日曜日の試合は接戦以上の接戦となり、最後は想わぬ幕切れで敗退。うーん、世の中上手く行かないものではあるけれど、ちょっと勝負の神様を呪いたくなるくらいこういう展開が続きます。
冷静に試合を振り返ってみると、どの場合でも「切っ掛け」は必ずあるんですよね。それを「れば・たら」と言ってしまうのは簡単だけれど、その「れば・たら」をどれだけ次の試合で減らせるかというのが今は重要。「ターニングポイント」と言うほどでは無いけれど、「ターニングポイント予備軍」みたいな兆候ですよね。それを咄嗟の判断で評価して、必要なアクションを取らないといけない。それらは、コーチの仕事ではあるけれど、選手もそこに加わりより精度の高い判断をより早く実行するという仕組みが、まだまだ足りないのかな。
雛が卵の殻を割って外に出ることを「勝利」に例えると、今はくちばしであちこち突きだした状態。からにひびも入っていて、「よし、でるぞ」と思ってぶつかったら、まだひびの入り具合が足りなくてはじき返された状態。もう少し攻撃をしてひびを広げるか、そんな状態でも殻を破ることが出来る守りを固めるか、あるいはその両方を短い時間の中で準備して行かないと、これからの試合は勝ち残れません。その覚悟がこの試合で得られたとすれば、それはそれで成果といって良いのかも。
いずれにしても、トーナメントに入れば負ければ終わりの一発勝負が続くわけです。それが一つ早く始まったと思えば、不思議では無いはず。それだけの覚悟があれば、まだまだいけると信じたいですね。
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