節もあるわけで、車本体を元に戻したとしても、それを利用していたら窃盗罪になるんじゃ無いの。

彼女の場合、本人の国籍やパスポート利用履歴にも不審なところがあるけれど、ご両親の相続問題とかいろいろと不明な部分が多いみたい。これ、台湾で精査されたら、かなり色々とぼろが出てくるんじゃ無いだろうか。文春砲当たりが調査すると、かなり大きな事件になったりして。結局は、彼女がちゃんと真摯にお詫びしていれば何もこんな大きな話にはならなかったのに、結局自分のプライドなのか何か探られたくない事があったからか、嘘を嘘で固めていったからこんな事になったわけで、これで彼女としては幕引きを期待しているのかもしれないけれど、今後もことある毎にこの話題を出されたら、色々と表に出ては拙いような話も出てくるのでは無いだろうか。

で、今回明確に日本国籍を取得して、台湾籍を放棄したのであれば、芸名の「蓮舫」ではなく、ちゃんと本名の「村田蓮舫」あるいは旧姓の「謝蓮舫」と名乗るべきなのでは。私は、国民の代表としての国会議員(地方議員もそうするべきと思う)何だから、活動する時は芸名ではなく本名で活動するべきだと思うんですよね。公の人間なんだから。ただ、結婚等の事情から姓が変わる場合はあるから、そう言う場合は旧姓・新姓どちらも利用可能というのは納得できるけれど。国会議員、それも野党第一党の代表者が、名前は本名ではあるけれど、ずっと「芸名」で活動するというのは、それって変じゃないの。タレント議員だから、どうしても知名度を維持するために芸名を使いたいという希望はあるだろうけど、国会議員はタレント活動では無いわけだし。

彼女自身に恨みがあるわけでは無いけれど、これまでの言動や行動に関しては不信感しか残らなかった騒動ですね。「かった」と言ったけれど、これで終わりになるのだろうか。年末・年明けに衆議院解散となったら、そこでまた爆弾が見つかるのかも。

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